2025年6月発売、タングリンとルミュエルのコラボによるカカオ・ジン・リキュール日本上陸

タングリン・カカオ・ジン・リキュールが日本初上陸

2025年6月9日、シンガポールを代表するクラフト蒸溜所タングリンが、最新作「タングリン・カカオ・ジン・リキュール」の日本発売を発表しました。このリキュールは、当初は限定プロジェクトとして開発されましたが、その人気と高い需要を受けて、正式に定番商品として展開されることとなりました。

タングリン・カカオ・ジン・リキュールは、持続可能性とエシカルな原料調達にこだわるプレミアムチョコレートブランド、ルミュエル・チョコレートとの特別なコラボレーションによって誕生しました。日本での販売は有限会社エス・シー・ティー（東京）が担当し、ジンとチョコレートの愛好家を魅了するスピリッツを提供します。

リキュールの背景と製造プロセス

タングリン・カカオ・ジン・リキュールの物語は、持続可能性への共通の想いから始まりました。ルミュエル・チョコレートから、チョコレート製造過程で廃棄されることの多いカカオ豆の殻やニブを活用した商品開発の提案を受けたタングリンは、この挑戦を受け入れました。

熟練の蒸溜チームは、受賞歴のあるジン製造の過程で生まれる「テール」（蒸溜の最後に残る風味豊かな液体）とカカオの副産物を組み合わせ、環境に配慮した濃厚なリキュールを生み出しました。タングリンのチームは、「私たちはものづくりのすべての段階で廃棄物を減らすことに情熱を注いでいます」と語り、ルミュエルと同じ価値観を持つパートナーと協力できたことを喜びとしています。

テイスティングノート

タングリン・カカオ・ジン・リキュールは、フルーティーでフローラルな香りから始まり、贅沢なチョコレートの風味が広がり、滑らかなキャラメルの余韻で締めくくられます。そのまま飲むのはもちろん、カクテルに新たな深みを加えるのにも最適な、バランスの取れた味わいです。

このリキュールは、シンプルなストレートでの楽しみ方から、様々なカクテルにアレンジすることができます。以下のような飲み方が推奨されています：

• ストレート：リキュールの豊かな風味をそのまま楽しむ。
• カクテル：ジンベースのカクテルに加えることで、風味を引き立てる。
• デザート：アイスクリームやケーキにかけて、甘さをプラスする。

商品詳細と販売情報

タングリン・カカオ・ジン・リキュールの詳細は以下の通りです：

このリキュールは、有限会社エス・シー・ティーを通じて提供され、特にバーやレストランでの取り扱いが期待されています。独自の風味を持つタングリン・カカオ・ジン・リキュールは、飲食業界に新たな風を吹き込むことでしょう。

ルミュエル・チョコレートとタングリンについて

ルミュエル・チョコレートは、2017年に設立されたシンガポール発のビーン・トゥ・バー・ショコラティエで、職人技とサステナビリティを大切にするブランドです。アジアのクラフトチョコレートカルチャーに影響を受け、ペルー産70％ダークチョコレートなど、シングルオリジンにこだわった多彩なラインナップを手作業で製造しています。

タングリンとのコラボレーションにより、ルミュエルの高品質なシングルオリジン・カカオとタングリンの蒸溜技術が融合し、これまでにない深みと香りを持つクラフトジン・リキュールが誕生しました。倫理的な調達と風味の豊かさが、タングリンのボタニカルとの相性抜群で、両ブランドのクラフトマンシップが高いレベルで結実した特別な一品となっています。

タングリンの受賞歴

タングリンは、シンガポール初のクラフトジン蒸溜所として知られ、伝統的なジンのボタニカルに地元産のエキゾチックな素材を融合させた製法で評価されています。サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでは、6年連続でダブルゴールドを受賞し、世界で唯一となるクワドループルプラチナ賞にも輝くなど、これまでに50以上の国際的な賞を受賞しています。

その味わいは、世界中の一流ホテルやミシュラン星付きレストラン、バーで愛されており、F1とのコラボレーションなども展開しています。現在開催中の大阪万博では、シンガポール・パビリオンにて限定カクテルを提供中であり、その盛り上がりを受けて、日本市場にも「タングリン・カカオ・ジン・リキュール」を紹介することとなりました。

まとめ

タングリン・カカオ・ジン・リキュールは、シンガポールのクラフトジンとエシカルなチョコレートが融合した革新的なリキュールです。持続可能性を重視し、特別なコラボレーションによって生まれたこの製品は、ジンとチョコレートの愛好者に新たな体験を提供します。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめました：

タングリン・カカオ・ジン・リキュールは、今後の日本市場において注目される製品となることでしょう。詳細については、有限会社エス・シー・ティーのウェブサイトやお問い合わせを通じて確認することができます。