2025年6月9日発売!『答えのない教室 パート2』で新しい教育の形を探る
ベストカレンダー編集部
2025年5月26日 09:51
『答えのない教室 パート2』発売
開催日:6月9日

新刊『答えのない教室 パート2』の概要
株式会社新評論は、2025年6月9日に新刊『答えのない教室 パート2-流山市立おおぐろの森中学校での教育実践』を発刊します。この書籍は、子どもたちがワクワクし、ドキドキしながら学ぶことができる授業を実現するための実践例を紹介しています。著者の池田吉久氏は、流山市立おおぐろの森中学校での教育実践を通じて、数学教育における「考える力」を育む授業の全貌を伝えることを目指しています。
教育現場では、教師が生徒に楽しい授業を提供しようと努力する一方で、子どもたちもまた、興味を持って参加できる授業を求めています。保護者にとっても、子どもが楽しんで通う姿を見ることは大変嬉しいことです。『答えのない教室 パート2』では、具体的な授業の進め方や生徒の反応を通じて、どのようにしてこのような授業が実現されるのかを詳しく解説しています。
「考える力」を育む授業の実践
本書は、特に中学校の数学の授業に焦点を当てています。著者は、思考力や判断力、表現力を高めるために、どのような授業が効果的であるかを探求してきました。ある日、書店で出会った『答えのない教室――3人で「考える」算数・数学の授業』という本が、彼の授業スタイルに大きな影響を与えました。この本には、考えることを習慣化するための多様な仕掛けが紹介されており、著者はそれを授業に取り入れることで、教室の雰囲気を一変させることに成功しました。
授業では、生徒たちが3人一組になり、課題に取り組むスタイルを採用しています。教師は生徒たちを見守り、必要な時にサポートを行います。このようなアプローチにより、生徒たちは自発的に考え、意見を交わしながら学ぶことができるようになります。
授業の具体例と進め方
本書では、実際に行われた授業の具体例として、「15の題材」が挙げられています。これには、数学だけでなく理科の実践例も含まれており、授業の内容や進め方、教室の様子、生徒たちの感想が詳しく紹介されています。特に、数学に苦手意識を持つ生徒が授業を通じてその面白さに気づく様子は、教師や保護者にとっても大きな喜びとなるでしょう。
- 第1章:1学期 – ワクワクし、考えることが楽しい授業の実践
- 第2章:2学期 – より深く思考する授業の進展
- 第3章:3学期 – 来年度に向けた理科での実践
著者のプロフィールと教育への思い
著者の池田吉久氏は、千葉県流山市の公立学校教員であり、37年間にわたり多くの生徒と関わってきた経験を持っています。定年後、2022年から流山市立おおぐろの森中学校で再任用教員として勤務し、「答えのない教室」の実践を通じて、一人でも多くの生徒に数学を好きになってもらうことを目指しています。このような情熱が、本書の内容にも色濃く反映されています。
書籍の詳細情報
『答えのない教室 パート2』は、以下のような書籍概要で販売されます。
書名 | 答えのない教室 パート2-流山市立おおぐろの森中学校での教育実践 |
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著者 | 池田吉久 |
定価 | 2420円(税込) |
発売日 | 2024年6月9日 |
購入リンク | Amazon, 楽天ブックス |
教育の未来に向けて
本書『答えのない教室 パート2』は、教育現場における新たなアプローチを提案しています。教師が生徒に対してどのように関わり、どのように授業を展開していくかが、今後の教育において非常に重要なテーマとなるでしょう。特に、数学教育においては、思考力を育むことが求められています。本書を通じて、多くの教師が新たな授業の形を見出し、実践していくことが期待されます。
以上の内容を通じて、教育の現場で求められる「考える力」を育むための具体的な方法や実践例が示されています。教育に関心のある方々にとって、非常に有益な一冊となることでしょう。
参考リンク: