4月21日オープン!バンブー建築のスターバックスがロンボク島に新登場
ベストカレンダー編集部
2025年4月26日 14:07
バンブー建築スタバ誕生
開催日:4月21日

世界初のバンブー建築スターバックスがインドネシア・ロンボク島に誕生
インドネシアのロンボク島に、全てが竹で作られた世界初のスターバックスがオープンしました。このプロジェクトは、インドネシア政府の観光開発公社であるITDC(インドネシア観光開発公社)が関与し、日本人のBambooアーティスト岡崎氏が代表を務める「Bamboo Lab」が設計・施工を行いました。新たにオープンした「Starbucks Kuta Mandalika」は、持続可能な建築とモダンデザインが融合した、唯一無二の空間を提供しています。
このスターバックスは、ロンボク島の急速な発展を背景に、環境に配慮した建築を実現しました。竹を主要な建材として使用することで、自然と調和したデザインが特徴です。訪れる人々は、竹のしなやかさと強度を活かした壮大なアーチや開放感あふれる空間を体感できます。

自然と調和する独創的なバンブー建築
スターバックス クタマンダリカは、竹を用いたエコカップや地元の職人とコラボレーションしたオリジナルグッズの販売を計画しており、来店客はサステナブルな取り組みに貢献できる仕組みが整っています。このように、竹を使用した建築は環境負荷を抑え、地域の自然との調和を図ることができます。
竹は成長が早く、耐久性と弾力性を兼ね備えた再生可能な素材であり、建築に最適です。Bamboo Labは竹の調達から加工、建築までの一貫したサプライチェーンを確立し、地域の雇用創出にも寄与しています。

Bamboo Lab Architect社の取り組み
Bamboo Lab Architect社は2020年に設立され、バンブー建築のリーディングカンパニーとして、ロンボク島を拠点に活動しています。これまでに数々のプロジェクトを手掛け、その独創的なデザインと技術は世界中から注目を集めています。
主な実績としては、2022年10月にオープンしたロンボク島最大級のバンブーレストラン「Milky Wave」や、ビーチクラブ、多目的施設、リゾートホテルなど、ロンボク島で多数のバンブー建築を展開しています。

ロンボク島の発展とバンブー建築の未来
ロンボク島はインドネシア政府によって観光経済特区に指定され、「第二のバリ島」として注目されています。現在、国際サーキット場であるマンダリカ・サーキットの開業や、ショッピングモール、五つ星ホテル、テーマパークなどの開発が急速に進められています。
Bamboo Labは、この急成長するロンボク島において環境に優しい持続可能な建築を提供することで、観光産業の発展にも貢献しています。2025年4月21日には、インドネシア観光開発公社(ITDC)との共同で、タンジュアンビーチのビーチフロントに5つ星ホテルの建設プロジェクトが決定しました。このプロジェクトは、インドネシア、日本、ドバイの企業による国際ジョイントベンチャーとして行われ、地域経済の活性化や雇用創出に寄与することが期待されています。

スターバックス クタマンダリカの店舗情報
新たにオープンしたスターバックス クタマンダリカの詳細情報は以下の通りです。
店名 | Starbucks Kuta Mandalika |
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所在地 | インドネシア・ロンボク島 マンダリカ経済特区 |
運営会社 | PT. Bamboo Lab Architect |
住所 | Jl. Mawun, Sengkol, Kec. Pujut, Kabupaten Lombok Tengah, Nusa Tenggara Bar. 83573 |
連絡先 | satoki@bamboolab-arch.com |

まとめ
世界初のバンブー建築スターバックスがロンボク島にオープンしたことは、持続可能な建築の可能性を示す重要な一歩です。Bamboo Labは、今後もバンブー建築の革新を続け、世界に向けてサステナブルで独創的な文化を発信していくことが期待されます。ロンボク島の急速な発展と共に、バンブー建築の未来がどのように展開されるのか、今後の動向に注目が集まります。
今回のスターバックス クタマンダリカのオープンは、竹の潜在的な可能性を世界に示すものであり、環境に優しい建築が観光産業にもたらす影響を考える上で、非常に興味深い事例となるでしょう。
参考リンク: