2025年7月開催 映画『マイクロプラスチック・ストーリー』特別上映と佐竹敦子監督座談会の詳細

映画『マイクロプラスチック・ストーリー』特別上映の概要

2025年5月30日、日本野鳥の会は海の日と夏休みに合わせて、プラスチック汚染の問題を広く知ってもらうための特別イベントを発表しました。このイベントでは、ニューヨークの小学生がプラスチック汚染対策に取り組む様子を描いた映画『マイクロプラスチック・ストーリー』の特別上映が行われます。上映はオンライン配信と会場上映の2つの形式で行われ、家族全員が参加しやすい内容となっています。

上映会では、映画を通じてプラスチック汚染問題に対する理解を深め、参加者は自分たちにできることを考える機会を得ることができます。また、映画の監督である佐竹敦子氏とのオンライン座談会も開催され、参加者は直接質問をしたり、意見を交換したりすることができる貴重な機会となります。

映画『マイクロプラスチック・ストーリー』の詳細

『マイクロプラスチック・ストーリー ～ぼくらが作る2050年～』は、ニューヨーク・ブルックリンの小学校5年生たちがプラスチック汚染問題に立ち向かう姿を描いた長編ドキュメンタリーです。彼らは2年間にわたり、自分たちの地域からアクションを起こし、プラスチック汚染の根本的な原因を問いただします。この映画は、世界45の映画祭に招待され、8つの賞を受賞しており、日本国内でも750回以上の自主上映会が行われています。

今回の特別上映では、日本語吹替え版とメイキング映像を合わせた90分の内容が提供されます。以下は上映の詳細です。

• オンライン配信
• 配信期間: 2025年7月12日（土）～25日（金）
• 参加費: 無料
• お申し込み: こちらからお申し込みください
• 締切: 2025年7月24日（木）12:00
• 会場上映
• 日時: 2025年7月21日（月・祝）13:00～15:00
• 場所: 都立東京港野鳥公園
• 参加費: 無料（入園料が必要）
• 定員: 50名（先着順）
• お申し込み: E-mail: seminar@wbsj.org
• 締切: 2025年7月18日（金）12:00

佐竹敦子監督座談会の詳細

映画上映に続き、佐竹敦子監督によるオンライン座談会が開催されます。この座談会では、佐竹監督がニューヨークでの環境教育活動や映画に込めた思いを語ります。参加者は監督に直接質問をすることができ、自分たちにできることを考える良い機会となるでしょう。

座談会の詳細は以下の通りです。

• 日時: 2025年7月23日（水）19:00～20:10
• 対象: 小学生以上、家族での参加も歓迎
• 定員: 100組（先着順）
• 参加費: 無料
• 実施方法: ZOOM Meeting
• お申し込み: こちらからお申し込みください
• 締切: 2025年7月22日（火）12:00

佐竹敦子監督のプロフィール

佐竹敦子氏は、ニューヨークを拠点とする環境活動家であり、ドキュメンタリー映像作家です。彼女は、合衆国環境保護庁やニューヨーク市教育委員会と連携し、低所得者層地域の小中学校で環境教育を行っています。子どもたちや地域の人々を巻き込んで、プラスチック汚染問題や気候危機問題に対する啓発活動を行い、映画やビデオの制作を通じてそのメッセージを広めています。

彼女の作品は、子どもたちが自分たちで声をあげ、問題解決に立ち向かう力を育むことを目指しています。また、彼女は、ニューヨーク市の発泡スチロール容器廃止やレジ袋課金などの政策提言活動にも積極的に関与しており、法案通過に貢献しています。

映画『マイクロプラスチック・ストーリー』のストーリー

映画は、ブルックリンのPS15小学校の5年生たちがプラスチック汚染問題に立ち向かう姿を描いています。彼らはリサーチやデータ収集を行い、市議会で発表し、自分たちの地域で使い捨てプラスチックを減らす活動を進めます。プラスチック汚染がごみになった後だけでなく、生産過程でも地球環境を汚染していることを発見し、学校のカフェテリアでアクションを起こす様子が描かれています。

映画では、子どもたちの素朴な疑問に専門家が答え、アニメーションを用いてプラスチック汚染問題をわかりやすく解説します。希望にあふれたトーンで描かれる子どもたちの熱意は、多くの観客に感動を与えることでしょう。

映画の詳細については、公式ウェブサイトも参照できます。

映画のウェブサイト

まとめ

このイベントは、プラスチック汚染問題に対する理解を深め、参加者自身が環境保護について考える良い機会となるでしょう。興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてください。