3月14日開業|伊豆高原で囲炉裏とサウナを楽しむ新ヴィラ
ベストカレンダー編集部
2026年3月4日 16:33
Hiire開業
開催日:3月14日
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伊豆高原に誕生した「火を囲む」新しい宿泊体験
東急株式会社は、社内起業家育成制度の第10号案件として、セルフオーベルジュ型プライベートヴィラ「Hiire(ひいれ)」を静岡県伊豆高原に開業します。開業日は2026年3月14日(土)、報道発表は2026年3月4日14時00分付のプレスリリースに基づくものです。運営は東急の社内チーム「青鳩(あおばと)」を中心とするプロジェクトチームが担当します。
本施設は「風土に火入れする宿」というコンセプトのもと、囲炉裏とサウナ・温泉という“二つの火入れ”を滞在の軸に据え、宿泊者自らが伊豆の食材を調理する時間を中核に据えた「セルフオーベルジュ」スタイルを提供します。滞在中は囲炉裏での調理と会話、サウナや温泉での休息が組み合わさった日常とは異なる時間の使い方が想定されています。
発表の背景と意義
近年、仲間や家族で一棟貸しやキャンプ、BBQといった「火を囲む滞在」が広がる一方、準備や天候に左右されるといった課題がありました。Hiireはその課題に応える形で、囲炉裏の設えをラウンジのようにくつろげる高さと配置にアップデートし、屋内のリビング空間で天候に左右されずに火を囲めることを狙いとしています。
また、東急グループはこれまで伊豆エリアで鉄道運行やホテル運営、観光列車の運行などを通じ地域活性化に取り組んできた経緯があり、本プロジェクトはその延長線上に位置付けられます。施設の売上の一部は伊豆エリアの自然環境保全に取り組む団体へ寄付され、持続可能な地域活性化にもつながる仕組みが組み込まれています。
施設の構成と滞在中の体験
Hiireは全3棟の一棟貸しヴィラで構成され、それぞれ異なる伊豆の風景を望む設計です。各棟は囲炉裏を中心に据えたリビング、最新式サウナ、快適な寝室を備え、最大で6~8名の滞在に対応します。共通設備として各棟2LDK(寝室×2)、囲炉裏リビング、キッチン、最新式サウナ、バスルームが整っています。
調理体験の核となる囲炉裏は、施設のために開発されたオリジナルの溶岩囲炉裏を採用しており、遠赤外線でじっくりと火を入れる方式です。これにより食材の旨みを引き出す調理が可能で、食べながらくつろぐ調理時間そのものが滞在体験の中核となる設計です。
選べる食材調達方法と滞在の流れ
食材の調達は次の2通りから選べます。一つは宿泊者自身が伊豆高原駅周辺などで地元食材を調達する方法、もう一つは施設が厳選した食材セットを利用する「お任せプラン」です。どちらを選んでも囲炉裏での調理時間と会話を中心とした滞在が楽しめます。
- 調達方法①:お客さま自身で地元の食材を購入
- 調達方法②:施設が用意する厳選食材セットを利用
滞在の基本的な流れは、地域の食材に火入れをし、サウナ・温泉で心身を整え、寝室で休むというシンプルな構成です。囲炉裏を囲む時間とサウナや温泉による休息がセットになった、地域の食や風土を五感で感じる滞在が目指されています。
各棟の特徴とアクセス情報
全3棟はそれぞれ異なる風景と空間性を持ち、延床面積や定員にも差があります。以下に棟ごとの所在地、定員、延床面積、特徴を整理します。
| 棟名 | 所在地 | 定員 | 延床面積 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Hiire IZU OLIVE | 静岡県伊東市八幡野1136-10 | 2~8名 | 164㎡ | オリーブ畑が目の前に広がる開放的な空間。広めの庭がある。 |
| Hiire IZU OMURO | 静岡県伊東市池字下林893-231 | 2~6名 | 127㎡ | 大室山を望む、コンパクトで落ち着いた雰囲気。少人数向け。 |
| Hiire IZU FUTO | 静岡県伊東市富戸字先原1317-1151 | 2~8名 | 159㎡ | 海への抜けが心地よい開放的な設計。 |
