CASANEOが5月9日にリニューアルオープン!ミルクリーム新登場
ベストカレンダー編集部
2025年5月9日 11:24
CASANEOリニューアル
開催日:5月9日
「CASANEO」のリブランディングを全面サポート
日本発祥のスイーツ「ミルクレープ」の生みの親が手がけるミルクレープ専門店、株式会社エイトブランディングデザインは、株式会社シュゼット・ホールディングスのミルクレープ専門店ブランド「CASANEO(カサネオ)」のリブランディングを担当しました。このリブランディングは、戦略からコンセプト、商品企画、ロゴ、WEB、ケーキ箱、紙袋、ユニフォーム、焼き菓子パッケージ、店舗・催事デザインに至るまで、一貫したブランド構築をサポートするものです。
2025年5月9日、CASANEO梅田阪急店がリニューアルオープンし、リブランディング初日の売上は前年比2.3倍という好成績を記録しました。この成功は、多くのお客様に注目されていることを示しています。
ミルクレープの元祖「CASANEO」が新しいスイーツ“ミルクリーム”を発明
日本生まれのミルクレープは、1988年にCASANEOのシェフによって、麻布のレストランで発明されました。透けるほど薄いクレープ20層が重なる「ミルクレープはじまり」を完成させたのがその始まりです。
それから37年が経過し、CASANEOは従来のミルクレープの常識にとらわれず、生クリームをたっぷりと味わえる新しいスイーツ“ミルクリーム”を発明しました。CASANEOはミルクレープ専門店として、伝統のおいしさを守りながら、まだ見ぬミルクレープをお届けします。
商品ラインアップ
| 商品名 | 説明 |
|---|---|
| ミルクレープ はじまり | 1988年誕生、すべてのミルクレープの発祥の味。透けるほど薄いクレープを20層重ねて完成させる、真似できない口どけが魅力。 |
| ミルクリーム 北海道純生ミルク | 2025年新発明、北海道・純生クリームを贅沢に重ねたクリームを味わうミルクリーム。極薄クレープと重ねて、なめらかな口どけを極めた。 |
| ミルクリーム その他定番商品 | クリームをたっぷり重ねたミルクリームに、素材を贅沢に重ねた商品。写真は、ごろごろ果肉のベリーベリーと73%カカオのクッキー&クリーム。 |
「ミルクレープ はじまり」のこだわり
- クレープは極限まで薄く: 理想の食感を実現するため、クレープ生地は向こう側が透けるほど極限まで薄く焼き上げます。
- 鮮度を求めて: カサネオのミルクレープの味の決め手となるのは自家製クリーム。毎朝、その日に必要な分だけ作ります。
- 素材を際立たせる「重ね」: 材料の長所を最大限に引き出す「重ね」の工程は、素早さ、正確さ、丁寧さが求められます。
- 本物のおいしさへの仕上げ: 最後に焼きごてでキャラメリゼを施し、ほのかな苦味がミルクレープの甘さを際立てます。
ネーミングとコンセプト
ブランドネーミング「CASANEO(カサネオ)」は、「重ねる」を意味するCASANEと、「新しさ」を意味するNEOを組み合わせたものです。このネーミングは、ブランドの方向性を体現しています。
ブランドコンセプト「BEYOND BORDER」は、「伝統のおいしさを守りながら、時代を超えてその先へ」という思いを表現しています。また、ブランドステイトメントも開発され、コンセプトに込めた思いを分かりやすく伝えています。
ロゴデザインとコミュニケーションデザイン
ロゴデザインは、CASANEOの最初と最後の文字「CとO」を用いて構成されており、円のような2つの文字が重なることで、ミルクレープの特徴である「重なるクレープ」を表現しています。このグラフィックパターンは、ケーキ箱や店頭のサインなどにも展開されています。
ブランドカラーは、新しさやクレープ生地を連想させる鮮やかなイエローと、伝統や職人の洗練された技を感じさせる落ち着いたグレーを組み合わせることで、「ミルクレープ専門店の伝統と革新」を表現しています。
コミュニケーションデザインの展開
ブランドカラーとロゴデザインのグラフィックパターンを展開したケーキ箱やケーキピック、紙袋、シールなどの店舗資材、焼き菓子パッケージデザイン、WEB、店舗・催事のデザインまで、デザインを統一し、一貫したブランドの世界観を表現しています。
ケーキ箱は、店頭で箱を重ねてサインとしても使えるように設計されており、正面のデザインは重ねることで繋がるグラフィックとなっています。箱の側面には、ホール箱・カット箱大・カット箱小それぞれ異なるミルクレープを表現したグラフィックが配置され、様々な向きで重ねても楽しめる工夫が施されています。
エイトブランディングデザインについて
エイトブランディングデザインは、「ブランディングデザインで日本を元気にする」というコンセプトのもと、企業のブランド開発、製品開発、店舗開発など幅広いジャンルでのデザイン活動を行っています。代表の西澤明洋は、1976年に滋賀県で生まれ、リサーチからプランニング、コンセプト開発まで含めた一貫性のあるブランディングデザインを数多く手がけてきました。
主な仕事には、クラフトビール「COEDO」、抹茶カフェ「nana’s green tea」、スキンケア「ユースキン」などがあり、著書には『ブランディングデザインの教科書』や『西澤明洋の成功するブランディングデザイン』があります。エイトブランディングデザインは、グッドデザイン賞金賞やRed Dot Design Award Best of the Best賞をはじめ、国内外で100以上の賞を受賞しており、ブランディングデザインのパイオニアとしての地位を確立しています。
まとめ
今回のリブランディングにより、CASANEOは新たなブランドイメージを確立し、伝統的なミルクレープの魅力を保ちながらも、革新的なスイーツ“ミルクリーム”を提供することに成功しました。以下に、リブランディングの要点を整理しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| リブランディング担当 | 株式会社エイトブランディングデザイン |
| リニューアルオープン日 | 2025年4月9日 |
| 初日の売上 | 前年比2.3倍 |
| 新商品 | ミルクリーム(北海道純生ミルクなど) |
| ブランドコンセプト | BEYOND BORDER |
| 代表者 | 西澤明洋 |
このリブランディングは、CASANEOが今後も日本のスイーツ文化を牽引し続けることを期待させるものとなりました。
参考リンク: