2025年11月1日発売 日本コロムビアが伝説的日本ロック名盤5タイトルをアナログでリイシュー

J-DIGS reissuesプロジェクトの概要

日本コロムビア株式会社は、2025年6月9日に、伝説的な日本のロックアルバム5タイトルをアナログ・レコードとしてリイシューするプロジェクト「J-DIGS reissues」を発表しました。このプロジェクトは、日本コロムビアが保有するカタログの魅力を世界に向けて発信することを目的としています。今回のリリースは、特にカルト的な人気を誇る作品を厳選しており、音楽ファンにとって見逃せない内容となっています。

リリースされるアルバムは、以下の5タイトルです。

• ブルース・クリエイション『悪魔と11人の子供達』(1971)
• 瀬川洋『ピエロ』(1972)
• 山内テツ『TETSU』(1972)
• 石間ヒデキ『One Day』(1973)
• 玉木宏樹『存在の詩』(1980)

各アルバムの詳細

それぞれのアルバムには、独自の音楽スタイルや歴史的背景があり、聴く人々に深い感動を与える作品です。以下に、各アルバムの詳細を紹介します。

ブルース・クリエイション『悪魔と11人の子供達』

このアルバムは、日本におけるハードロックの夜明けを告げた歴史的名盤として知られています。ヘヴィなギター・サウンドとサイケデリックな要素が融合した楽曲は、ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンからの影響を色濃く受けています。

リリース情報は以下の通りです。

瀬川洋『ピエロ』

瀬川洋のソロ・アルバム『ピエロ』は、日本語によるカントリー・ロック、サザン・ロックを追求した作品です。フラワー・トラヴェリン・バンドのメンバーが多数参加しており、ニッポン・ロックの秘宝とも言える内容となっています。

リリース情報は以下の通りです。

山内テツ『TETSU』

山内テツのファースト・ソロ・アルバム『TETSU』は、フリー在籍時に日本でレコーディングされたもので、芯の太いグルーヴと切れ味鋭いギター・サウンドが特徴です。多彩な楽曲が収められており、聴きどころ満載の作品です。

リリース情報は以下の通りです。

石間ヒデキ『One Day』

石間ヒデキの唯一のソロ・アルバム『One Day』は、フラワー・トラヴェリン・バンド解散後に発表された作品で、サイケデリックな要素と繊細なシンガーソングライターとしての魅力が交錯しています。

リリース情報は以下の通りです。

玉木宏樹『存在の詩』

玉木宏樹の『存在の詩』は、多重ヴォーカルとシンセサイザーを駆使したサイケデリックでスピリチュアルな音楽絵巻です。インドの宗教哲学者に触発された壮麗な音楽が特徴です。

リリース情報は以下の通りです。

リリースの特長と今後の展開

今回のリリースは、すべてのアルバムがゲートフォールド仕様のダブルジャケットで、新規ライナーノーツが日本語と英語で掲載されます。また、『悪魔と11人の子供達』はクリア・ディープ・ブルー・ヴァイナルでのリリースとなります。

さらに、「J-DIGS reissues」プロジェクトからは、同時に和ジャズの名盤6タイトルも発売される予定です。これにより、音楽ファンにとって新たな発見の場が広がることでしょう。

まとめ

日本コロムビアの「J-DIGS reissues」プロジェクトからリリースされる伝説的なロックアルバム5タイトルは、音楽史において重要な位置を占める作品です。各アルバムは、独自の音楽スタイルや背景を持ち、リスナーに深い感動を与える内容となっています。

以下に、リリースされるアルバムの情報をまとめました。

このリリースを通じて、日本のロック音楽の魅力が再評価され、多くのリスナーに届けられることを期待しています。