広島県三原市で4月26日から健康LINEサポート事業を継続、住民の健康を支援

広島県三原市における健康LINEサポート事業の継続

広島県三原市は、株式会社ファミワンが提供する「健康LINEサポート事業」を令和7年度も継続することを発表しました。この事業は、住民の皆様に向けてLINEを活用した健康サポートを提供するもので、特に妊活や女性特有の悩みを専門家に相談できる体制を整えています。

株式会社ファミワンは、「子どもを願うすべての人によりそい、幸せな人生を歩める社会をつくる」というビジョンのもと、法人向け福利厚生や自治体の住民向け支援を行っています。三原市からの委託を受けて、妊活や女性特有の健康問題に対するサポートをLINEで提供し、住民の健康を支援しています。

健康LINEサポート事業の詳細

この健康LINEサポート事業では、住民が不妊治療や不育症、更年期に関する悩み、性に関する問題など、普段相談しにくい内容を24時間・匿名で専門家に相談できる環境が整っています。令和5年4月からは育児に関する相談も受け付けており、住民が気軽にオンラインで情報を得ることができるようになりました。

相談は当事者だけでなく、周囲の支援を行う方々からも受け付けており、匿名で行えるため安心して利用できるサービスとなっています。

専門家によるサポート体制

三原市の健康LINEサポート事業には、看護師、助産師、心理士などの専門性の高いスタッフが揃っており、男性、女性、大人から子どもまで幅広い世代に対応しています。妊活から生理、更年期まで、ライフサイクル全般にわたる悩みをサポートし、オンライン研修会を実施することで、質の高い情報提供を行っています。

利用者からは「安心しました。ネットで調べれば何となく大丈夫だろうと思っていましたが、温かいお言葉に思わず涙が出ました」といった感謝の声が寄せられています。

令和6年度の取り組みとセミナーの成果

令和6年度には、「心と身体を大切にする気持ちを育てよう〜包括的性教育の観点から〜」というテーマでセミナーを実施しました。参加者からは「子どもの性との関わり方について、初めて知ることが多くあった」とのコメントがあり、性教育に関する理解が深まったことが伺えます。

また、参加者は「日々子どもと関わる中で、性に正しい知識を持つことで、関わり方や声かけを考えて接していきたい」と述べ、セミナーの重要性が再認識されました。

ファミワンの福利厚生サービスの概要

株式会社ファミワンが提供する福利厚生サービス「ファミワン」は、組織全体の風土づくりと個別サポートの2つの軸で企業を支援します。オンライン健康相談を通じて、従業員が社外の専門家に相談できる環境を提供し、心理的安全性を高めることを目指しています。

特に女性特有の健康課題に対しては、約7割の女性従業員が上司や周囲の理解を望んでいるという調査結果があり、管理職や支える側の従業員に正しい知識を提供することで支援の幅を広げることに貢献しています。

ファミワンのサービスと提供実績

株式会社ファミワンは、2018年9月より法人向け福利厚生プログラムの提供を開始し、小田急電鉄やTBS厚生会、ソニー、全日本空輸株式会社（ANA）などへサービスを提供しています。また、自治体への提供も行い、神奈川県横須賀市や長崎県、東京都杉並区、世田谷区、広島県三原市、群馬県邑楽町など、幅広い地域でサービスを展開しています。

なお、本サービスは医療行為ではないため、診断や処方は行っていません。健康とメンタルヘルスに関する相談を通じて、住民や従業員の健康を支援することを目的としています。

このように、広島県三原市における「健康LINEサポート事業」は、住民の健康を支えるための重要な取り組みであり、今後もその活動が期待されます。ファミワンの提供するサービスは、住民や従業員が安心して利用できる環境を整え、健康に関する悩みを解消する手助けをしていくことを目指しています。