7月7日オープン！さかざきちはるペンギンルームで特別なアート体験を

ペンギンミュージアム開館1周年記念

株式会社和多屋別荘は、2023年11月に開催したイラストレーターさかざきちはるさんのポップアップ個展『ペンギンアパートメント うれしの別荘～いきものたちがおでむかえ～』を契機に、2024年から特別描き下ろし作品の展示や原画500点を企画ごとに入れ替える常設展『ペンギンミュージアム』を展開しています。

このたび、ミュージアム開館1周年を記念し、”本とアート”をテーマにした新客室『さかざきちはるペンギンルーム』の開設が決定しました。この新しい客室では、さかざきちはるさんの独自の世界観を体感できる特別な滞在体験が提供されます。

ペンギンルームの詳細

『さかざきちはるペンギンルーム』では、さかざきちはるさんが手がけた本（絶版を含む）や原画作品が展示される予定です。これらの本は希少品で、重版されることが少ないため、さかざきさんの手元にある私物をお借りし、宿泊者が自由に閲覧できるように準備されています。

また、部屋の中には2メートルにも及ぶ巨大壁画アートが描かれ、使用されるのは佐賀県の伝統工芸品「名尾和紙」です。さかざきさん自身も「和紙に原画を描くのは初めて」と語っており、これは新たな挑戦となります。

展示される主な作品（予定）

• 『ペンギンアパートメント』原画作品から2〜6点（さかざきさんによる選定）
• ミュージアム用に描き下ろしされる原画作品（55センチ四方）
• 名尾和紙に描かれる壁画アート（2メートルほど）
• ペンギンモチーフのオリジナルデザイン壁紙やファブリックなど

宿泊予約およびオープン日

『さかざきちはるペンギンルーム』の宿泊予約は、2025年6月から開始される予定です。また、オープン日は2025年7月7日（月）となっています。客室の詳細については、公式WebサイトやSNSにて随時発信される予定です。

オープニングイベントの開催

新客室のオープンに先立ち、さかざきちはるさんによるトークイベントが開催されます。このイベントでは、壁面に描き下ろされた作品にまつわるお話やルームツアーが実施される予定です。

開催日は2025年7月6日（日）11:30～12:30（予定）で、参加申し込みはオンラインフォームにて受付予定です。詳細については、6月初旬頃に発表される見込みです。

七夕イベントの実施

さらに、7月7日までの期間中、ペンギンミュージアム横には笹飾りが設置され、来場者は五色の短冊に願いごとを綴り、自由に飾り付けることができます。飾り付けられた短冊は、後日、嬉野温泉の守り神である白ナマズ様が祀られる豊玉姫神社にて奉納される儀式が行われます。

短冊の配布場所は和多屋別荘の「BOOKS & TEA 三服」で、参加費は無料です。

豊玉姫神社について

豊玉姫神社は、嬉野温泉に鎮座する美肌の神様として知られています。御祭神である豊玉姫大神は、「日本三大美肌の湯」として名高い嬉野温泉を見守っています。また、古来から肌の病に効能があるとされるナマズ様は、多くの湯治客から信仰を集めています。

神社には白磁の「白ナマズ」が祀られており、訪れる人々の美肌祈願が行われています。

さかざきちはるさんのプロフィール

さかざきちはるさんは、千葉県出身のイラストレーターで、東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業後、1998年からフリーのイラストレーターとして活動しています。彼女はJR東日本の「Suicaのペンギン」や千葉県のマスコット「チーバくん」、ヤマトホールディングスの「クロネコ・シロネコ」など、数多くのキャラクターを手掛けています。

著書には『ペンギンアパートメント』や『ぺんぎんのおかいもの』などの絵本があり、作品集も多数発表しています。

まとめ

ペンギンミュージアムの開館1周年を記念して設置される『さかざきちはるペンギンルーム』は、アートと物語に包まれた特別な滞在体験を提供します。宿泊予約は2025年6月から開始し、オープン日は7月7日です。また、オープニングイベントや七夕イベントも予定されており、訪れる人々に新たな感動を与えることでしょう。

このような取り組みにより、ペンギンミュージアムはアートと文化を融合させた新たな魅力を発信していきます。