2025年5月26日開始、モリサワがAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入し業務効率化へ

LegalOn Cloud導入

開催日:5月26日

LegalOn Cloud導入
LegalOn Cloudってどんなサービス?
LegalOn Cloudは契約審査など法務業務をAIで効率化・品質向上するプラットフォームで、法務担当者のスキル補完やリスク発見も支援します。
なぜモリサワがLegalOn Cloudを導入したの?
モリサワの法務部門は契約審査業務に多くの工数がかかり、人員不足で他業務に注力できなかったため、効率化と品質向上を目的に導入しました。

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」の導入について

株式会社LegalOn Technologies(以下、LegalOn)は、2025年5月26日、文字の力で情報伝達を支える株式会社モリサワに対して、法務業務全体を包括的に支援するAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」を導入したことを発表しました。このプラットフォームは、契約審査業務の効率化と品質向上を目指すものであり、法務部門における新たな業務環境を提供します。

導入の背景には、株式会社モリサワの法務部門が抱える契約審査業務の重要性と比率の高さがありました。従来の業務では、定型的な審査業務に多くの工数がかかり、限られた人員で社内の法律相談対応やコンプライアンス推進に十分なリソースを割くことが難しい状況でした。この課題を解決するために、LegalOn Cloudの導入が決定されました。

導入の背景と期待される効果

株式会社モリサワの法務部門では、スピードと精度を兼ね備えた定型業務の自動化を進めることで、契約審査以外の業務に注力できる環境の実現を目指しています。AI技術の発展が進む中でも、法務においては十分な知識や経験を持つ人材の力が必要であると考えています。LegalOn Cloudは、法務担当者のスキルを補完・補強し、契約リスクの発見能力向上や人材育成に寄与することが期待されています。

具体的には、以下のような効果が見込まれています:

  • 契約審査業務の効率化
  • 法務部門全体の業務効率化と品質向上
  • 法務担当者のスキル向上と人材育成の促進

株式会社モリサワの概要

株式会社モリサワは、フォント事業やソフトウェア事業、ソリューション事業を展開している企業です。特に、デジタルフォントの開発・販売やクラウドフォントサービスの提供において、業界内での地位を確立しています。

以下は、株式会社モリサワの基本情報です:

会社名
株式会社モリサワ
代表者
代表取締役社長 森澤 彰彦
設立
1948年(昭和23年)12月
従業員数
347名(2025年2月末現在)
資本金
10,000万円
本社所在地
〒556-0012 大阪市浪速区敷津東2-6-25

AI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」の特徴

LegalOn Cloudは、従来のリーガルテックとは異なる全く新しいAIテクノロジープラットフォームです。企業法務のために設計されており、マターマネジメント体制、コントラクトマネジメント体制、契約審査体制など、さまざまな体制を同一プラットフォーム上で構築することが可能です。

このプラットフォームを利用することで、自然とナレッジが蓄積され、AIが自動で整理されます。ユーザーは、必要な情報を必要な時にAIからレコメンドされるという次世代のナレッジマネジメントを実現します。

具体的な機能としては、以下のようなものがあります:

  • 契約書の自動レビュー機能
  • 法令調査体制の構築
  • 法律文書の書式利用体制の構築

株式会社LegalOn Technologiesの概要

LegalOn Technologiesは、法的知見とAI分野における高い開発力を持つリーガルAIカンパニーです。2017年の設立以来、AIを搭載したリーガルテックサービスの開発に注力しており、現在では法務業務を全方位でカバーするAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」やグローバル向けのAI契約レビューサービス「LegalOn Global」を展開しています。

以下は、株式会社LegalOn Technologiesの基本情報です:

会社名
株式会社LegalOn Technologies
設立
2017年4月
資本金
178.5億円(資本準備金等含む)
代表者
代表取締役執行役員・CEO 角田 望
本社所在地
〒150-6219 東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー19F

まとめ

この度の株式会社モリサワによる「LegalOn Cloud」の導入は、法務業務の効率化と品質向上を目指す重要な一歩です。AI技術の進化を背景に、法務部門における業務の自動化が進むことで、より高度な業務に注力できる環境が整うことが期待されます。

以下は、本記事で紹介した内容のまとめです:

項目 詳細
導入企業 株式会社モリサワ
導入プラットフォーム LegalOn Cloud
導入背景 契約審査業務の効率化と品質向上
期待される効果 業務効率化、スキル向上、人材育成
LegalOn Technologies設立年 2017年

法務部門における新たなソリューションとして、LegalOn Cloudの導入がどのような変革をもたらすのか、今後の展開が注目されます。

参考リンク: