2025年6月開催|モビマルが大阪・関西万博で熊本県と守口市の地域食文化を発信

モビマル万博出店

開催期間:6月1日〜6月30日

モビマル万博出店
大阪・関西万博でモビマルのキッチンカーはどんな食べ物を提供するの?
2025年6月に熊本県は赤牛ローストビーフサンドや不知火みかんソーダ、大阪府守口市は守口巻きなど地域特産の料理を提供します。
FOOD TRAVELプロジェクトは何を目的にしているの?
地域の特産食材を使ったメニューで来場者にその地域に行きたいと思わせることを目指し、食と観光の魅力をキッチンカーで発信します。

キッチンカープラットフォーム「モビマル」が大阪・関西万博で地域の魅力を発信

株式会社シンクロ・フードが運営するキッチンカーをはじめとする移動販売車のプラットフォーム「モビマル」は、2025年開催の大阪・関西万博において、地域の魅力を“食”で伝えるキッチンカープロジェクト「FOOD TRAVEL」を企画・運営しています。このプロジェクトは、自治体と連携し、地域の特産食材を活用したメニューを提供することで、来場者に「その地域に行ってみたい!」という気持ちを喚起することを目的としています。

2025年6月には、熊本県と大阪府守口市の2つの自治体が出店することが決定しました。これにより、来場者は地域の特産物を使った魅力的な料理を楽しむことができ、地域の観光や食文化の発信が期待されます。

キッチンカープラットフォーム「モビマル」、大阪・関西万博で地域の食と観光を発信〜6月は熊本県、大阪府守口市の魅力を“食”で届ける〜 画像 2

「FOOD TRAVEL」の取り組みと出店の背景

「FOOD TRAVEL」は、キッチンカーを用いて食と観光を掛け合わせ、地域の魅力を発信する新しい取り組みです。各地域の産品を使用した魅力的なメニューは、キッチンカー事業者によって考案され、調理・販売されます。モビマルは、2023年から大阪府と連携し、大阪産食材「おおさかもん」を使用したメニューを食イベントで提供してきました。このノウハウを活用し、今後は複数の自治体の魅力を広く発信していく方針です。

6月には熊本県と大阪府守口市の2自治体が出店し、それぞれの地域の特産品を使用した料理を提供します。これにより、訪れた人々は地域の食文化に触れ、観光地としての魅力を感じることができるでしょう。

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出店予定の自治体と提供メニュー

2025年6月に出店予定の自治体とその提供メニューは以下の通りです。

自治体 メニュー
熊本県
  • 赤牛ローストビーフサンド
  • 不知火みかんソーダ
  • 天草塩レモンスカッシュ
大阪府守口市
  • 守口巻き(5つの味)
  • 大阪産しらすと大葉の海苔巻き
  • 牛すき焼きの海苔巻き
  • 大阪産卵焼きと明太子の海苔巻き
  • シーチキンマヨの海苔巻
  • 梅かつおの海苔巻き

熊本県では、豊かな自然と風土に育まれた食材を使用したメニューが提供され、特に赤牛ローストビーフサンドや不知火みかんソーダは、地域の特産物を生かした魅力的な料理です。一方、大阪府守口市では、地域を象徴する「守口巻き」が提供されます。この守口巻きは、地元食材を使用し、未来への思いを込めた縁起巻きとして注目されています。

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「FOOD TRAVEL」の概要と特徴

「FOOD TRAVEL」の出店場所は、フードトラックエリア7で、キッチンカー2台が配置されます。営業日時は、2025年4月13日から10月13日までの間、毎日10:00から19:00までとなります。ただし、熊本県と大阪府守口市の商品提供は6月1日から30日までの期間限定です。

この取り組みの特徴は、各地域の食材を使った料理の提供に加え、トラックの側面に地域や食の魅力を発信するタペストリーを掲出し、「味覚」と「視覚」の両面から地域の魅力を伝える点です。また、使用する食器類はすべてリユースまたは堆肥化可能な素材を使用し、環境にも配慮しています。なお、決済はキャッシュレスのみで、アルコールの提供は行われません。

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生産者の声

株式会社オオサカポテトの渡邊博文さんは、FOOD TRAVELに食材を提供するにあたり、以下のようにコメントしています。

「大阪府八尾市で『夢シルク』という品種のさつまいもを栽培しています。夢シルクが大阪産(もん)に認証されていることがきっかけでモビマルと出会い、さらには大阪・関西万博で『夢シルク』を大阪の魅力ある食材として紹介いただきました。私たちが育てたさつまいもが、このように世界に向けて発信されているのを見ると、本当に感慨深い思いです。」

このように、地域の生産者との連携を通じて、地域の食材を広く発信することができるのも「FOOD TRAVEL」の大きな魅力です。

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モビマルの今後の展望

モビマルは、7月以降も各自治体との連携を図り、地域の魅力を“食”を通じて発信していく予定です。また、本プロジェクトは万博期間終了後も「移動販売×地域創生」の仕組みとして、全国各地への展開や持続的な地域振興のモデルとなることを目指しています。これにより、地域の特産品を活用した新たなビジネスモデルの構築が期待されます。

モビマルは、ITを活用し、効率的な移動販売を可能とする日本最大級の移動販売プラットフォームサービスです。自治体、企業、学校、イベント会社など様々なプレイヤーと連携し、「店に行く」から「店が来る」文化を創造しています。これにより、地域活性化や地域創生に貢献しています。

会社情報

株式会社シンクロ・フードは、東京都渋谷区に本社を構え、代表取締役は藤代真一です。東京証券取引所プライム市場に上場しており、飲食店の出店・運営支援など多岐にわたるサービスを展開しています。

以下は、株式会社シンクロ・フードに関する基本情報です。

項目 内容
本社所在地 東京都渋谷区恵比寿南一丁目7番8号 恵比寿サウスワン3階
代表者 藤代 真一
上場市場 東京証券取引所プライム市場
公式ウェブサイト http://www.synchro-food.co.jp/

このように、モビマルは地域の魅力を食を通じて発信する新たな取り組みを進めており、今後の展開が期待されます。地域の特産品を楽しむ機会を提供することで、観光促進や地域振興に寄与することが目指されています。

参考リンク: