白鵬が新会社設立、世界相撲グランドスラム構想を推進へ

ベストカレンダー編集部

2025年6月15日 05:51

白鵬新会社設立

開催日：6月14日

白鵬が新会社を作った目的って何？

白鵬は相撲の魅力を世界に広めるために新会社を設立。相撲を通じて国際的なスポーツイベントや育成プログラムを展開し、文化の継承と発展を目指しています。

世界相撲グランドスラム構想ってどんなもの？

世界相撲グランドスラム構想は、性別・年齢・国籍を問わず参加可能な国際大会を目指し、共通ルールで公平に競うことで相撲の価値を世界に広げるプロジェクトです。

新会社設立の背景と目的

第69代横綱・白鵬翔が新たに設立した「白鵬ダヤン相撲＆スポーツ株式会社」は、相撲の魅力を世界に広げるための重要なステップと位置付けられています。この新会社は、東京都港区赤坂に本社を置き、相撲を中心とした多角的な事業を展開することを目的としています。

白鵬は、歴代最多の45回の優勝を誇る横綱として知られていますが、彼の夢は単なる個人の栄光に留まらず、相撲の文化と精神を世界に広めることにあります。社名に含まれる「ダヤン」は「世界」を意味し、モンゴル第34代皇帝「ダヤン・ハーン」に由来することからも、国際的な視点を持つ事業であることが伺えます。

「世界相撲グランドスラム」の夢実現に向け、第６９代横綱・白鵬が新会社設立画像 2

事業内容と理念

新会社が掲げる理念は、「相撲を通じて、世界を絆で結び、希望と幸せを届ける」というものです。具体的には以下のような事業内容を展開します。

相撲を中心としたスポーツイベントの企画・運営
アスリート育成プログラムの実施
国際大会の開催
デジタルコンテンツやメディアの展開
飲食・宿泊・文化発信などの事業

これらの事業を通じて、白鵬は相撲の魅力を国際的に発信し、次世代の力士育成や相撲文化の継承にも寄与していく考えです。

「世界相撲グランドスラム」の夢実現に向け、第６９代横綱・白鵬が新会社設立画像 3

「世界相撲グランドスラム構想」とは

白鵬が提唱する「世界相撲グランドスラム構想」は、相撲とその文化を世界中に広めるためのプロジェクトです。この構想では、アマチュア相撲団体との連携を深め、世界共通のポイント制やルールを導入し、公平な基準で「アマチュア相撲のグランド・チャンピオン」を決定する国際的な大会を目指しています。

この大会は、性別や年齢、国籍を問わず参加できる開かれたものであり、相撲の精神価値を現代社会にふさわしい形で再構築することを目的としています。単なる競技イベントに留まらず、リアルとデジタルの両面で相撲の持つ価値を可視化し、相撲を「世界を結ぶ共通言語」とすることで、希望を届け、さらには世界平和にも貢献することを目指しています。

新会社の役員紹介

「白鵬ダヤン相撲＆スポーツ株式会社」の役員は以下の通りです。

役職	氏名	経歴
代表取締役会長	朝野勇次郎	東洋コンツェルン創業者。日本酒文化の継承と革新に取り組む。
代表取締役社長	白鵬翔	モンゴル出身の横綱。引退後も相撲界の発展に尽力。
副社長・執行役員	森井理博	電通やスシロー、Peach Aviationなどで役員を歴任。
執行役員	永井明慶	相撲指導者として地域の育成に貢献。