2025年6月6日発表:YTGATEが約3億円の資金調達で決済最適化事業を加速
ベストカレンダー編集部
2025年6月6日 10:49
YTGATE資金調達
開催日:6月6日
株式会社YTGATE、創業2年目で銀行5行から総額約3億円のデットファイナンスを実行
株式会社YTGATE(本社:東京都中央区、代表取締役:高橋祐太郎)は、創業2年目にして、りそな銀行、北國銀行、あおぞら銀行、東日本銀行、日本政策金融公庫の5行から総額約3億円のコーポレートローン(デットファイナンス)による資金調達を実施したことを発表しました。
この資金調達は、YTGATEの事業モデルや成長ポテンシャルを評価した金融機関の支援によって実現したものであり、同社の中長期的な事業基盤を強化する重要なステップと位置づけています。
資金調達の概要
今回の資金調達に関する具体的な情報は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調達金額 | 約3億円 |
| 借入先 | りそな銀行、北國銀行、あおぞら銀行、東日本銀行、日本政策金融公庫 |
この資金は、YTGATEが今後の事業展開において重要な役割を果たすことが期待されています。
YTGATEの事業内容と特徴
YTGATEは「決済を最適化し、世界をつなぐ」というミッションを掲げ、企業の決済に関する課題をテクノロジーとコンサルティングの力で解決しています。具体的には、以下の2つの主要事業を展開しています。
決済関連コンサルティング事業
YTGATEは、国内外の企業に対し、最適な決済手段の選定や導入支援、決済プロセス全体の改善提案を行っています。特に、ECやD2C事業者、グローバルブランドなど、幅広い業種・業態への支援実績があります。
- 最適な決済手段の選定
- 決済プロセスの改善提案
- 導入支援
これにより、企業はより効率的な決済プロセスを実現し、売上機会を最大化することが可能となります。
決済承認率改善支援
オンライン決済において、クレジットカードの承認が通らないことによる売上損失は深刻な課題です。YTGATEでは、承認率を定量的に可視化・分析し、各事業者に最適な改善施策を提案・実装しています。
- 承認率の低下要因の分析
- カード会社との協議によるブロックの最適化
- ユーザー体験を損なわない形でのセキュリティ強化
- 改善後のモニタリングと継続的なチューニング支援
これにより、企業は決済の承認率を向上させ、結果として売上の損失を防ぐことができます。
SaaS事業「YTGuard」の特長
YTGATEが提供する「YTGuard」は、Webサイトにタグを1行追加するだけで利用を開始できる決済最適化支援のSaaSプロダクトです。このプロダクトは、スタートアップから大手企業まで幅広く利用されており、特に開発リソースが限られる企業にとって、短期間での導入・運用が可能です。
「YTGuard」の主な機能には以下のものがあります。
- 決済承認率のリアルタイムモニタリングとアラート通知
- 不正検知ソリューションとの連携による高度な不正トランザクション検知
- かご落ちリカバリー施策の提案
- ダッシュボードによる可視化・レポート出力機能
これにより、企業は迅速に決済の最適化を図り、業務の効率化を実現することができます。
今後の展望
今回調達した資金は、既存サービスの機能強化、マーケティング体制の拡充、優秀な人材の採用に重点投資される予定です。これにより、YTGATEは組織とプロダクトの両面から事業をさらにスケールさせ、より多くの企業の課題解決を支える体制を整備していく考えです。
YTGATEは、健全な財務基盤を維持しつつ持続的な成長を追求し、企業価値の最大化に努めていく方針です。
まとめ
株式会社YTGATEは、創業2年目にして約3億円の資金調達を実施し、今後の事業拡大に向けた重要な一歩を踏み出しました。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資金調達金額 | 約3億円 |
| 借入先 | りそな銀行、北國銀行、あおぞら銀行、東日本銀行、日本政策金融公庫 |
| 事業内容 | 決済関連コンサルティング、決済承認率改善支援、SaaS事業「YTGuard」 |
このように、YTGATEは決済の最適化を通じて企業の成長を支援し、今後の展開に注目が集まります。
参考リンク: