2025年11月発売予定のシグマ新AF Cine Lineが映像制作に革新をもたらす
ベストカレンダー編集部
2025年6月4日 14:25
AF Cine Line発売
開催日:11月1日
新たな映像制作の選択肢「AF Cine Line」の登場
株式会社シグマ(代表取締役社長:山木和人)は、映像制作に特化した交換レンズ「Sigma Cine Lens」の新たなラインアップとして「AF Cine Line」を発表しました。この新シリーズは、Sigma 28-45mm T2 FFとSigma 28-105mm T3 FFの2つのレンズを展開し、映像制作の現場に革新をもたらします。
これらのレンズは、2025年11月にSigma 28-45mm T2 FFが発売され、続いて2026年春にSigma 28-105mm T3 FFが発売される予定です。対応マウントはLマウントとソニーEマウントであり、映像制作のニーズに応えるために設計されています。なお、製品の外観や仕様は変更される可能性がありますので、最新情報を公式サイトで確認することが推奨されます。
AF Cine Lineの特長と利点
AF Cine Lineは、シグマ初のAF対応シネレンズシリーズとして、映像制作における新しい可能性を提供します。Sigma Artラインの光学系を受け継いでおり、高い描写力に加え、高精度で優れた追従性を誇るオートフォーカス(AF)機能を搭載しています。これにより、従来のスチル用レンズやシネレンズでは難しかった撮影スタイルや現場環境に柔軟に対応できるようになっています。
具体的には、以下のような特長があります:
- 高度な光学設計:Sigma 28-45mm T2 FFとSigma 28-105mm T3 FFの光学系には、スチル用レンズで高く評価されている「28-45mm F1.8 DG DN | Art」と「28-105mm F2.8 DG DN | Art」の設計が採用されています。
- 優れた描写性能:焦点距離やフォーカス位置を問わない高い解像力と美しいボケ、フレアやゴーストを抑えたシャープなルックを実現しています。
- 本格的なシネレンズとしての機構設計:有限回転のフォーカスリング、業界標準である0.8Mピッチのギア、クリックレスの絞りリングなど、プロフェッショナルの要求に応える仕様を備えています。
- 静粛性と追従性:リニアモーターHLA(High-response Linear Actuator)を搭載し、アクションシーンやドキュメンタリー撮影における迅速なフォーカス移動を実現しています。
主な仕様とアクセサリー情報
AF Cine Lineの主な仕様は以下の通りです:
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 対応マウント | L マウント、ソニー E マウント |
| フロントフィルターサイズ | M 82 x 0.75 mm |
また、以下のアクセサリーが付属します:
- フロントキャップ:LCF-82 IV
- リアキャップ:L マウント用、ソニー E マウント用
- レンズサポートフット:SF-91
さらに、別売品として以下のアクセサリーも用意されています:
- SB Dock UD-11:L マウント用
- Clamp-on Ring COR-21:28-45mm T2 FF 専用
- WR Ceramic Protector 82mm
- WR Protector 82mm
- Protector 82mm
- WR UV Filter 82mm
- WR Circular PL Filter 82mm
お問い合わせと製品情報
プレスリリースに関するお問い合わせは、株式会社シグマ マーケットコミュニケーションデザイン部(メール:pr@sigma-photo.co.jp)までご連絡ください。また、一般の方は株式会社シグマ カスタマーサポート部(こちら)をご利用ください。
製品情報に関しては、Sigma公式グローバルサイトにて詳細が掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
Sigma AF Cine Lineは、映像制作の現場において新たな選択肢を提供するレンズシリーズです。Sigma 28-45mm T2 FFとSigma 28-105mm T3 FFは、高度な光学設計と優れた描写性能を持ち合わせており、プロフェッショナルの要求に応える仕様が整っています。これからの映像制作において、AF Cine Lineは重要な役割を果たすことでしょう。
| 製品名 | 発売時期 | 対応マウント |
|---|---|---|
| Sigma 28-45mm T2 FF | 2025年11月 | L マウント、ソニー E マウント |
| Sigma 28-105mm T3 FF | 2026年春 | L マウント、ソニー E マウント |
この新しい製品ラインが映像制作の可能性を広げることを期待しています。
参考リンク: