7月1日開始 東洋経済新報社がストックボイスを子会社化し投資情報強化
ベストカレンダー編集部
2025年6月13日 14:43
ストックボイス子会社化
開催日:7月1日
株式会社東洋経済新報社、株式会社ストックボイスを傘下に
株式会社東洋経済新報社(以下、当社)は、2025年6月10日に株式会社ストックボイス(以下、ストックボイス)の全株式を取得する契約を締結したことを発表しました。この株式取得は2025年7月1日に実行され、ストックボイスは当社の子会社となる予定です。この決定により、当社は個人投資家向けの放送局を運営するストックボイスのリソースを活用し、より一層のメディア展開を図ることを目指します。
ストックボイスは、2004年に設立され、2006年からは東京証券取引所内の専用スタジオから株情報のライブ動画を配信してきました。現在では、月間35万UUが視聴する「STOCKVOICE.TV」をはじめ、全国のテレビ局である「TOKYO MX」「サンテレビ」「三重テレビ」などでも番組を放送しており、多くの個人投資家からの信頼を得ています。
ストックボイスの特徴と事業内容
ストックボイスは、個人投資家を対象としたインターネット放送局として、以下のような事業を展開しています。
- 個人投資家のためのインターネット放送局「STOCKVOICE」の企画運営
- 「TOKYO MX」「サンテレビ」「三重テレビ」等で放送する番組の企画制作
- 個人投資家向けセミナーやイベントの企画運営
これらの事業は、個人投資家に対して信頼性の高い情報を提供し、投資活動をサポートすることを目的としています。特に、ライブ動画配信はリアルタイムでの情報提供を可能にし、視聴者の投資判断に大きな影響を与えています。
ストックボイスの視聴者数と影響力
ストックボイスは、月間35万UUという視聴者数を誇り、これは個人投資家にとって非常に重要な情報源となっています。視聴者は、株式市場の動向や投資に関する最新情報をリアルタイムで受け取ることができるため、投資判断の精度を高めることができます。
また、ストックボイスが放送する番組は、専門的な知識を持つアナリストや投資家による解説が行われており、視聴者は信頼性の高い情報を得ることができます。これにより、ストックボイスは個人投資家にとって欠かせないメディアとなっています。
東洋経済新報社の今後の展望
当社は、ストックボイスとの連携を強化することで、個人投資家向けの情報発信力を一層高めることを目指しています。これまでもストックボイスと協力関係にあり、今後は両社の知見を融合させることで、より多様なコンテンツを提供することが期待されます。
当社の代表取締役社長、山田徹也氏は、「ストックボイス社の潜在力を生かし、『会社四季報』や『会社四季報オンライン』などの投資関連コンテンツの発信力を強化していく」と述べています。これは、個人投資家に対する情報提供の質を向上させるための重要なステップです。
ストックボイスの代表者のコメント
ストックボイスの代表取締役社長、倉澤良一氏は、「投資家に必携の『週刊東洋経済』『会社四季報』など、多様なビジネス・マーケット情報を発信している東洋経済新報社さんとともに、新しい挑戦ができることを大変うれしく思っています。今後は同社の取材力やコンテンツなどと、当社の動画配信フィールドを融合させ、投資家に信頼される日本最大のマーケットメディアを目指します」とコメントしています。
株式会社ストックボイスの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 社名 | 株式会社ストックボイス |
| 設立 | 2004年6月1日 |
| 所在地 | 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1番10号 日証館2階 |
| 資本金 | 15百万円 |
| 代表者 | 代表取締役社長(CEO) 倉澤良一 |
| 事業内容 | 個人投資家のためのインターネット放送局「STOCKVOICE」の企画運営など |
以上のように、株式会社東洋経済新報社が株式会社ストックボイスを傘下に持つことにより、個人投資家向けの情報発信力がさらに強化されることが期待されます。両社の協力により、投資家にとってより価値のある情報が提供されることでしょう。