2025年6月公開予定の未来型農業ゲーム「タイピング農園」最優秀賞アイデアを基に開発進行中

未来の農業ゲームが決定！「農業ゲームアイデア畑」の最優秀賞発表

2025年5月27日、株式会社農情人が運営するコミュニティ、Metagri研究所は、こどもの日特別企画「みんなで育てる『農業ゲーム』アイデア畑」の選考結果を発表しました。この企画では、全国の小学生からユニークなアイデアを募集し、未来の農業コンテンツを共に創り上げることを目的としていました。

数多くの応募の中から、hako様の提案した「ステキな野菜を作ろう！」が最優秀賞に選ばれました。このアイデアを基に、Metagri研究所のインターン生がPC向けのミニゲーム「タイピング農園」として開発を進め、2025年6月内の完成を目指します。

こどもの日企画「農業ゲームアイデア畑」の概要

本企画は、子どもたちの自由な発想を生かし、「こんな農業ゲームがあったら面白い！」というアイデアを募るものでした。農業や食への興味を喚起し、ユーザーとの共創による新しいゲーム開発の可能性を探る試みです。

以下は、本企画の詳細です：

• 開催日：2025年5月
• 対象：全国の小学生
• 目的：未来の農業コンテンツの創造

最優秀賞に輝いたアイデアの詳細

最優秀賞に選ばれたhako様のアイデア「ステキな野菜を作ろう！」は、野菜を育てる過程での雑草取りや水やりを、育てている野菜の名前をタイピングすることで行うというユニークなゲームです。

ゲームの概要は以下の通りです：

• 育成方法：野菜の名前（例：「じゃがいも」「にんじん」）をタイピングすることで世話を行う。
• 成功基準：制限時間内に正確にタイピングできれば成功となり、その成功度合いによって野菜の品質や売値が変動。
• 目標：より良い野菜を作り、高値で売ってお金を稼ぐこと。

このアイデアは、「野菜の世話をタイピングで行う」という独創的な発想と、「タイピングの正確さが作物の価値に直結する」というゲーム性が高く評価されました。農業のプロセスと教育的要素を組み合わせた点が魅力とされています。

受賞者の声と副賞について

最優秀賞を獲得したhako様は、受賞に際して次のようにコメントしています：

「今、タイピングの練習をしているので、タイピングがゲームになったらもっと練習が楽しくなるのになぁと思って考えました。まさか賞をもらえるなんて思っていなかったのでびっくりしました。とても嬉しいです。」

hako様には、アイデアのゲーム化に加え、副賞として提携農家から提供される「旬の農産物詰め合わせ」と「Metagri研究所 会員証NFT」が贈呈されます。

「タイピング農園」の開発について

最優秀賞に選ばれたアイデアを基に、Metagri研究所のインターン生が中心となり、PC向けミニゲーム「タイピング農園」の開発に着手します。以下は、ゲームの主な内容と開発スケジュールです：

進捗状況は、Metagri研究所のウェブサイトやSNS等で随時発信される予定です。

Metagri研究所の取り組みとコミュニティ

Metagri研究所は、「農業×web3」を掲げて持続可能な農業の実現に取り組んでいます。2022年3月に活動を開始し、2025年5月現在では1,200名以上が参加しています。失敗を恐れずに新たな社会実験に取り組む姿勢を大切にし、以下のような取り組みを行っています：

• 独自トークン発行によるトークンエコノミー「FarmFi」モデルの構築
• 会員証NFTホルダー限定のイベントの企画と運営
• 農業とweb3、生成AI技術などの新技術を組み合わせた実証実験
• 地方創生×web3支援パッケージ構築と導入支援

農業にweb3や生成AI技術を掛け合わせた取り組みに興味のある方は、ぜひコミュニティに参加してみることをお勧めします。

まとめ

今回の「農業ゲームアイデア畑」企画では、子どもたちの独創的なアイデアが形になり、最優秀賞に選ばれた「タイピング農園」の開発が進められます。以下は、今回の内容をまとめた表です：

このように、未来の農業ゲームが子どもたちの手によって創り出されることは、農業への興味を喚起し、次世代の農業モデルの形成に寄与することが期待されます。