2025年7月7日開始!摩周湖で体験する宿泊型オーガニック藍染セラピー
ベストカレンダー編集部
2025年5月1日 05:49
藍染セラピー開始
開催日:7月7日

北海道・摩周湖での新しい体験「宿泊型オーガニック藍染セラピー」
株式会社AirAleは、2025年7月7日より北海道・弟子屈町の摩周湖ユースホステルにて「宿泊型オーガニック藍染セラピー」を開始することを発表しました。この新しいプログラムは、ただの染色体験に留まらず、心と体を癒す旅のスタイルを提案します。藍染を通じて、自分自身と向き合い、自然の力を感じることができる貴重な体験を提供します。

摩周湖ユースホステルの特徴
摩周湖ユースホステルは、50年以上の歴史を持つ伝統的な宿泊施設です。常に新しい価値を創造し続けるこの場所では、自然と調和した体験が可能です。「オーガニック藍染体験・藍染セラピー」は、天然素材の藍と摩周湖の伏流水を使用し、染めるプロセスそのものが癒しとなる体験型プログラムです。
このプログラムのコンセプトは「藍染は布を染めるだけではなく、人の心と体も染める」というもので、訪れた方々にリラックスできる時間を提供します。江戸文化を忠実に再現した灰汁発酵建による藍染工房「オーガニック伊勢藍」から学んだ技術や姿勢を活かし、伝統文化の継承にも努めています。

摩周湖の魅力と藍染の出会い
摩周湖は世界で2番目の透明度を誇り、その美しい水は「摩周ブルー」と呼ばれています。この自然の中で、摩周湖ユースホステルの共同オーナーである川瀬俊光氏は、2021年に藍染の魅力に触れ、2024年には名古屋有松での藍染出展をきっかけに運命的な出会いを果たしました。
彼は三重県いなべ市にある「伊勢藍JAPAN」の工房で、江戸時代の灰汁発酵建の技法を学び、藍染の効能に驚きを感じました。この経験が、摩周湖ユースホステルでの藍染工房設立へと繋がり、藍染の魅力を国内外のお客様に伝えることが伝統文化の継承に貢献するとの考えから、2025年夏のオープンを目指しています。

藍染の効能と体験プログラム
江戸時代の正統な灰汁発酵建藍染には、抗菌・防臭・消炎・鎮痛効果などがあるとされています。伊勢藍で作られる藍染の効能は実証されており、洗剤を使用せず水洗いだけでその効果を維持できることが特徴です。藍による医学的効果としては、奈良県立医科大学が研究した新型コロナウイルスに対する藍由来抽出物の不活性化効果も注目されています。

体験プログラムの詳細
「宿泊型オーガニック藍染セラピー」では、以下のような特徴を持つ体験プログラムが用意されています。
- オーガニック&サステナブル:無農薬の藍を使用し、化学薬品を一切使わない安心・安全な藍染体験を提供します。染めた後の染液は土壌修復に活用可能です。
- 大自然の中でのセラピー効果:藍染は古来より人々の健康を支えてきた天然の恵みであり、染めのプロセスを通じて五感を研ぎ澄ませ、心を整える時間を提供します。
- 唯一無二の「藍の色」を体験:その土地の水・空気・気温によって発色が変わる藍染。訪れた方それぞれが「あなたにしか出せない色や模様」を生み出します。

体験内容と価格
体験プログラムには、以下の内容が含まれます。
- 基本工程:座学→染め素材選び→素材を藍瓶での染め→洗い→乾燥
- 体験コース:工房見学、ハンカチショートコース、本格セラピーコース(オーガニック手拭い・シャツ等を染める)などが設定される予定です。
- 価格:体験コース内容や染め素材、染め重量に基づいて設定されます。
ターゲット層と今後の展開
この藍染セラピー体験は、本物の体験を求める方や、セラピーやアート、伝統的な染物に興味のある方に最適です。特に30~40代の子育て世代や、最近心や身体が疲れていると感じる方々に幅広く利用されることが期待されています。家族やパートナーと一緒に体験できるプログラム設計も魅力の一つです。
今後は、札幌などの都市圏でのプロモーションイベントやマルシェ出展、近隣ホテルとのコラボレーションを模索し、観光体験コンテンツとしての展開も考えられています。また、地域のアートフェスティバルなどへの出店も検討されています。
まとめ
「宿泊型オーガニック藍染セラピー」は、摩周湖ユースホステルで体験できる新しい旅のスタイルです。心と体を癒す藍染の魅力を通じて、訪れる人々にとって特別な体験が待っています。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
開始日 | 2025年7月7日 |
場所 | 摩周湖ユースホステル(北海道・弟子屈町) |
体験内容 | オーガニック藍染体験・藍染セラピー |
効能 | 抗菌・防臭・消炎・鎮痛効果 |
ターゲット層 | 30~40代中心の子育て世代、癒しを求める方 |
藍染体験を通じて、心と体を染める特別なひとときを楽しむことができるこのプログラムは、訪れる人々にとって新たな発見となることでしょう。