2025年5月31日放送「ドキュメンタリー7」石川さゆり新曲『棉の花』ともず唱平の願いに迫る
ベストカレンダー編集部
2025年5月28日 18:12
ドキュメンタリー7放送
開催日:5月31日
「ドキュメンタリー7」新エピソードの放送について
2025年5月31日(土)午前11時30分から12時まで、テレビ大阪にて「ドキュメンタリー7」の第27回が放送されます。この番組は、目立たずとも私たちの生活に貢献をしている人々や、社会的に弱い立場の人に寄り添い、一緒に歩む人たちにスポットライトを当てるドキュメンタリーです。
今回のエピソードでは、歌謡界を代表する歌手の石川さゆりさんが新曲「棉の花」を披露し、その歌に込めた願いを作詞家のもず唱平さんに密着して紹介します。彼の人生の最終章とも言えるこの作品は、特に注目を集めています。
新曲「棉の花」とその背景
石川さゆりさんの新曲「棉の花」は、河内地方でかつて盛んに生産されていた「河内木綿」に由来しています。この「棉」という言葉は、明治時代に生産が盛んだった時期を思い起こさせるものです。しかし、安価な外国産綿の影響で生産量は激減し、地域の女性たちの生活が脅かされました。
この曲は、生活を守るために河内木綿を紡いだ女性たちの切ない物語を元に作られています。作詞を手掛けたもず唱平さんは、大阪出身の名作詞家であり、「釜ヶ崎人情」などのヒット曲を生み出してきました。昨年、体調不良により引退を宣言しましたが、石川さゆりさんからの熱烈な依頼を受け、「自身の最後の作品だ」と語り、歌詞を書き上げました。
もず唱平さんの思いと活動
もず唱平さんは、長年故郷の河内に暮らしており、地域の女性たちと積極的に交流を深めてきました。彼は河内木綿の種まきの現場に足を運び、その思いを歌詞に込めています。彼の作品には、地域への愛情と人々への思いやりが色濃く反映されています。
2025年5月には、大阪・関西万博の会場を訪れ、万博のテーマである「未来」について考えました。特に、ウクライナやパレスチナ、イスラエルなど、現在も紛争が続いている地域のパビリオンを訪問したいという強い願いを抱いています。彼の平和に対する願いは、自身のルーツに深く関わっています。
もず唱平さんのルーツと平和への願い
もず唱平さんが平和を強く願う理由は、1945年8月の原爆投下にさかのぼります。彼の父親は被爆し、その後も職を転々としながら厳しい日々を過ごしました。このような過去を持つ彼は、戦争の傷跡を胸に、平和活動に取り組んできたのです。
彼が紛争地域の方々との対話を通じて感じた「未来」や「平和」のためにすべきことについて、番組内で深く掘り下げられます。もずさんの言葉を通じて、視聴者は平和の重要性について考える機会を得ることでしょう。
石川さゆりさんとの再会と「棉の花」のメッセージ
河内で行われた石川さゆりさんの新曲披露コンサートでは、もず唱平さんと石川さんが再会しました。石川さんは、もずさんの歌詞を「ラブレター」と表現し、「声をのせて歌うことがラブレターへの返事」と語りました。二人の間には、深い信頼と友情が存在しています。
「棉の花」に込められた二人の願いは、地域の女性たちの生活を守り、未来への希望を歌ったものです。石川さんの歌声が、もずさんの想いをどのように伝えるのか、視聴者はその瞬間を見逃すことはできません。
番組情報と視聴方法
「ドキュメンタリー7」の放送情報は以下の通りです。
- タイトル:ドキュメンタリー7
- 放送局:テレビ大阪
- 放送日時:2025年5月31日(土)午前11時30分~12時
また、放送後にはTVerで番組を視聴することができるほか、YouTubeチャンネルでは過去の放送も配信中です。視聴方法については、以下のリンクをご参照ください。
まとめ
「ドキュメンタリー7」は、社会的に弱い立場の人々に寄り添う内容を提供する番組です。今回のエピソードでは、石川さゆりさんの新曲「棉の花」と、その歌詞を手掛けたもず唱平さんの思いを深く掘り下げています。彼らの作品には、地域への愛情と平和への願いが込められており、多くの人々に感動を与えることでしょう。
以下に、今回の記事で紹介した内容をまとめた表を示します。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 番組名 | ドキュメンタリー7 |
| 放送日 | 2025年5月31日(土) |
| 放送時間 | 午前11時30分〜12時 |
| 新曲 | 棉の花 |
| 作詞家 | もず唱平 |
| テーマ | 地域の女性たちの物語と平和への願い |
このように、石川さゆりさんとともず唱平さんの新たな挑戦を通じて、視聴者は多くの感動と考えさせられる内容に触れることができるでしょう。
参考リンク: