5月22日発売!きょうだい児の葛藤を描くエッセイ漫画『きょうだい、だけどいや』
ベストカレンダー編集部
2025年5月22日 12:17
エッセイ漫画発売
開催日:5月22日
『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど』の発売について
2025年5月22日(木)、株式会社竹書房からエッセイ漫画『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど』(著:のまり)が発売される。この作品は、病気や障害を持つ兄弟姉妹を持つ「きょうだい児」の葛藤と希望を描いたものである。
本書は、著者が看護師としての経験を基に、きょうだい児が直面する現実や心の葛藤をリアルに表現している。特に、精神科訪問看護の現場での経験を通じて、家族の中での役割や期待がどのようにきょうだい児に影響を与えるのかを深く掘り下げている。
作品のあらすじ
物語は、主人公の手塚ナミが病気がちの妹を持つ「きょうだい児」として育った背景から始まる。ナミの妹は幼少期に喘息がひどく、長期にわたって入院を余儀なくされ、10代になると精神的な問題を抱えるようになった。
ナミは、親が妹にかかりきりのために自分が放置されていると感じ、親に対して反発を抱くようになる。ナミは成長する中で、家族からの期待や役割に苦しむ日々を送る。やがて、保健師として働くことになったナミは、病気の子どもを過保護に育てる親の姿に出会い、かつての自分の家庭を思い出す。
作品の見どころ
このエッセイ漫画の魅力は、著者ののまりが描くリアルな心理描写にある。特に、精神科訪問看護の現場での経験を通じて、ナミがどのように家族との距離を取り、自分の人生を選択していくのかが丁寧に描かれている。
また、近年注目を集めている「きょうだい児」という社会問題に焦点を当て、読者にその実情を理解させる重要な役割を果たしている。ナミの成長過程や、家族との関係の変化は、多くの読者に共感を呼ぶことでしょう。
著者のプロフィールと作品情報
著者ののまりは、石川県奥能登出身のマンガ家であり、看護師としても活動している。彼女の代表作には「おとずれナース~精神科訪問看護とこころの記録~」があり、これもまた看護師としての経験を基にした作品である。
『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど』の書誌情報は以下の通りである:
- 発売日:2025年5月22日(木)
- 定価:1,430円(本体1,300円+税)
- 判型:A5判
さらに、竹書房の詳細ページも是非ご覧いただきたい。
関連リンクとリソース
『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど』の試し読みや、他のエッセイ漫画を楽しむために、以下のリンクも利用できる。
- 竹書房コミックエッセイweb(火曜・金曜お昼12時更新)
このサイトでは、竹書房が提供する無料のWEBコミックエッセイを楽しむことができる。
まとめ
『きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど』は、病気や障害を持つ兄弟姉妹を持つ「きょうだい児」の視点から描かれたエッセイ漫画であり、著者ののまりが看護師としての経験を活かしてリアルな心理描写を展開している。ナミの成長と家族との関係の変化は、多くの読者に共感を呼び起こすことでしょう。
以下に、この記事で取り上げた内容を表にまとめた。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 作品名 | きょうだい、だけどいや ケアをさせられたきょうだい児だった、けど |
| 著者 | のまり |
| 発売日 | 2025年5月22日 |
| 定価 | 1,430円(本体1,300円+税) |
| 判型 | A5判 |
| 関連リンク | 竹書房 詳細ページ |
この作品は、きょうだい児の実情を理解するための貴重な一冊となることが期待されている。
参考リンク: