サイボウズが不登校支援マンガを公開、5月23日に企業向けイベント開催

不登校支援イベント

開催日:5月23日

不登校支援イベント
サイボウズが公開したマンガってどんな内容なの?
サイボウズが公開したマンガは、不登校の子どもを持つ親の実体験をもとに、親の葛藤や仕事、夫婦関係について描いています。
サイボウズが開催するイベントって何をするの?
サイボウズのイベントは、不登校問題に対する企業の取り組みを考えるワークショップで、CSR部門の方々を対象にしています。

不登校問題に向き合う民間企業の取り組み

近年、不登校や行き渋りの問題は社会的な課題として注目を集めています。サイボウズ株式会社は、これらの問題に対する理解を深め、支援のニーズを把握するために、昨年秋から「不登校・行き渋りの子どもがいる親へのインタビュー調査」を実施しました。この調査の結果をもとに、親の経験談をマンガ化し、Webサイトにて公開することを発表しました。

2025年4月24日に公開されたこのマンガは、中学生や小学生の子どもを持つ親たちの実体験をもとに、不登校によって生じる親の葛藤や仕事、夫婦関係に関する悩みを描いています。親たちが直面する現実を理解し、必要な支援を見つけるために、広く親たちに手に取りやすい形で提供されています。

増える不登校と親の苦悩 民間企業はどう向き合う? 調査事例マンガの公開とイベント開催のお知らせ 画像 2

マンガ制作の目的と内容

サイボウズの「ソーシャルデザインラボ」では、親6人の貴重な経験談をマンガ化しています。これにより、親たちが直面する悩みや葛藤を視覚的に理解できるように工夫されています。特に、不登校に伴うストレスや、子どもとのコミュニケーションの難しさなど、リアルな声が反映されています。

このマンガは、以下のような内容を含んでいます:

  • 不登校の子どもを持つ親の体験談
  • 親としての葛藤や不安
  • 夫婦間のコミュニケーションの課題
  • 子どもとの関係構築のヒント

マンガは全6本の予定で、順次公開される予定です。また、各親の体験談は文章でも読むことができ、より多くの情報を得ることができます。詳細はサイボウズの公式サイトで確認できます。

イベント開催のお知らせ

サイボウズは、調査結果をもとにしたイベントを2025年5月23日(金)に開催します。このイベントは「働く親の声に学ぶ、不登校支援といま企業にできること」というテーマで、民間企業のCSR部門の方々を対象に、不登校問題に関する施策を検討するワークショップが行われます。

不登校の子どもが増加している現状を踏まえ、企業としてどのように支援できるかを考える場となります。以下はイベントの詳細です:

日時 2025年5月23日(金)午後2時〜午後5時
場所 サイボウズ株式会社 東京オフィス(東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー27階)
参加費 無料
対象者 企業で社会課題について検討する部署の方

当日は、イントロダクションや調査結果のインプット、ワールドカフェ形式でのディスカッションが予定されています。企業がどのように不登校問題に取り組むことができるか、具体的な施策を考える貴重な機会となるでしょう。

イラストレーターの紹介と作品について

マンガ制作にあたっては、2名のイラストレーターが参加しています。

山里將樹(やまざと・まさき)さん
2013年よりフリーランスのイラストレーターとして活動しており、テレビ番組や書籍、雑誌、Webメディアなど多岐にわたる媒体でイラストを手がけています。
MARIOさん
大学卒業後、似顔絵イラストや雑誌の挿絵など幅広いジャンルで活動しており、現在はYouTubeの動画配信をメインに創作活動を行っています。

彼らの作品は、親しみやすく、親たちのリアルな声を表現するために工夫されています。マンガを通じて、親たちが抱える悩みや不安を少しでも軽減できることを目指しています。

まとめ

サイボウズ株式会社が実施する不登校に関する調査とその結果をもとにした取り組みは、親たちの声を反映した重要なものです。マンガの公開やイベントの開催を通じて、親たちが抱える課題に対する理解を深め、民間企業がどのように支援できるかを考える機会が提供されています。

以下は、今回の取り組みの要点をまとめた表です:

項目 内容
調査内容 不登校・行き渋りの子どもがいる親へのインタビュー
マンガ公開日 2025年4月24日
イベント日程 2025年5月23日(金)
参加対象者 企業で社会課題について検討する部署の方

このように、不登校問題に対する理解を深める活動が進められており、親たちの支援が求められています。サイボウズの取り組みが、今後の社会において重要な役割を果たすことが期待されます。

参考リンク: