2025年4月13日から大阪・関西万博で「ugo Pro」と「ugo mini」が登場
ベストカレンダー編集部
2025年4月8日 10:38
万博でugo実証
開催期間:4月13日〜4月30日
2025年大阪・関西万博における「ugo Pro」と「ugo mini」の登場
ugo株式会社(ユーゴー)は、2025年4月8日に発表した内容において、同社が開発したロボット「ugo Pro」と「ugo mini」が、2025年大阪・関西万博に関連し、博覧会協会が主催する公式プログラム「ロボットエクスペリエンス」への参加および、Osaka Metroが夢洲駅で実施する実証実験に活用されることを発表しました。
これにより、「ugo」は万博を訪れる皆さまのスムーズで快適なひとときをサポートする役割を果たします。夢洲駅でのお出迎えから会場内での体験まで、ロボットがどのように関与するのかについて詳しく見ていきます。
「ロボットエクスペリエンス」について
「ロボットエクスペリエンス」は、万博会場内において次世代のさまざまなロボットの実装・実証を行う取り組みです。このプログラムでは、会場内に「ロボット&モビリティステーション」を設け、ロボットと人が共存できる環境を構築します。
参加者は、大阪・関西万博の「未来社会の実験場」というコンセプトを踏まえ、ロボットとの協働によって社会を変革(トランスフォーメーション)し、人とロボットが共生する未来社会がどのような姿かを考え、共に創り出していくことを目指します。
出展概要
以下は「ロボットエクスペリエンス」の出展概要です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | 2025年日本国際博覧会 ROBOT&MOBILITY STATION |
| 期間 | 2025年4月13日(日)~4月30日(水) |
| 事業者 | 一般社団法人One Smile Foundation |
| 内容 | 笑顔検知ロボによる笑顔の拡大循環および幸福の可視化 |
Osaka Metro夢洲駅における案内ロボットの実証実験
Osaka Metro中央線の夢洲駅では、案内ロボット「ugo」の設置が行われます。この「ugo」は、NTT西日本グループとNTT Comが連携して提供する「tsuzumi」をはじめとした複数の生成AIを活用し、様々な言語でお客さまと対話できるかを実験します。
多くの人が利用する駅環境下で、「ugo」が案内ロボットとして適切な役割を果たせるかどうかを検証します。具体的には、定期的に発話し、立ち止まったお客さまに対して挨拶や声かけを行い、お客さまからの問いかけに多言語での案内・回答を行います。
社会実験概要
以下は夢洲駅での社会実験の概要です。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 実験期間 | 2025年4月4日(金)〜10月31日(金)(予定) |
| 場所 | Osaka Metro中央線 夢洲駅 南改札外 |
| 対応言語 | 日本語、英語、中国語、韓国語 |
業務DXロボット「ugo」の特徴
「ugo(ユーゴー)」は、遠隔操作とAIによる自動制御を融合したハイブリッド型の業務DXロボットです。警備や点検、案内など、現場ごとに異なる設備や業務に柔軟に対応できる設計が特徴です。
このロボットは、人手不足が深刻な業務領域において、人の代替ではなく“人と協働するパートナー”として、業務の継続性と効率化、そしてDXの実現を支援します。
会社概要
ugo株式会社の概要は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都千代田区東神田1-7-8 |
| 設立 | 2018年 |
| 代表 | 松井 健 |
| URL | https://ugo.plus/ |
| 事業内容 | ugoソリューションの提供・運用、RaaSフレームワークの開発・提供・運用 |
2025年大阪・関西万博における「ugo Pro」と「ugo mini」の導入は、ロボット技術の進化と未来の社会に向けた新たな一歩と言えるでしょう。これにより、万博を訪れる人々にとって、より快適で便利な体験が提供されることが期待されます。
参考リンク: