2025年5月28日リプロネクストがメタバース「DOOR」事業を譲受しブランド刷新へ

リプロネクストがメタバース「DOOR」事業を譲受

株式会社リプロネクスト（本社：新潟県新潟市、代表取締役CEO：藤田 献児）は、2025年5月28日に株式会社NTTコノキュー（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：丸山 誠治）が提供していたメタバースプラットフォーム「DOOR」の事業を譲り受けたことを発表しました。この譲受により、リプロネクストは「DOOR」のサービスを継承し、さらなる発展を目指します。

「DOOR」は、累計300万以上のユーザーに仮想空間を提供し、教育、観光、企業プロモーションなどの多様な分野で活用されてきました。アプリケーションをインストールする必要がなく、誰でも簡単にアクセスできることから、多くの人々にとって初めてのメタバース体験を提供する重要なプラットフォームとなっていました。

メタバースプラットフォーム「DOOR」の価値

リプロネクストは、これまで「DOOR」を活用して、クライアントの課題解決を目的とした空間制作やイベント支援を行ってきました。しかし、2025年3月31日をもって「DOOR」のサービスが終了するとの発表があった際、リプロネクストはこのプラットフォームが持つ価値を将来にわたり受け継ぐべきだと強く認識しました。

リプロネクストは「BREAK THE WALL」というビジョンを掲げ、テクノロジーの力で社会のさまざまな壁を乗り越え、課題解決に取り組むことを目指しています。メタバースがより身近な存在となることで、地域が抱える課題の解決や教育格差の是正、多様な働き方の実現など、社会全体にポジティブな変化をもたらすことを確信しています。

リブランドの実施

リプロネクストは、メタバース事業の譲受に伴い、コーポレートロゴやウェブサイトなどのブランドビジュアルをリニューアルしました。新しいロゴのデザインは、リプロネクストのビジョン「BREAK THE WALL」を体現しており、リプロネクストの頭文字「L」を象徴的に“壁”に見立てています。

このロゴには、立体感と奥行きをもたらす光の重なりが取り入れられており、多様な色合いが浮かび上がるデザインに仕上げられています。新しいロゴを通じて、リプロネクストの理念と姿勢をより明確に伝えることを目指しています。

コーポレートサイトのリニューアル

リプロネクストのコーポレートサイトもリニューアルされ、コーポレートカラーであるブルーを基調に、同社の主軸である「AI」「メタバース」「XR」の各サービスについて、より深く理解できる内容に更新されています。新しいウェブサイトは、リプロネクストの取り組みやサービスをより多くの人々に知ってもらうための重要な情報源となるでしょう。

リプロネクストのコーポレートサイトへのリンクは以下の通りです：

• リプロネクスト コーポレートサイト

代表取締役のコメント

株式会社リプロネクストの代表取締役である藤田 献児氏は、今回の事業譲受に関して、株式会社NTTコノキューとその関係会社に感謝の意を表明しています。DOORは、これまで自治体によるひきこもり支援や企業のPR施策、教育現場での体験学習など、全国各地で“距離や制約を超える空間”として活用されてきたサービスであり、社会的にも大きな意義を持つと述べています。

藤田氏は、DOORが終了する可能性を知った際、全国の現場で果たしてきた役割を実感し、「終わらせたくない」という強い想いが込み上げたことから、今回の譲受を決意したと語っています。DOORが生み出してきた価値をこれからも絶やさず、さらに広げていくことを誓っています。

リプロネクストの企業概要

リプロネクストは、「BREAK THE WALL」をビジョンに掲げ、先端テクノロジーを活用して社会に存在する壁（課題）を解決し、新たな価値を創造する企業です。AIやXR、メタバースを手段として、時間や場所の制約を超えたコミュニケーションを提供し、人と人、人と社会をつなぐ新たな仕組みを構築しています。

同社は単なる制作会社ではなく、テクノロジーの力で社会課題を解決する事業を展開し、分断や障壁のない社会の実現を目指しています。

企業概要の詳細

リプロネクストは、メタバース「DOOR」の事業譲受を通じて、さらなる成長と社会への貢献を目指しています。これからの展開に注目が集まります。