谷川俊太郎さんを偲ぶ展示イベント、5月30日より渋谷PARCOで開催
ベストカレンダー編集部
2025年5月16日 11:20
谷川俊太郎展示会
開催期間:5月30日〜7月13日
谷川俊太郎さんへの感謝を込めた展示イベント
2025年5月16日、株式会社ほぼ日は、詩人・谷川俊太郎さんを偲ぶ展示イベント「谷川俊太郎さん、ありがとう。」を渋谷PARCO8Fの「ほぼ日曜日」で開催することを発表しました。谷川さんは、数多くの絵本や詩、言葉を通じて、子どもから大人まで多くの人々に感動や気づきを与えてきました。
このイベントは、2024年11月に永眠された谷川さんへの感謝の気持ちを表すものであり、谷川さんが遺した詩や言葉、写真、思い出の品々を通じて、来場者が谷川さんを思い出す時間を提供します。
イベントの詳細
展示イベント「谷川俊太郎さん、ありがとう。」は、2025年5月30日(金)から7月13日(日)までの期間、毎日11:00から20:00まで開催されます。入場は無料で、場所は渋谷区宇田川町15-1にある渋谷PARCO8階の「ほぼ日曜日」です。
展示内容には、谷川さんが手がけた詩や言葉、さらに谷川さんとほぼ日にゆかりのある方々から寄せられたメッセージやエピソードも含まれます。これにより、谷川さんの多彩な活動を振り返ることができる貴重な機会となります。
展示される作品や資料
展示では、谷川さんが執筆した数多くの詩や絵本が揃えられます。特に、詩集や絵本は数百冊にも及び、谷川さんが手がけた作品の一部を直接手に取って楽しむことができます。
また、谷川さんが参加したコンテンツの一つである『うれしいセーター』では、ニットデザイナー・三國万里子さんが編んだセーターを実際に着用されていた谷川さんのものを展示します。このセーターは、谷川さんの家族からお借りしたもので、彼の温かさを感じることができるでしょう。
選者による詩の展示
本イベントでは、谷川さんと親交のあった方々が選者として協力し、それぞれが選んだ谷川さんの詩を展示します。選者には、以下の方々が名を連ねています。
- 阿川佐和子さん(作家・エッセイスト)
- junaidaさん(画家)
- 俵万智さん(歌人)
- 平野レミさん(料理愛好家・シャンソン歌手)
- 三國万里子さん(ニットデザイナー)
- 矢野顕子さん(ミュージシャン)
- 吉本ばななさん(作家)
- 渡辺真理さん(アナウンサー)
これらの選者によるメッセージやエピソードは、谷川さんの人柄や魅力を伝える重要な要素となるでしょう。
谷川俊太郎さんとほぼ日の関係
谷川俊太郎さんは、ほぼ日での活動を通じて、多くのコンテンツに出演されました。2000年から始まったその活動は、2024年まで続き、30回以上にわたるものでした。谷川さんが関わったコンテンツの詳細は、ほぼ日の公式サイトで確認できます。
また、谷川さんが企画に参加した絵本『かないくん』の原画も展示される予定であり、彼がほぼ日での活動を通じて生み出した作品の一端を垣間見ることができます。
来場者からのメッセージコーナー
イベントでは、来場者が谷川俊太郎さんへのメッセージを寄せるコーナーも設けられています。谷川さんへの思い出や感謝の気持ちを自由に書き込むことができ、来場者同士の交流の場ともなるでしょう。
特典とお買い物情報
会場では、谷川俊太郎さんの著書を購入することができ、税込1500円以上の購入者には、特製のキーホルダーがプレゼントされます。このキーホルダーは、イラストレーターの江田ななえさんが描いたもので、谷川さんの思い出を持ち帰ることができる素敵なお土産となります。
特典は数量限定で、なくなり次第終了となりますので、早めの来場をおすすめします。
谷川俊太郎さんのプロフィール
谷川俊太郎さんは、1931年12月に東京で生まれた著名な詩人です。彼は17歳の頃から詩作を始め、1952年には第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行しました。その後も、数千篇におよぶ詩作品を発表し続け、作詞活動や絵本制作など、多岐にわたる創作活動を行いました。
谷川さんの作品は、子どもから大人まで多くの人々に愛され、彼の詩は今もなお多くの人々の心に響いています。2024年11月13日に老衰で逝去されましたが、彼の残した言葉や作品は、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。
| イベント名 | 谷川俊太郎さん、ありがとう。 |
|---|---|
| 開催期間 | 2025年5月30日(金)~7月13日(日) |
| 開催時間 | 11:00~20:00 |
| 場所 | 渋谷PARCO8階 ほぼ日曜日 |
| 入場料 | 無料 |
| 主催 | 株式会社ほぼ日 |
この展示イベントでは、谷川俊太郎さんの偉大な業績を振り返りながら、彼の言葉や詩に触れる貴重な機会となります。来場者は、谷川さんの作品を通じて彼の世界観を再発見し、心に残る体験を得ることができるでしょう。
参考リンク: