2025年5月6日開催「Happy Mother’s Day!母に感謝のコンサート2025 in TOKYO」レポート
ベストカレンダー編集部
2025年5月27日 21:41
母に感謝コンサート2025
開催日:5月6日

「Happy Mother’s Day! ~母に感謝のコンサート2025 in TOKYO~」の開催概要
2025年5月6日(火祝)に東京・Bunkamuraオーチャードホールで、「Happy Mother’s Day!~母に感謝のコンサート2025 in TOKYO~」が開催されました。このイベントは、毎年母の日に合わせて行われるもので、母への感謝の気持ちを音楽を通じて表現することを目的としています。
公演は、ストーリーテラーの内田也哉子、ホストの森山直太朗をはじめ、上白石萌音、大橋トリオ、藤原さくら、オフィシャルピアニストの桑原あいが出演し、豪華なラインナップで彩られました。開場は17時、開演は18時で、会場には多くの観客が詰めかけました。

コンサートの内容と見どころ
コンサートは、「この世界の全ての母親に感謝の思いを込めて、音楽の花束を贈ろう」というテーマのもと、観客とアーティストが一体となる温かい雰囲気で進行しました。内田也哉子と森山直太朗の司会進行は、4年連続でのコンビで、息の合ったトークが会場を和ませました。
最初のパフォーマンスは、森山直太朗による「さくら」のアコースティックギター弾き語りでした。この曲は、彼の代表曲の一つであり、会場の高い天井に美しいファルセットが響き渡りました。続いて歌われた「新世界」は、森山のデビュー20周年ツアーのテーマ曲であり、彼の個人的な思いを込めた感動的なバラードです。
さらに、桑原あいを加えた演奏で「アルデバラン」が披露され、上白石萌音が登場する前の盛り上がりを見せました。曲のエンディングは、観客全体が手拍子を合わせ、ゴスペルのような熱い雰囲気に包まれました。

アーティストのパフォーマンス
コンサートの中で印象的だったのは、藤原さくらのパフォーマンスです。彼女は「Smile」を歌い、その後にオリジナル曲「daybreak」を披露しました。彼女の豊かな低音とジャズ・ソウルの深みを感じさせる歌声は、観客を魅了しました。
また、大橋トリオのアコースティックギター演奏も印象に残りました。彼は「はじまりの唄」や「ホルトノキ」といった親子の絆を歌ったバラードを披露し、聴く者の心に響くパフォーマンスを展開しました。そして、上白石萌音とのデュエット「窓」では、彼女の豊かな声量が会場を包み込みました。

内田也哉子のストーリーテリング
コンサートの終盤では、内田也哉子がストーリーテラーとしてスポットライトを浴びました。彼女は自作のエッセイを朗読し、母への感謝の思いから平和のメッセージへと進化した内容を語りました。このエッセイは、年々内容が深まっており、聴衆に強い印象を与えました。
朗読の後、上白石萌音がアカペラで歌い出し、桑原あいのピアノが寄り添う形で「On The Sunny Side Of The Street」が演奏されました。この曲は、上白石が出演したNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で重要な役割を果たした楽曲であり、選曲の巧みさが際立ちました。

グランドフィナーレと来年への期待
コンサートは、出演者全員がステージに集まり、「ロマンティーク」を演奏する形で締めくくられました。この曲は、内田也哉子が作詞し、森山直太朗が作曲したもので、母への感謝の気持ちが込められています。
観客は、コンサートの最後に自由に持ち帰れる赤いカーネーションを手に取り、心温まる思い出を胸に帰路につきました。2025年の「Happy Mother’s Day!~母に感謝のコンサート~」は、選曲や演出が一層練りこまれており、参加者にとって特別な体験となりました。
公演名 | 開催日 | 会場 | 出演者 | チケット料金 |
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Happy Mother’s Day!~母に感謝のコンサート2025 in TOKYO~ | 2025年5月6日(火祝) | Bunkamura オーチャードホール | 森山直太朗、上白石萌音、大橋トリオ、藤原さくら、内田也哉子 | 全席指定 9,800円(税込) |
このように、音楽とともに母への感謝を表現する「Happy Mother’s Day!~母に感謝のコンサート2025 in TOKYO~」は、参加者にとって心に残る素晴らしいイベントとなりました。来年もまた、同じ感動を味わうことができることを期待したい。