ロンシャンの2025年夏新作、4月からAnakaとの協業アイテムが登場

ロンシャンとマダガスカルのNGO Anakaとの協業

ロンシャン・ジャパン株式会社は、2025年春夏コレクションの新作を発表しました。特に注目すべきは、マダガスカルのNGO Anakaとの協業によるバケットハットや「Le Pliage® Filet Raphia（ル プリアージュ® フィレ ラフィア）」、そして南仏サン＝トロペ生まれのシューズブランドK.JACQUESとのコラボレーションによるサンダルです。

ロンシャンは、1948年にフランス・パリで創業され、現代性とクリエイティビティ、ダイナミズムを融合したラグジュアリーブランドです。今回の新作は、持続可能な未来を目指すロンシャンの姿勢を反映したものとなっています。

Anakaとのコラボレーションの意義

Anakaは、マダガスカルにおいて女性の雇用や児童教育、環境保護を推進するNGOであり、2018年から活動を続けています。ロンシャンとの協業により、マダガスカルの女性たちに雇用の機会や研修の機会が提供され、2024年には40人の女性がAnakaのアトリエで働き、66人の子供が学校に通うことができました。

クリエイティブ・ディレクターのソフィ・ドゥラフォンテーヌ氏は、「初めてAnakaと出会った時、メゾンのCSR活動と彼らの取り組みが共鳴した」と述べています。このコラボレーションは、ただのファッションアイテムを超え、社会的な意義を持つものとして位置づけられています。

新作商品の詳細

2025年夏コレクションには、以下のような新作がラインナップされています。

• バケットハット
  税込価格：￥18,700
  素材：ラフィア100％
  カラー展開：ナチュラル
• Le Pliage® Filet Raphia（ル プリアージュ® フィレ ラフィア）
  サイズ：H31×W38cm（メッシュバッグL）
  税込価格：￥50,600
  素材：コットン100％、ラフィア
  カラー展開：カーキ
• LONGCHAMP x K.JACQUES サンダル
  税込価格：￥64,900
  素材：カウハイド（ソールはレザー）
  カラー展開：ナチュラル

これらの商品は、公式オンラインストアおよび「ロンシャン ラ メゾン表参道」、「ロンシャン ラ メゾン銀座」で限定展開されます。

コレクションのテーマ「LIVE GREEN！」

2025年夏コレクションのテーマは「LIVE GREEN！」です。これは、自然との調和を重視し、持続可能な素材を使用したアイテムが揃っています。具体的には、キモノジャケットや庭師風オーバーオール、レザーやヴィシー柄のプレタポルテ、さらにはミュール、サンダル、バレエシューズ、フラットブーツ、スニーカーなど多彩なシューズが展開されます。

ソフィ・ドゥラフォンテーヌ氏は、「夏を迎えて家族が待つ田舎へ帰ることで、シンプルな喜びを味わうことができる」と語り、自然の中で過ごす夏のひとときに優雅さと自分らしさをもたらすことを目指しています。

ロンシャンのブランド背景

ロンシャンは、パリで創業以来、オーセンティシティとエナジーが融合したブランドとして知られています。特に「Le Pliage®」は、日本の折り紙からインスパイアされたアイコニックなバッグとして、多くの支持を受けています。また、サステナビリティにも注力しており、再生素材を使用した製品の開発を進めています。

現在、ロンシャンはフランス政府により無形文化財企業として認定され、クラフトマンシップを重んじた製品作りを続けています。ロンシャンの製品は、世界80か国に300を超える直営ブティックで販売されており、日本にも44のストアがあります。

以上がロンシャンの新作コレクションとその背景に関する情報です。持続可能な未来に向けた取り組みや、社会貢献活動を通じて生まれた新作は、ファッションの枠を超えた価値を提供しています。