2025年6月開催FOOMA JAPANで新型盛付ロボット「Delibot S1」「Delibot X」を展示・実演
ベストカレンダー編集部
2025年5月29日 14:10
FOOMA JAPAN2025出展
開催期間:6月10日〜6月13日

FOOMA JAPAN 2025における盛付ロボットの展示
コネクテッドロボティクスは、2025年6月10日から13日まで東京ビッグサイトで開催される展示会「FOOMA JAPAN 2025」に出展します。展示会では、従来製品より大幅に性能アップした新型の盛付ロボット「Delibot S1」と「Delibot X」を展示・実演します。これらのロボットは、食品業界における自動化の進展を象徴する製品です。
「Delibot S1」は、惣菜の盛り付け工程を自動化するロボットで、従来比約2倍の速度(400食/時)で多種多様な惣菜を測って盛り付けることが可能です。一方、「Delibot X」は、コンベア上の容器を追従して自動でデザートのクリームやパスタ・惣菜のソースを充填することができるロボットです。

展示会の詳細
「FOOMA JAPAN 2025」の開催概要は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
会期 | 2025年6月10日(火)~6月13日(金) 10:00~17:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 東7ホール |
出展場所 | ブース番号:7G-11 |
イベントサイト | FOOMA JAPAN公式サイト |
展示ロボットの紹介
展示されるロボットは、以下の2モデルです。
汎用型 惣菜盛付ロボット「Delibot S1」
「Delibot S1」は、食品業界初の複数工場に導入された新型の盛付ロボットです。ポテトサラダやマカロニサラダといった洋惣菜から、ひじき煮やきんぴら、ほうれん草の胡麻和えなどの和惣菜まで、多様な食材を定量で盛り付けることができます。展示ブースでは、容器供給機を内蔵しつつ省スペース化を実現したこのロボットが、高速で食材を盛り付ける様子や可動する様子を実演します。
コンベア追従型 盛付ロボット「Delibot X」
「Delibot X」は、コンビニやスーパーで販売されるデザートのクリームやジュレ、グラタンのホワイトソース、パスタのソースを自動的に充填するロボットです。コンベア上に流れてくる容器を画像センサと深度センサで認識し、1時間あたり1500〜1800食のスピードで充填が可能です。当日は、充填機と組み合わせて自動追従する様子を実演します。
各ロボットの特徴
それぞれのロボットには、以下のような特徴があります。
Delibot S1の特徴
- コンパクトな設計: 重量は270kg以下で、約55%軽量化されており、キャスター付きで簡単に移動できます。
- 多様な食材に対応: 長年の食材把持技術を活用し、商品変更時も簡単に設定が可能です。
- 高精度・高速盛り付け: 3Dカメラと重量センサを使用し、独自のアルゴリズムで最適なロボット動作を実現しています。
Delibot Xの特徴
- 軽量で省スペース: 重量は150kg以下で、設置面積も600mm×500mmと省スペースです。
- 多様な容器に対応: 画像センサと深度センサを用いて、様々な形状の容器を認識し、素早く追従して盛り付けます。
- 簡単な設定: 盛り付け位置や充填パターンは操作パネルで簡単に設定可能です。
会社概要
コネクテッドロボティクス株式会社は、東京都小金井市に本社を構え、代表取締役は沢登哲也氏です。事業内容は、食産業向けロボットサービスの研究開発および販売を行っています。企業のミッションは「食産業をロボティクスで革新する」であり、ロボット制御技術とディープラーニングを活用したセンシング技術を組み合わせて、食産業の課題解決を目指しています。
詳細な情報は、公式ウェブサイトをご覧ください: コネクテッドロボティクス公式サイト
まとめ
今回の展示会「FOOMA JAPAN 2025」では、コネクテッドロボティクスが新たに開発した盛付ロボット「Delibot S1」と「Delibot X」が紹介されます。これらのロボットは、食品業界における自動化と省人化を推進し、効率的な生産ラインの構築に寄与することが期待されます。以下に、展示会の概要とロボットの特徴を整理しました。
展示会概要 | 展示ロボット |
---|---|
会期: 2025年6月10日~6月13日 会場: 東京ビッグサイト 東7ホール ブース番号: 7G-11 | Delibot S1: 高速盛り付けロボット Delibot X: コンベア追従型盛付ロボット |
詳細情報: FOOMA JAPAN公式サイト | それぞれの特徴を持つロボットが展示され、高速での盛付けを実演 |
これにより、食品業界における生産性向上と効率化が進むことが期待されます。
参考リンク: