インダストリアル・ドリーム、大阪万博でMirrored Body体験を4月24日から提供

インダストリアル・ドリーム株式会社の新たな挑戦

インダストリアル・ドリーム株式会社（以下、当社）は、2025年4月24日に発表した通り、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」において、独自に開発した「Mirrored Body®」を通じてプロジェクトマネジメント（PM）業務と大規模言語モデル（LLM）の開発を担当することになりました。このプロジェクトは、生成AIとLLMの技術を活用し、来場者に新たな体験を提供することを目指しています。

当社は、東京都渋谷区に本社を置き、代表取締役を大曽根宏幸が務めています。特に、当社が開発した国内初のLLM活用執筆支援Webサービス「AI BunCho」を通じて得た知見を活かし、来場者自身の“もう一人の自分”を学習・再現するためのシステム設計を行っています。

Mirrored Body®の概要と役割

Mirrored Body®は、個人の属性や嗜好、行動履歴を紐づけることで、フィジカルとデジタルを横断した新しい体験を提供するID基盤です。この技術により、来場者は自分自身の“もう一人の自分”を生成し、展示と連動したパーソナライズド体験を楽しむことができます。

このプロジェクトでは、当社がマルチステークホルダーを調整するPM業務を支援し、Mirrored Body®の実現に向けたシステム設計を行っています。これにより、来場者は自分のデジタルヒューマンを通じて、より深い体験を得ることが可能になります。

デジタルヒューマンの新たな可能性

Mirrored Body®は、複製不可能なデジタルヒューマンを生成する技術です。これにより、個々のユーザーは自分自身のデジタル分身を持つことができ、様々な体験を通じて自己を再発見することができます。

この新しいID基盤は、以下のような特徴を持っています：

• 個人情報の安全な統合管理
• フィジカルとデジタルの融合による新しい体験の提供
• 来場者ごとのパーソナライズド体験の実現

今後の展開と目指すべき方向性

インダストリアル・ドリーム株式会社は、本プロジェクトで得た“ID × LLM × PM”の知見を活かし、自治体や大規模イベント、企業向けに「RAG＋データ基盤」のソリューション提供を拡大していく方針です。この展開により、より多くのユーザーに対してデジタルヒューマンの利便性を提供し、社会的な活用を促進していくことを目指しています。

また、サステナブルパビリオン2025が開発するMirrored Body®は、デジタルとフィジカルの垣根を越え、人々の体験できる時間や空間を拡げることを目的としています。この技術は、あらゆる人が社会的に活用できるプラットフォームの構築に寄与することが期待されています。

サステナブルパビリオン2025の役割

サステナブルパビリオン2025は、「もっと自分を、新しい自分を生きる」ことを可能にする“究極のID基盤”としてMirrored Body®を開発しています。デジタルヒューマンの概念を進化させるための技術や仕組みを標準化し、広く社会に貢献することを目指しています。

会社概要とお問い合わせ

インダストリアル・ドリーム株式会社は、2023年5月に設立され、生成AIやLLM開発、RAG導入支援などを手掛けています。主な取引先にはKDDIや大手広告代理店、大手建設会社などがあり、様々な業界と協業しています。

会社概要は以下の通りです：

代表取締役

大曽根 宏幸

所在地

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂１丁目１０番８号渋谷道玄坂東急ビル２Ｆ－Ｃ

設立

2023年5月

事業内容

生成AI／LLM開発、RAG導入支援、AI-OCR・差分検知、技術顧問

公式サイト

https://industrial-dream.com

お問い合わせ先

Email: contact@industrial-dream.com

まとめ

インダストリアル・ドリーム株式会社は、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「null²」において、Mirrored Body®を通じて新たな体験を提供するプロジェクトに参画しています。デジタルヒューマンの概念を進化させるこのプロジェクトは、個人の属性や嗜好を反映した新しい体験を提供し、来場者にパーソナライズされた体験をもたらします。

今後の展開として、自治体や企業向けにRAGとデータ基盤のソリューションを提供し、社会的な活用を促進していく予定です。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。

このように、インダストリアル・ドリーム株式会社は、革新的な技術を用いて新たな体験を提供し、社会に貢献することを目指しています。