ナショナル・シアター・ライブ『真面目が肝心』、4月18日から東京と京都で延長上映決定

ナショナル・シアター・ライブ『真面目が肝心』の延長上映が決定

イギリスの人気舞台が日本の映画館で楽しめる企画、ナショナル・シアター・ライブの新作『真面目が肝心』が好評を受け、東京と京都の映画館で延長上映されることが決まりました。2025年4月17日12時12分に発表されたこのニュースは、観客からの高評価を受けてのもので、特に「すごい笑った」という感想が多く寄せられています。

この作品は、オスカー・ワイルド原作のコメディであり、観客は映画館で楽しい時間を過ごすことができると評判です。まだご覧になっていない方々にとって、延長上映は絶好の機会です。以下の劇場で上映が行われますので、ぜひ足を運んでみてください。

• TOHOシネマズ日本橋
• シネ・リーブル池袋
• アップリンク京都

公開記念イベントの模様と動画の公開

さらに、4月13日に開催された公開記念イベントの模様を収録した動画が完成しました。このイベントには、東京大学教授の河合祥一郎氏と武蔵大学教授の北村紗衣氏が登壇し、オスカー・ワイルドについての解説や本作の見どころについて語りました。

河合氏は、オスカー・ワイルドの翻訳を手掛けてきた実績を持ち、本作が四幕で構成されていることや、作品の背景について詳しく説明しました。また、北村氏は、特にイギリスの人気ドラマ「ドクター・フー」の主演俳優チュティ・ガトゥに関連する観点から、作品の注目ポイントをいくつも挙げました。

このトークイベントは観客にとって新たな視点を提供し、作品への理解を深める良い機会となりました。動画にはネタバレが含まれるため、本作を未見の方は視聴に注意が必要です。

また、トークイベントの中で語られた本作の創作秘話を紹介するドキュメンタリー動画も公開中です。出演者たちの座談会では、オリヴィエ賞受賞歴のあるシャロン・D・クラークがキャラクターに個性を持たせるための工夫について語る貴重な内容が収録されています。

『真面目が肝心』の魅力と上映情報

『真面目が肝心』は、オスカー・ワイルドによるコメディ作品で、演出はマックス・ウェブスターが手掛けています。登場人物たちが「真面目」に振る舞いながらも、常に可笑しみを提供する英国のユーモアが詰まった舞台です。上映時間は167分で、休憩が含まれています。

ストーリーは、常識的であることが過度に退屈であると感じるジャックが、田舎では律儀な後見人として振る舞いながら、都市では身分を偽り自由を謳歌する様子を描いています。彼の友人アルジャーノンも同様の二重生活を送っており、恋に落ちた際に自らの嘘の網に足を取られないように苦労する姿が描かれています。

この作品は、観客に笑いを提供するだけでなく、真面目さと自由さの対比を通じて、深いメッセージを伝えています。

今後の上映予定と関連情報

『真面目が肝心』は、4月18日からもTOHOシネマズ日本橋、シネ・リーブル池袋、アップリンク京都で引き続き上映されます。さらに、5月10日には鹿児島のガーデンズシネマでの1日限定上映も予定されています。

また、ガーデンズシネマでは4月19日に「ナイ～国民保険サービスの父～」の上映も行われます。この作品は、実在の人物を描いたもので、人気俳優マイケル・シーンが主演します。

その後も、各地でのNTLiveの上映が予定されており、以下のスケジュールで行われます。

このように、ナショナル・シアター・ライブの作品は多くの地域で楽しむことができ、観客に新たな感動を提供しています。興味のある方は、ぜひ公式サイトや劇場の情報を確認し、上映を楽しんでください。