群馬サファリパーク、4月1日から動物学習券を群馬県内児童に無償配布

動物学習券無償配布

開催期間:4月1日〜8月31日

動物学習券無償配布
動物学習券って何?
動物学習券は、群馬サファリパークを無料で利用できる券で、群馬県内の小中学生に無償配布されます。
いつから動物学習券が使えるの?
動物学習券は2025年4月1日から8月31日までの期間、群馬サファリパークで利用可能です。

群馬県内の児童・生徒へ『動物学習券』を無償配布

群馬サファリ・ワールド株式会社が運営する群馬サファリパークは、2025年4月1日から2025年8月31日までの期間、群馬県内の小中学校に在籍する児童・生徒を対象に、当園を無料で利用できる「動物学習券」を無償配布することを発表しました。この取り組みは、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指し、次世代を担う子どもたちが野生動物とのふれあいを通じて環境教育を受ける機会を提供するものです。

群馬サファリパークは、群馬県富岡市に位置し、約100種類の多様な野生動物を観察できる施設です。この取り組みを通じて、児童・生徒たちが生き物への理解を深め、環境保護や保全に対する意識を高めることを目指しています。

群馬県内の児童・生徒へ『動物学習券』を無償配布 画像 2

動物学習券の概要

動物学習券の配布は年3回行われ、2025年度の利用実績では約1,100組3,300名がこの機会を利用しました。以下は動物学習券の具体的な内容です。

  • 実施期間:2025年4月1日(火)~2025年8月31日(日)
  • 対象:群馬県内の小学校および中学校に在籍する児童・生徒
  • 内容:児童・生徒1名につき、動物学習券1枚で入園可能(家族同伴が条件)
  • 家族同伴者は通常料金が必要で、差額負担により園内バスツアーへの参加も可能
  • 他の割引券との併用不可

現在は、富岡市、甘楽町、下仁田町、藤岡市、安中市、高崎市の各学校に配布されており、今後対象市町村は順次拡大していく予定です。

環境教育の重要性とSDGsへの貢献

地球規模で環境問題が深刻化する中、野生動物の保護や生物多様性の保全は喫緊の課題となっています。群馬サファリパークは、SDGsの「質の高い教育をみんなに(目標4)」や「陸の豊かさも守ろう(目標15)」を推進するために、児童・生徒が動物を単に観察するだけでなく、生態系における役割や環境保全の必要性を理解することが重要であると考えています。

この取り組みを通じて、未来の環境保護リーダーを育成することを目指しており、地域一体となって環境保護に取り組む重要性を広く訴えていく方針です。

報道関係者へのお願い

群馬サファリパークは、この社会的意義のある活動について、報道関係者の皆様にぜひ取材していただき、広く県民の皆様にお伝えいただけることを期待しています。実際の配布は、管轄の教育委員会の許可を得て、各校に個別に相談しながら行っています。

動物とのふれあいの様子を通じて、児童・生徒たちがどのように環境教育を受けているのか、その実際の体験をぜひ多くの方に知っていただきたいと考えています。

動物学習券の配布内容まとめ

項目 詳細
実施期間 2025年4月1日(火)~2025年8月31日(日)
対象 群馬県内の小学校および中学校に在籍する児童・生徒
内容 児童・生徒1名につき、動物学習券1枚で入園可能(家族同伴が条件)
家族同伴者 通常料金が必要、差額負担で園内バスツアー参加可
併用不可 他の割引券との併用はできない

群馬サファリパークは、地域社会と連携しながら教育活動や環境保全活動を推進してきました。今回の「動物学習券」配布を通じて、地域の環境保護に対する意識を高めることが期待されています。