ブックオフが4月21日からeBayで新規出店開始、エンタメ商品を世界へ

「ブックオフ」のeBay新規出店をBeeCruiseが支援開始

BEENOS株式会社が展開するBeeCruise株式会社は、ブックオフコーポレーション株式会社のeBay新規出店を支援することを発表しました。この取り組みは、ブランド品販売の好調を受けて、ゲームやCD、DVD、書籍、コミックといったエンタメ分野も越境ECに進出するものです。

ブックオフのeBay店は、以下のリンクからアクセス可能です。
ブックオフeBay店
また、BeeCruiseのサービスサイトは、こちらです。

背景

ブックオフは、海外事業を積極的に展開しており、特に「Jalan Jalan Japan」業態でマレーシアやカザフスタンに現地出店を行っています。さらに、「BOOKOFF USA」ではアメリカの東西沿岸部にドミナント戦略を強化し、エンターテイメント性を高めた出店を進めています。これにより、2033年には海外店舗数が200店舗に達する見込みです。

越境ECにおいては、BeeCruiseがブランド品分野で先行してShopeeとeBayの海外販売を支援してきました。海外からの需要が高い中古ブランド品の販売が好調であったため、同様に需要の高いエンタメ領域への販売分野の拡大が決定されました。具体的には、「ゲーム」「CD」「DVD」「書籍」「コミック」分野でのeBay新規出店が行われ、400万点以上の商品を取り揃える予定です。

これらのエンタメ関連商品は、海外向け購入サポートサービスBuyeeにおいても需要が高く、今後の販売拡大が見込まれています。

BeeCruiseの支援内容

今回のeBay出店において、BeeCruiseはアカウントの開設から商品データの連携、翻訳や適正化、さらには海外のお客様からのお問い合わせに対する対応や国際配送までを支援します。これにより、ブックオフは自社にかかる工数を削減しつつ、海外の消費者から需要の高い商品をeBayで販売することが可能になります。

具体的な支援内容は以下の通りです：

• eBayアカウントの開設
• ECサイトの商品情報をAPI連携
• 商品情報の翻訳と適正化
• 多言語のカスタマーサポート
• 海外配送の代行

このような支援を通じて、ブックオフはeBayというプラットフォームを活用し、より幅広いニーズに応えることができると考えています。

ブックオフコーポレーションの展望

ブックオフコーポレーションは、BeeCruiseとの連携により、eBayを通じて日本のエンタメの魅力をより多くの方々に届ける取り組みを開始しました。海外事業は米国やマレーシアを中心に展開されており、成長が期待される重要な事業領域として位置付けられています。

また、国内店舗で顕在化しているインバウンド市場は、海外展開規模を遥かに上回るものであり、eBayを活用することで、より多くのニーズに応えることが可能です。ブックオフは、中古商品を取り扱う企業として、物を大切に受け継ぐ文化と日本のエンタメの魅力を世界中に届けることを目指しています。

ブックオフグループの概要

ブックオフは1990年に設立され、神奈川県の千代田店から始まりました。経営理念は「事業活動を通じての社会への貢献と全従業員の物心両面の幸福の追求」であり、60社以上の加盟企業と共に発展しています。現在、グループ全体で国内外約800店舗を運営し、年間利用者は約8,600万人、年間売買点数は6億9千万点を超えています。

2025年にはプレミアムサービス事業や海外事業にも積極的に取り組む予定です。リユースのリーディングカンパニーとして、サステナブルな事業に尽力していきます。

ブックオフのコーポレートサイトやサービスサイトについては、以下のリンクから確認できます。
コーポレートサイト
サービスサイト
オンラインストア
ブックオフが考える循環型社会

まとめ

BeeCruiseがブックオフのeBay新規出店を支援することで、エンタメ分野での越境EC展開が進むことが期待されます。ブックオフは、海外市場においても日本のエンタメの魅力を広めることで、さらなる成長を目指しています。以下に、この記事で紹介した内容を表にまとめます。

このように、BeeCruiseとブックオフの連携により、越境ECの可能性が広がることが期待されます。