共通設備や予約方法については公式ウェブサイト(https://hi-ire.com/)で案内されています。予約開始日は2026年3月4日(水)、予約は公式サイトから行います。また、公式Instagram(https://www.instagram.com/hiire_official/)でも情報発信を行う予定です。
周辺のアクティビティ
Hiireは伊豆高原を巡る拠点としての役割も想定されています。周辺には大室山、城ヶ崎海岸、伊豆シャボテン動物公園など観光資源が存在し、地域の自然や文化に接するアクティビティが可能です。
滞在を通じて地域の風土と向き合うことが設計思想の一部となっており、宿泊を起点に地域の魅力を再発見する構成が意図されています。
運営体制、プロジェクトメンバー、東急の社内起業制度
本施設の事業開発および運営は東急の社内チーム「青鳩」を中心に行われます。青鳩は“暮らしの最小単位から編集していく、ライフデベロッパー”をテーマとしたチームで、伊豆高原から地域の魅力を伝える宿泊事業を開始することが明記されています。
プレスリリースにはプロジェクトの詳細なメンバーや協力事業者も掲載されています。建築設計は株式会社STUDIO JUGGERNAUT・合同会社太太、建築施工は株式会社梅原建設、企画プロデュースはPendulum株式会社、アートディレクションはKAKKA inc、インテリアスタイリングは trans-Modern、ランドスケープデザインは株式会社オリザが担当しています。
- 事業提案者(東急 フューチャー・デザイン・ラボ)
- 飯沼 伸二郎(2012年入社、主に東急歌舞伎町タワーの開発・運営に従事)
- 池田 成介(2015年入社、主に都市部・地方の再開発事業推進およびPFI事業に従事)
- 渡邉 雄一朗(2015年入社、主に東急沿線の駅前再開発事業およびリゾート開発事業の推進に従事)
東急の「社内起業家育成制度」は2015年4月に創設され、年齢や職責にかかわらず従業員が起業にチャレンジできる制度として位置づけられています。これまでの事業化案件としては、会員制サテライトシェアオフィス「NewWork」(2016年5月)、翻訳・ローカライズ事業「YaQc e l」(2016年6月)、未利用壁面広告事業「ROADCAST」(2018年7月)、決済関連の事業、ふるさと納税「ふるさとパレット」(2019年5月)、定額制回遊型住み替えサービス「TsugiTsugi」(2023年5月)、機能特化型個室シェアサービス「ルービー」(2024年6月)などが挙げられます。
事業提案者は、都市と地方をつなぎ地域の魅力を編集・発信することで宿を「地域のメディア」として位置づけ、継続的な関係人口の創出につなげる意図を説明しています。まずは縁の深い伊豆高原からスタートし、全国展開も視野に入れている点が示されています。
要点の整理とまとめ
以下の表で本記事の主要な情報を整理します。表の後に簡潔なまとめの文章を付けます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施設名 | Hiire(ひいれ) |
| コンセプト | 風土に火入れする宿(囲炉裏とサウナ・温泉を軸にしたセルフオーベルジュ) |
| 開業日 | 2026年3月14日(土) |
| 予約開始日 | 2026年3月4日(水)、公式サイトで受付(https://hi-ire.com/) |
| 運営 | 東急株式会社(青鳩チーム中心) |
| 棟数 | 全3棟(一棟貸し) |
| 共通設備 | 各棟2LDK(寝室×2)、囲炉裏リビング、キッチン、最新式サウナ、バスルーム |
| 食材の調達方法 | ①宿泊者自身で調達 / ②施設が用意する厳選食材セット |
| 売上の一部 | 伊豆エリアの自然環境保全に取り組む団体へ寄付 |
| 公式リンク | ウェブサイト https://hi-ire.com/ 、Instagram https://www.instagram.com/hiire_official/ |
今回の発表は、東急グループが長年の地域関係を基盤に、滞在そのものを編集する試みとして位置付けられます。囲炉裏を中心に据えたセルフオーベルジュという滞在スタイル、3棟の個性あるヴィラ、運営体制や寄付を通じた地域貢献など、提供される体験と事業設計の要点を整理しました。予約や詳細は公式ウェブサイトおよび公式Instagramで案内されます。