東急電鉄が目黒線・東横線・田園都市線の車両をリニューアル開始、2025年秋から
ベストカレンダー編集部
2025年5月8日 16:40
東急電鉄車両リニューアル
開催日:9月1日
目黒線、東横線、田園都市線の車両リニューアルについて
2025年5月8日、東急電鉄は目黒線、東横線、田園都市線で運行している車両のリニューアルを発表しました。このリニューアルは、導入から約20年が経過した「3000系」、「5050系(8両編成)」、「5000系」のエクステリアおよびインテリアデザインを一新するものです。リニューアルされた車両は、目黒線「3000系」が2025年秋頃、東横線「5050系(8両編成)」が2025年冬頃、田園都市線「5000系」が2026年春頃から順次営業運転を開始する予定です。
新しいデザインの特徴
リニューアルのデザインは、社内公募を通じて集まった86件の応募の中から選ばれ、デザイン監修は株式会社丹青社が担当しました。新しいエクステリアデザインは、2018年から導入されている「2020系シリーズ」と同様のコンセプトカラー「INCUBATIION WHITE」を基調としています。この色は「美しい時代へ孵化する色」とされ、車両の正面は微笑んでいるようなイメージを持たせています。
また、正面下部や側面には、路線カラーをイメージしたグラデーションのラインが取り入れられ、お客様との調和や多様性、新しさ、美しさを表現しています。インテリアデザインについては、東急線沿線の風景をイメージした落ち着きのある色合いが採用され、親しみやすさと心地良さを感じられる空間が提供されます。
リニューアルの概要
リニューアルの対象となる車両数は468両(54編成)で、以下の内訳となっています。
- 目黒線「3000系」:104両(8両×13編成)
- 東横線「5050系(8両編成)」:184両(8両×23編成)
- 田園都市線「5000系」:180両(10両×18編成)
なお、一部の車両については、すでに「2020系シリーズ」に準じたインテリアデザインを採用しているため、車外リニューアルのみが実施されます。
リニューアルの内容は以下の通りです。
- 車外
- エクステリアデザインの一新
- 車内(一部車両を除く)
- インテリアデザイン(壁・床・座席)の一新、フリースペースの増設
具体的なデザインイメージ
目黒線「3000系」と東横線「5050系(8両編成)」のエクステリアデザインのイメージが公開されています。これらのデザインは、今後の運行においてお客様に新しい体験を提供することを目指しています。
インテリアデザインも同様に、快適性を重視した作りとなっており、すべてのお客様が利用しやすいようにフリースペースの増設が行われています。これにより、より多くの乗客が快適に移動できる環境が整えられます。
まとめ
2025年から2026年にかけて、目黒線、東横線、田園都市線で運行される車両がリニューアルされます。新しいデザインは、社内公募を通じて選ばれたもので、親しみやすさと快適性を追求したものとなっています。リニューアルの概要を以下の表にまとめました。
| 路線 | 車両名 | 対象両数 | リニューアル開始時期 |
|---|---|---|---|
| 目黒線 | 3000系 | 104両 | 2025年秋頃 |
| 東横線 | 5050系(8両編成) | 184両 | 2025年冬頃 |
| 田園都市線 | 5000系 | 180両 | 2026年春頃 |
このリニューアルにより、より快適で魅力的な移動手段が提供されることが期待されます。詳細については、東急電鉄の公式ウェブサイトをご覧ください。
参考リンク: