2025年6月12日 コンフィデンス・インターワークスが映像業界へ進出しBRAISEを子会社化
ベストカレンダー編集部
2025年6月12日 16:06
映像業界子会社化
開催日:6月12日
コンフィデンス・インターワークスが映像・メディア業界への進出を発表
株式会社コンフィデンス・インターワークス(以下「コンフィデンス・インターワークス」)は、2025年6月12日、映像メディア業界への事業領域を拡大するため、株式会社BRAISE(以下「BRAISE」)を連結子会社化し、さらにBRAISEが100%保有する株式会社ジーズ・コーポレーション(以下「ジーズ・コーポレーション」)を孫会社とすることを発表しました。これにより、コンフィデンス・インターワークスは、映像制作業界においても確固たる地位を築くことを目指しています。
この発表は、コンフィデンス・インターワークスが掲げる「プロフェッショナルの力と可能性を信じ、共に未来を創り出す」というビジョンに基づいて実現されました。映像制作業界は、ゲーム・エンタメ業界との親和性が高く、今後の市場規模の拡大が期待されています。
BRAISEの概要と事業内容
BRAISEは、東京都港区に本社を置き、民放各局及びNHK関連企業のテレビ番組制作において重要な役割を果たしています。具体的な事業内容は次の通りです:
- テレビ番組の企画・制作
- 編集・MAスタジオ「RaysStudio」の運営
- デジタイズ・ワーク作業「赤坂デジタルセンター」の運営
- 撮影機材のレンタル事業
- 労働者派遣事業
このように、BRAISEはテレビ番組制作業界において確かな地位を築いており、今後の展望として企業向けの映像制作にも取り組んでいます。これにより、テレビ番組制作で培った映像技術や企画力を活かし、売上高を拡大しています。
映像メディア市場の成長と戦略
総務省の「2024年情報通信業基本調査」によると、2023年度のテレビジョン番組制作業の売上高は3,754億円に達しています。映像メディア市場全体では、テレビ放送、映画館、パッケージソフト、動画配信を合わせた規模が2024年には3兆8,307億円に達すると推計されています。特に、動画配信サービスの成長は著しく、2024年には1兆円規模を突破し、2025年には1兆1,910億円に達する見込みです。
コンフィデンス・インターワークスは、映像制作業界への進出を通じて、ゲーム・エンタメ業界との相互交流を図り、クリエイターにとっての活躍の場を広げることを目指しています。これにより、キャリアの多様化が進むと考えられています。
両社代表のコメント
今回の連結子会社化に関して、両社の代表者から以下のようなコメントが寄せられました。
- 株式会社コンフィデンス・インターワークス 代表取締役社長 澤岻 宣之
- 「映像制作業界において確固たる実績を持つBRAISE社との提携により、双方の強みを掛け合わせ、両社の成長を加速させることができると確信しています。」
- 株式会社BRAISE 代表取締役 岡田 洋幸
- 「コンフィデンス・インターワークス社との提携は、当社の映像制作やクリエイティブの力をより広いフィールドで活かせる好機です。今後の展開に期待しています。」
コンフィデンス・インターワークスの概要
コンフィデンス・インターワークスは、東京都新宿区に本社を置き、HRソリューション事業を中心に展開しています。主な事業内容は以下の通りです:
- 人材派遣・受託・人材紹介
- メディア&ソリューション事業
設立は2014年8月で、資本金は534,590千円(2025年3月現在)です。また、グロース市場に上場しており、証券コードは7374です。
まとめ
コンフィデンス・インターワークスがBRAISEを子会社化することにより、映像・メディア業界への進出が実現しました。これにより、ゲーム・エンタメ業界との相互交流が可能となり、クリエイターにとっての活躍の場が広がることが期待されます。また、両社の強みを活かした事業成長が見込まれています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 連結子会社化日 | 2025年6月12日 |
| 親会社 | 株式会社コンフィデンス・インターワークス |
| 子会社 | 株式会社BRAISE |
| 孫会社 | 株式会社ジーズ・コーポレーション |
| テレビ番組制作業の売上高(2023年度実績) | 3,754億円 |
| 映像メディア市場規模(2024年予測) | 3兆8,307億円 |
| 動画配信サービスの市場規模(2025年予測) | 1兆1,910億円 |
このように、映像制作業界への進出は、コンフィデンス・インターワークスにとって大きなステップとなり、今後の成長が期待されます。
参考リンク: