サイトロンジャパン、4月25日に新天体望遠鏡「13028HNT-AL」「15028HNT-AL」発売

株式会社サイトロンジャパンが新たに天体望遠鏡を発売

2025年4月25日、株式会社サイトロンジャパン（本社：東京都新宿区、代表取締役：渡邉晃）は、Jiaxing Ruixing Optical Instrument社の天体望遠鏡関連製品ブランド「SHARPSTAR」の新製品として、「13028HNT-AL鏡筒」と「15028HNT-AL鏡筒」を発売することを発表しました。これらの鏡筒は、特に天体写真に特化した設計がされており、優れた光学性能を誇ります。

製品の特長

新たに発売される13028HNT-ALと15028HNT-ALの両モデルは、共通の特長として以下のような優れた光学系を持っています。

• 双曲面主鏡と補正レンズの組み合わせ: F2.8の口径比を実現し、非常に明るい天体写真が撮影可能です。
• 短い露出時間でも高品質な画像: ノイズが少なく、滑らかな画像を提供するため、撮影時間が限られる遠征撮影においても効果的です。
• 高い反射率: 主鏡には反射率97％の誘電体コートが施されており、光量損失を最小限に抑えています。
• フルサイズ対応: カメラの接続はM48×P0.75mm、バックフォーカスは55mmで、イメージサークルもフルサイズに対応しています。

安定した星像を実現する堅牢な設計

両モデルは、安定した星像を得るために堅牢な光学系を採用しています。

• CNC削り出しの斜鏡スパイダー: トップリングと一体型形状により、たわみやねじれに強く、ミラーを確実に保持します。
• 軽量で丈夫なアルミ鏡筒: 運搬中や撮影中の光軸のズレを最小限に抑えます。
• 金属製リングによる安定性: 主鏡の対物側には金属製のリングが取り付けられ、鏡を安定的に保持します。
• PZ33ボロシリケイトガラス: 熱変形に強く、長時間安定した撮影が可能です。
• 光軸調整機能: 補正レンズの取り外しやコリメーションアイピース用の取り付け治具が付属しています。

モデル別の製品特長

13028HNT-ALの詳細

13028HNT-ALの仕様は以下の通りです：

• 口径: 130mm
• 焦点距離: 364mm
• 口径比: F2.8
• EDレンズ: 1枚を含む2群2枚の専用補正レンズ
• イメージサークル: φ44mm
• 質量: 約4.8kg（バンド・プレート込み）

さらに、ドローチューブ後端には視野回転装置が装備されており、カメラのみをスムーズに回転させて構図を調整できます。耐荷重に優れたラックアンドピニオン式デュアルスピードフォーカサーを搭載し、最大3kgまでの荷重に対応します。

15028HNT-ALの詳細

15028HNT-ALの仕様は以下の通りです：

• 口径: 150mm
• 焦点距離: 420mm
• 口径比: F2.8
• EDレンズ: 1枚を含む3群3枚の専用補正レンズ
• イメージサークル: φ44mm
• 質量: 約6.0kg（バンド・プレート込み）

フォーカサーを回転させる機構が標準装備されており、これもまた最大3kgまでの荷重に耐えられます。底幅75mm、長さ200mmの幅広ドブテイルバーと鏡筒バンド、ハンドルが装備されており、すぐにお使いのマウントに搭載可能です。

発売概要とキャンペーン情報

両モデルの発売日は2025年4月25日（金）で、希望小売価格はオープン価格となっていますが、予想市場価格は以下の通りです：

さらに、13028HNT-AL鏡筒または15028HNT-AL鏡筒を購入されたお客様には、先着で「SHARPSTARオリジナルキャップ（非売品）」がプレゼントされるキャンペーンも実施されます。このキャンペーンは、グッズがなくなり次第終了となります。

まとめ

株式会社サイトロンジャパンが発表した新製品「13028HNT-AL鏡筒」と「15028HNT-AL鏡筒」は、共にF2.8の明るい光学系を持ち、安定した星像を提供するための堅牢な設計が特徴です。天体写真において高品質な画像を得るための様々な機能が搭載されており、特に遠征撮影や長時間の撮影において効果を発揮します。発売日は2025年4月25日で、限定キャンペーンも実施されるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。