2025年6月2日大阪に誕生するKASOKEKI lamp、自然素材の和紙ランプブランドがグランドオープン

和紙ランプの新工房「KASOKEKI lamp」設立

2025年6月2日（月）、大阪府堺市に新たに設立される和紙ランプ工房「KASOKEKI lamp」が、同日ブランドとネットショップをグランドオープンします。この新しいブランドは、日本の職人が生み出す伝統工芸品である手漉き和紙を素材に、自然素材のみで作られるほのかな灯りの和紙ランプを提供します。

KASOKEKI lampは、インテリア商品や工芸品の開発、製造、販売を手掛けるKASOKEKIが展開する新ブランドです。日本の伝統工芸品は、職人や生産量が減少し、存続の危機に直面していますが、KASOKEKI lampはその伝統工芸を支えるために、新たな価値を生み出すことを目指しています。

KASOKEKI lampの特徴

KASOKEKI lampは、以下の3つの特長を持つ和紙ランプを提供します。

• フレームのない新しい工法
• 自然素材で作られる職人手作りランプ
• 様々な空間に溶け込むデザイン

フレームのない新しい工法

従来の和紙ランプは、竹や木などのフレームに和紙を貼り付ける工法が一般的ですが、KASOKEKI lampではフレームを使用しない独自の製法を採用しています。これにより、和紙の繊維を通り抜ける光が拡散し、柔らかく優しい灯りを実現しています。

この新しい工法により、光は何にも邪魔されず、和紙の持つ独特の質感や美しさを引き立てます。KASOKEKI lampの灯りは、豊かな音色や暖かみ、彩、ゆらぎなど、五感に訴える体験を提供します。

自然素材で作られる職人手作りランプ

KASOKEKI lampのランプシェードは、和紙、水、膠(にかわ)、澱粉のみで作られています。使用される和紙は、日本の三大和紙である土佐和紙、美濃和紙、阿波和紙を中心に、職人の技術が活かされた製法で作られたものです。

特に、極薄で滲み止めなどの処理がされていない和紙のみがKASOKEKI lampに使用されます。接着には自然素材の澱粉や膠を使用し、伝統的な素材を用いながら新しい製法でランプを作り上げています。

様々な空間に溶け込むデザイン

KASOKEKI lampの和紙ランプは、シンプルでナチュラルな造形から、和でも洋でも様々な空間に合わせることができます。和のイメージが強い和紙ランプですが、KASOKEKI lampはそのデザイン性から、カフェや住宅、オフィスなど多様なシーンで使用可能です。

和紙の繊維が生み出す絶妙な表情と、優しい灯りが調和し、癒しのインテリアづくりをサポートします。

職人の手作りによる丁寧な製造工程

KASOKEKI lampのランプ作りは、まず和紙を裂くところから始まります。水に濡らして繊維を柔らかくした後、手作業で裂いていきます。この工程は、柔らかい光を生み出すために欠かせないものです。

裂かれた和紙は、丁寧に幾重にも張り合わせて形を形成します。小さな作品でも数百枚の和紙が使用され、貼り合わせには膠や澱粉が用いられます。特殊なレシピに基づく配合で貼り付け、乾かし、再度貼り付けるという工程を繰り返し、数十日間をかけて完成します。

商品ラインナップと価格

KASOKEKI lampでは、グランドオープンに合わせて、以下のような商品ラインナップを予定しています。

また、テーブルランプやデスクランプも取り揃え、手のひらサイズから食卓やベッドサイドに適したサイズまで幅広く展開します。

オーダーメイドサービスの提供

KASOKEKI lampでは、個人宅や商業施設に合わせたオーダーメイドのサービスも提供します。例えば、古民家風の飲食店に合う和紙ランプや、作業スペースに明るいけれども眩しくないランプなど、様々なニーズに応じたランプを製作します。

このオーダーメイドサービスにより、特定の空間に最適な照明を提供し、癒しの空間作りをお手伝いします。

まとめ

KASOKEKI lampは、日本の伝統工芸である手漉き和紙を使用した新しい和紙ランプブランドです。フレームのない新しい製法や、自然素材を活かした手作りのランプが特徴で、様々な空間に溶け込むデザインが魅力です。グランドオープンに向けて、豊富な商品ラインナップやオーダーメイドサービスも展開される予定です。

KASOKEKI lampは、伝統工芸品の新たな可能性を示し、和紙ランプを通じて人々に癒しの空間を提供することを目指しています。