2025年5月29日発表 ダニエル・ロート新作ローズゴールド薄型時計の魅力と技術を解説
ベストカレンダー編集部
2025年5月29日 14:50
新作ローズゴールド時計発表
開催日:5月29日
ダニエル·ロート新作「ダニエル·ロートエクストラ プラット ローズゴールド」の発表
ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社は、2025年5月29日11時25分に新作「ダニエル·ロート エクストラ プラット ローズゴールド」を発表しました。この新作は、ダニエル·ロート氏が遺した伝統とハイウォッチメイキングのレガシーを引き継ぎ、1990年代のブランドの黎明期を彷彿させるデザインとなっています。
「エクストラ プラット ローズゴールド」は、ミシェル·ナバスとエンリコ·バルバシーニの監修の下、ウォッチメイキングアトリエ「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」によって開発・組み立てられた新しいキャリバーDR002を搭載しています。ウルトラスリムなドレスウォッチというアイディアは、ロート氏にとって特別なものであり、1980年代にはすでにオリジナルモデルのデザインが構想されていました。
デザインと特徴
「ダニエル·ロート エクストラ プラット ローズゴールド」は、ダニエル·ロートのシグネチャーであるダブルエリプスケースの伝統を受け継いでいます。このケースは厚さ7.7 mmに抑えられ、洗練されたデザインが際立っています。ローズゴールド5N製のケースは、オープンケースバックを搭載し、ツートーンダイアルを採用しています。
- ケース素材: ローズゴールド 5N
- ケースサイズ: 38.6 x 35.5 mm
- 厚さ: 7.70 mm
- ダイアル: ホワイトゴールド製のベースに5Nローズゴールド製チャプターリング
- 防水: 30 m
- ストラップ素材: カーフレザー
ダイアルは手彫りのピンストライプのギョシェ彫りでエレガントに飾られ、5N合金の温かみのある色調がウォッチの優雅さを引き立てています。ダニエル·ロートのアーティスティック·ディレクターであるマチュー·エジは、「ローズゴールドは華やかな輝きを持つ貴金属であり、クラシカルなウォッチメイキングに深く根差しつつ現代的な魅力も備えている」と語っています。
キャリバーDR002の詳細
キャリバーDR002は、ロート氏とスイスのハイウォッチメイキングの伝統に敬意を払うべく設計されたムーブメントで、ミシェル·ナバスとエンリコ·バルバシーニが手掛けています。このムーブメントは、トゥールビヨン·キャリバーDR001の独特な視覚的スタイルを保ちつつ、「エクストラ プラット コレクション」向けに一から開発されました。
- パワーリザーブ: 65時間
- テンプ: 4 Hzのフリースプラング機構
- 部品数: 143部品、21石
- サイズ: 31 x 28 mm
- 厚さ: 3.1 mm
DR002は、利用可能なスペース全体を占める大型のホイールと、手作業で磨き上げられたブリッジの流れるようなラインを備えたクラシカルなデザインが特徴です。大きな単一の主ゼンマイが65時間のパワーリザーブを誇り、3日間、つまり週末を通して動き続ける実用性を備えています。
ブランドの歴史と今後の展望
ダニエル·ロートは、1988年にマスター·ウォッチメーカーのダニエル·ロート氏によって設立され、独立系ウォッチメイキングに革命をもたらしました。彼の情熱は、オーデマ ピゲやブレゲでの経験を経て、トゥールビヨンといった複雑機構を習得することから始まりました。
ブランドは2023年に「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」の支援で復活を遂げ、伝統的なクラフツマンシップを守りつつ、現代的な革新を取り入れています。どのタイムピースも、洗練されたエレガンスと機械的な精度というブランド独自のDNAを反映し、卓越したクラフツマンシップにおける名声を守り続けています。
| 仕様 | 詳細 |
|---|---|
| ケース素材 | ローズゴールド 5N |
| ケースサイズ | 38.6 x 35.5 mm |
| 厚さ | 7.70 mm |
| 防水 | 30 m |
| キャリバー | DR002 |
| パワーリザーブ | 65時間 |
ダニエル·ロートの新作「エクストラ プラット ローズゴールド」は、伝統的なスイスのハイウォッチメイキングを讃え、洗練されたデザインと卓越した技術が融合したタイムピースです。詳細については、ダニエル·ロート公式サイトをご覧ください。
参考リンク: