6月16日開始、DMM GAME翻訳がfuzz作品の多言語化を実現
ベストカレンダー編集部
2025年6月16日 10:05
DMM GAME翻訳採用
開催日:6月16日
ゲーム翻訳の新たな挑戦
株式会社Algomaticが提供する「DMM GAME翻訳」は、ゲーム業界における翻訳サービスの新たな選択肢として注目されています。2025年6月16日、同社は株式会社fuzzに採用され、人気作品『牛耳烈!ミリオンズ』および『GALAXYZ neo』の一部コンテンツを英語と中国語に翻訳しました。この取り組みにより、翻訳コストや期間を大幅に削減しつつ、高品質な翻訳を実現しています。
多言語展開は、特に海外市場をターゲットにしたゲーム開発において重要な要素です。しかし、従来の翻訳手法では高額なコストがかかり、ローカライズ作業は多くの開発者にとって大きな負担となっていました。このような課題を解決するために、Algomaticの「DMM GAME翻訳」が選ばれたのです。
「DMM GAME翻訳」の採用背景
株式会社fuzzは、自社タイトルのSteamプラットフォーム上での多言語展開を計画していましたが、これまでの翻訳手法ではコストが高く、ローカライズにかかる負担が大きいことが課題でした。そこで、AI技術を活用したリーズナブルで高品質な翻訳サービスである「DMM GAME翻訳」に注目しました。
無料トライアルを経て、そのクオリティの高さやコストの安さ、データ整形への柔軟な対応が評価され、正式に導入が決定しました。この選択により、fuzzはコスト面だけでなく、時間や労力の大幅な削減も実現しました。
株式会社fuzzの代表者のコメント
株式会社fuzzの代表取締役社長、柏谷佳樹氏は、最初のデモ翻訳を見た瞬間に「これはイケるな」と実感したと述べています。特に、120万文字という大量の翻訳を行った際には、修正が必要だったのは改行位置のみで、Excelデータをそのまま渡すだけでスムーズにコンバートできたことに感動したとのことです。
柏谷氏は、従来の翻訳会社に依頼すると細かいやり取りが多くなることが一般的ですが、DMM GAME翻訳は柔軟に対応してくれたと語っています。「こんなにやってくれて大丈夫なの?」と思うほどの手厚いサポートがあり、コストだけでなく時間や労力も大幅に削減できたと強調しました。
DMM GAME翻訳の活用事例と今後の展望
DMM GAME翻訳の活用事例は、公式サイトで公開されています。具体的な事例を通じて、どのようにして翻訳サービスがゲーム開発に貢献しているのかを知ることができます。興味のある方は、以下のリンクから詳細を確認できます。
これらのリンクを通じて、各作品のリリーススケジュールや最新情報も随時告知される予定です。
株式会社fuzzと株式会社Algomaticの概要
株式会社fuzzは、2010年に設立され、東京都品川区に本社を構えています。プラットフォーム事業やコンテンツ事業を展開しており、代表取締役社長は柏谷佳樹氏です。公式ウェブサイトは以下の通りです。
一方、株式会社Algomaticは2023年に設立され、東京都港区に本社を置いています。大規模言語モデルを活用したサービスの開発・提供を行っており、代表者は大野峻典氏です。公式ウェブサイトは以下の通りです。
まとめ
今回の「DMM GAME翻訳」の導入により、株式会社fuzzは自社作品の多言語展開を成功させることができました。AI技術を活用したこの翻訳サービスは、コストや時間の削減を実現し、高品質な翻訳を提供する新たな選択肢となっています。
以下に、今回のプレスリリースで紹介された内容を表にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 翻訳サービス名 | DMM GAME翻訳 |
| 対象作品 | GALAXYZ neo、牛耳烈!ミリオンズ |
| 翻訳言語 | 英語、中国語 |
| 導入企業 | 株式会社fuzz |
| 設立年 | Algomatic: 2023年、fuzz: 2010年 |
このように、技術の進化によりゲーム業界の翻訳サービスは大きく変化しています。今後の展開にも注目が集まります。