椎名切子の新シリーズ「en」4月10日リリース!贈り物に最適なギフトシリーズ
ベストカレンダー編集部
2025年4月10日 11:49
新シリーズenリリース
開催日:4月10日
新シリーズ「en」のリリースとショールームオープン
清澄白河に工場を構える椎名切子(GLASS-LAB株式会社)は、2025年4月10日に新シリーズ「en」をリリースしました。この新シリーズは、贈り物に特化したギフトシリーズであり、特に家族や友人への特別な祝い事に最適です。また、同じく4月に新たに椎名切子ショールームもオープンし、訪れる人々に新たな体験を提供しています。
このプロジェクトは、株式会社スマイルズがブランディングと空間のプロデュースを担当し、現代的なデザインと伝統工芸の融合を目指しています。新シリーズ「en」の公式ブランドサイトも開設され、より多くの人々にその魅力が伝わることを期待しています。
新シリーズ「en」の特徴とコンセプト
新シリーズ「en」は、贈り物にフォーカスしたギフトシリーズとして、様々なシーンでの使用が想定されています。コンセプトは「縁をふかめる切子のギフト」であり、特別な誕生日や結婚祝い、お世話になった方への感謝の気持ちを込めた贈り物として選ばれています。
「en」の最大の特徴は、グラスに注ぐことで季節を彩る日本の模様が反射し広がる点です。この反射は、使用するたびに贈り手と受取手の思い出を呼び起こし、より深いご縁を結ぶことを目的としています。贈り物としての価値を高めるために、以下の5つの模様がラインナップされています:
- 桜
- 紅葉
- 花火
- 金魚
- 藤
椎名切子の歴史と伝統
椎名切子は、江戸切子ブランドとして知られるGLASS-LAB株式会社が制作しています。1950年に創業された椎名硝子加工所から始まり、東京都江東区に位置する硝子加工会社として、長い歴史を有しています。創業者の椎名三男は江戸切子をはじめ、様々な硝子加工に精通しており、二代目の椎名康夫は「平切子」の職人として現在もその技術を継承しています。
三代目の椎名康之は「サンドブラスト」を得意としており、0.09mmという極細の線まで描くことができる職人です。2015年に設立されたGLASS-LAB株式会社の代表、椎名隆行は、江戸切子の新たなブランドとして椎名切子をプロデュースし、伝統を守りながらも現代的なライフスタイルに合わせた新しいアプローチを展開しています。
江戸東京きらりプロジェクトの取り組み
椎名切子は「江戸東京きらりプロジェクト」のモデル事業に選定されています。このプロジェクトは、東京の伝統工芸や老舗の産品を世界に発信し、その価値を高めることを目的としています。コンセプトは“Old meets New”で、伝統的な技術と現代的な視点を融合させ、新たな取り組みを推進しています。
具体的には、以下のような取り組みを行っています:
- 伝統的な技術の継承と新たな価値の創出
- SNSや国内外でのプロモーションを通じた魅力発信
- 持続的な発展を目指した産業の魅力向上
これらの取り組みを通じて、江戸東京の伝統ある産業の魅力向上と持続的な発展を目指しています。
株式会社スマイルズの役割と今後の展望
株式会社スマイルズは、事業開発からデザイン、PR、オペレーションコーディネート、空間デザイン、WEB構築に至るまでの全ての機能を持つ企業です。今回のプロジェクトでは、江東ブランドのブランドプロデュース事業に携わり、新シリーズの開発とショールームのリニューアルを担当しました。
今後も「反射する江戸切子」を国内外の生活者に届けるため、展開を進めていく予定です。新たに設けられたショールームでは、工場の一角でしか見ることができなかった江戸切子のサンプルを、より多くの人々に気軽に体験してもらえる機会を創出することを期待しています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 新シリーズ名 | en |
| リリース日 | 2025年4月10日 |
| ショールームオープン | 2025年4月 |
| コンセプト | 縁をふかめる切子のギフト |
| ラインナップ模様 | 桜、紅葉、花火、金魚、藤 |
| プロデュース会社 | 株式会社スマイルズ |
| プロジェクト名 | 江戸東京きらりプロジェクト |
以上の内容を通じて、椎名切子の新シリーズ「en」とその背景にある伝統、プロジェクトの取り組みが明らかになりました。江戸切子の魅力が新たな形で発信されることが期待されます。
参考リンク: