ピースボートとノーベル平和センターの提携で特別展が4月22日開始

洋上特別展開始

開催日:4月22日

洋上特別展開始
ピースボートとノーベル平和センターの提携で何が行われるの?
ピースボート船内でノーベル平和賞受賞団体の活動を紹介する特別展が開催され、平和の重要性を伝えます。
オープニングセレモニーはいつどこで行われるの?
オープニングセレモニーは4月22日に横浜港に停泊中のパシフィック・ワールド号内で行われ、事前登録が必要です。

ピースボートとノーベル平和センターの提携

2025年4月9日、ピースボートとノルウェーのノーベル平和センターが提携協定を結び、2024年のノーベル平和賞受賞団体である日本被団協の活動を紹介するノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」が実施されることが発表されました。この特別展は、ピースボートの船内に常設スペースを設け、訪れる人々に被爆者の写真を始めとした展示を広めるものです。

特に、写真家集団マグナム・フォトのアントワン・ダガタ氏が撮影した被爆者の写真が展示され、平和の重要性を伝える役割を果たします。この特別展は、オスロのノーベル平和センターで2024年12月に公開が始まる企画展「A Message for Humanity」と連動しており、国際的な視点からの平和のメッセージが発信されます。

ピースボートとノーベル平和センターが提携、日本被団協のノーベル平和賞洋上特別展が船内に 画像 2

ノーベル平和センターの役割

ノーベル平和センターは、歴代のノーベル平和賞受賞者の活動に基づいて、子どもや学生を対象にした教育プログラムや講演会、ワークショップ、対話イベントなどを実施しています。これにより、国内外から訪れる人々に平和の重要性を伝える役割を担っています。

また、毎年ノーベル平和賞授賞式に合わせて「ノーベル平和賞企画展」が更新され、最新の平和活動に触れることができる場を提供しています。単なる博物館ではなく、平和とは何か、対話と理解がなぜ重要なのかを問いかける「考えるための空間」として機能しています。

ピースボートとノーベル平和センターが提携、日本被団協のノーベル平和賞洋上特別展が船内に 画像 3

ピースボートの活動内容

ピースボートは1983年に設立された国際NGOで、「地球一周の船旅」を通じて年間約5000人と共に世界を巡っています。訪れる各地で「顔の見える国際交流」の機会を提供し、参加者は異文化理解を深める体験を得ることができます。

さらに、国連の経済社会理事会(ECOSOC)との特別協議資格を持つNGOとして、核軍縮や平和構築、気候変動などの分野においてアドボカシー活動にも力を入れています。2008年からは「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」を開始し、被爆者の証言を世界に届ける役割を果たしています。

オープニングセレモニーの詳細

今回の提携に伴い、ピースボート地球一周Voyage120の出航に先立ち、横浜港に停泊中のパシフィック・ワールド号内でオープニングセレモニーが行われます。このセレモニーには、ノーベル平和センターのキュレーターやディレクター、日本被団協の濱住治郎・和田征子事務局次長、展示の中で被写体となった福島富子さんが参加予定です。

オープニングセレモニーの詳細は以下の通りです:

  • 日時:4月22日(火)13:00-14:30
  • 場所:パシフィック・ワールド号内(停泊港:横浜港大さん橋国際客船ターミナル)
  • アクセス:こちらを参照
  • 参加登録フォーム:こちらを参照

なお、参加には必要情報の登録が必須であり、4月17日(木)17:00までに登録を済ませる必要があります。参加予定者は、顔写真付きの身分証を持参することが求められます。

まとめ

ピースボートとノーベル平和センターの提携により、ノーベル平和賞受賞団体である日本被団協の活動を紹介する特別展が開催されることが決まりました。この特別展は、平和の重要性や核軍縮について考えるきっかけを提供することを目的としています。オープニングセレモニーは4月22日に横浜港で行われ、参加登録が必要です。

イベント名 内容 日付 場所 参加登録締切
ノーベル平和賞洋上特別展「A Message to Humanity」 日本被団協の活動紹介 2025年4月9日 パシフィック・ワールド号内(横浜港) 4月17日(木)17:00

このように、ピースボートとノーベル平和センターの提携は、平和や核軍縮についての意識を高める重要な機会となるでしょう。詳細情報については、公式リンクを参照することをお勧めします。

公式リンクはこちら

参考リンク: