フェリシモ、6月からカカオ農家支援の本革ブレスレット販売開始！

カカオの未来を支える新たな取り組み

株式会社フェリシモが展開する「幸福（しあわせ）のチョコレート®」は、ガーナのカカオ農家を支援するための新しいプロジェクトを発表しました。このプロジェクトは、バレンタインシーズンに初登場した“Happy Chocolate”の刻印入りの本革ブレスレットを通じて、カカオ農家の生活向上と児童労働の撲滅を目指しています。特に「カカオショック」と呼ばれるカカオ生産量の激減と価格高騰が問題となっている今、チョコレートファンとカカオ農家をつなぐ重要なアイテムとなります。

この取り組みは、サステナブルなファッションと地域支援を融合させたものであり、購入価格の一部が「LOVE&THANKS基金」として、ガーナのカカオ農家に還元されます。特に、ブレスレットの販売価格から300円がこの基金に寄付され、カカオ農家の生活向上や児童労働をなくすための活動に役立てられます。

本革ブレスレットの特徴とデザイン

新たに販売される本革ブレスレットは、日本職人プロジェクト『＆ Stories（アンドストーリーズ）』とのコラボレーションによって生まれました。余り革を活用したこのブレスレットは、サステナブルでありながらもおしゃれなデザインが特徴です。

ブレスレットには「Happy Chocolate」のメッセージが刻印されており、カカオ色の豊富なカラーバリエーションが用意されています。これにより、色とりどりのカカオをイメージした商品となっています。価格は1個846円（税別）で、6月分以降の定期便での配送が予定されています。

「LOVE＆THANKS基金」の役割

「LOVE＆THANKS基金」は、フェリシモが展開するプロジェクトの一環として、チョコレートの売上の一部を児童労働をなくすための活動や、子どもたちの栄養改善に充てることを目的としています。2024年度には、認定NPO法人ACEの「スマイル・ガーナ プロジェクト」に258万6263円を拠出し、2010年からの累計支援金額は3418万3045円に達しています。

この基金は、チョコレートの購入を通じて、消費者がガーナのカカオ農家の支援に参加できる仕組みを提供しています。これにより、カカオ生産の持続可能性を確保し、農家の生活環境を改善することが期待されています。

インスタライブでの情報発信

さらに、チョコレートバイヤーみりによるインスタライブが4月26日にベルギー・ブリュッセルから配信されることが決定しました。このライブ配信では、現地の美しい景色を背景に、チョコレートに関する熱いトークが展開される予定です。視聴者は、世界のチョコレートの最新情報に触れることができる貴重な機会となります。

インスタライブは、アーカイブも用意されているため、リアルタイムで視聴できない方でも後から楽しむことができます。チョコレートバイヤーみりのInstagramアカウント（@buyer_miri）をフォローすることで、最新の情報を受け取ることができます。

チョコレートバイヤーみりのプロフィール

チョコレートバイヤーみりこと木野内美里は、フェリシモのフードバイヤーとして、世界各国のショコラティエを巡りながら、地元で愛されるローカル・ショコラティエを紹介しています。彼女は、チョコレートの基礎知識や国別の特徴をまとめた著書を持ち、メディアにも多く出演しています。

彼女の活動は、チョコレートを通じて人々を幸せにすることを目的としており、毎年新たなブランドや商品を日本に紹介しています。2025年シーズンには、31の国と地域から87ブランドのチョコレートが登場し、その中には日本初上陸のブランドも含まれています。

まとめ

フェリシモの新たな取り組みは、カカオ農家を支援するだけでなく、消費者にとってもチョコレートの楽しさを再発見する機会を提供します。今後もこのプロジェクトが多くの人々に支持され、カカオの未来が明るくなることが期待されます。