2025年7月9日・10日開催「金の犬殿 ジパング」大阪・関西万博で伝統技術を体感
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 15:27
金の犬殿ジパング完成
開催期間:7月9日〜7月10日

「金の犬殿 ジパング」完成のご報告
2025年6月12日、株式会社金の犬殿製作委員会(所在地:大阪府大阪市、代表取締役:冨永善啓)と株式会社石富プロパティー(所在地:大阪府寝屋川市、代表取締役:中井健太)は、EXPO2025 大阪・関西万博において、日本の伝統技術を世界に伝えるためのプロジェクト「金の犬殿」を完成させたことを発表しました。この作品には「ジパング」という名が付けられ、令和7年7月9日から10日までの2日間、大阪・関西万博会場のギャラリーウエストで行われる「世界の武蔵個展」に出展されます。
さらに、展示は9月下旬に世界遺産である仁和寺黒書院でも行われる予定です。展示を通じて、訪れる人々に日本の伝統建築技術の素晴らしさを体感していただくことを目的としています。

金の犬殿プロジェクトの目的と意義
金の犬殿プロジェクトは、日本の伝統建築技術を凝縮した「金の犬殿」を製作し、パラアーティスト武蔵氏のアートの世界をサポートすることを目的としています。このプロジェクトでは、以下のような重要な目的があります。
- 日本の伝統建築技術を広く認知させること
- 職人の技の素晴らしさを国内外に伝えること
- 多くの人々に日本文化の魅力を体験してもらうこと
このプロジェクトを通じて、海外を含む多くの人々に日本の伝統文化に触れてもらい、理解を深めてもらうことが期待されています。

金の犬殿の特徴とデザイン
金の犬殿は、日本の伝統建築技術を基にした独自のデザインが特徴です。以下にそのデザインの特徴をまとめます。
- 正面デザイン
- 金の犬殿の正面は、伝統的な日本建築の美しさを表現しています。
- 側面デザイン
- 正側面や妻面も、細部にわたる工夫が施されています。
- 使用されている技術
- ユネスコに世界無形遺産として登録されている「伝統建築工匠の技」のうち、7つの技術を用いて製作されています。
このように、金の犬殿は単なるアート作品ではなく、日本の文化や技術を象徴する重要な作品となっています。
プロジェクトの運営と代表者の背景
金の犬殿プロジェクトは、株式会社金の犬殿製作委員会が企画・運営しています。代表取締役の冨永善啓氏は、文化財建造物の保存修理や耐震補強において豊富な経験を持っており、松江城天守や大阪中之島図書館など、200棟以上の文化財建造物に対する耐震補強を手掛けてきました。
冨永氏は2017年に「日本イコモス奨励賞」を受賞し、2022年には至高の犬小屋「犬殿」をリリースしています。彼の専門知識と経験が、このプロジェクトの成功に大きく寄与しています。
アーティスト武蔵氏について
金の犬殿の製作に携わるアーティスト武蔵氏は、大阪府寝屋川市出身で、2003年生まれです。幼少期から立体造形や絵画制作に興味を持ち、中学生で本格的に絵を描き始めました。彼の作品は、マーカーやアクリル、顔彩を巧みに取り入れた色彩豊かなもので、ポジティブなメッセージからダークな表現まで、多様なスタイルを展開しています。
武蔵氏の作品は、キャンバスやデジタルアート、立体造形など、さまざまな媒体で表現されており、その独自の視点と技術に注目が集まっています。
事務局および企業情報
プロジェクトの運営に関する情報は以下の通りです。
名称 | 情報 |
---|---|
万博武蔵個展事務局 | 代表TEL: 06-6606-9638 Mail: ishitomi.expoinfo@gmail.com 住所: 大阪府摂津市鳥飼銘木町1番40号 |
株式会社金の犬殿製作委員会 | 所在地: 大阪府大阪市淀川区西中島5丁目13番地12号 谷ビル9F 代表者: 冨永善啓 URL: https://golden-inudono.com/ |
株式会社石富プロパティー | 所在地: 大阪府寝屋川市点野3丁目30番4号 代表者: 中井健太 設立: 2015年2月 資本金: 1,700万円 HP: https://musashi-ishitomi-art.com/ |
このように、金の犬殿プロジェクトは、日本の伝統文化を世界に広めるための重要な取り組みであり、多くの人々にその魅力を伝える機会を提供しています。
この記事では、金の犬殿プロジェクトの概要や目的、デザインの特徴、運営体制などについて詳しく説明しました。今後の展示やイベントに関する情報は公式サイトなどで随時更新されるため、関心のある方はぜひチェックしてみてください。