6/17開始!講談社ら共催の映像クリエイター支援プロジェクト
ベストカレンダー編集部
2025年6月17日 17:11
Film Pitch Boost 2025
開催期間:6月17日〜8月20日

新たな映像クリエイターを応援するプロジェクト「Film Pitch Boost 2025」
株式会社講談社は、2025年6月17日より、映像クリエイターを対象とした新たなプロジェクト「Film Pitch Boost 2025」を開始します。このプロジェクトは、講談社、キングレコード、講談社VRラボが共催し、商業映像の世界に飛び込む新たな才能を応援することを目的としています。映像クリエイターは、自身の企画を全力でプレゼンし、プロデューサー陣と共にその企画を実現するチャンスを得ることができます。
「Film Pitch Boost 2025」は、商業的成功を目指す映像作品の企画を広く募集します。劇場向けの中長編映画、TV・配信向けアニメーションシリーズ、イベント用のイマーシブ映像、楽曲のミュージックビデオ(MV)など、商業展開が想定される企画であればジャンルを問わず応募可能です。

プロジェクトの背景と目的
講談社クリエイターズラボは、これまで漫画家や小説家と向き合ってきた「編集力」を活かし、ゲームやXRなどジャンルを問わずクリエイターと企業とのコンテンツを「編集」するR&D部署です。映像分野では、短編映像企画を世界公募するコンテスト「講談社シネマクリエイターズラボ」を開催し、受賞クリエイターには1000万円の制作資金を提供してきました。これにより、数多くの作品が米国アカデミー賞公認映画祭をはじめとする映画祭で入選、受賞を果たしています。
今回の「Film Pitch Boost 2025」では、キングレコードと講談社VRラボとも協働し、収益をクリエイターに還元するエシカルなシステムを構築し、「つくりたい作品をつくり続ける」ことができる環境を整えます。

応募方法と選考プロセス
映像クリエイターは、自身が実現させたい企画を応募することができます。選考プロセスは以下のようになります。
- 一次審査:書類審査
書類審査を通過した企画の応募者には、二次審査にお越しいただく際の交通費・宿泊費を講談社が負担します。 - 二次審査:ピッチオーディション
2025年10月18日(土)に都内で開催されるリアルイベントにて、審査員の前で企画のプレゼンテーション(10分)を行います。 - 最終審査:プロデューサー陣とのディスカッション
2025年10月19日(日)に行われ、優秀賞や審査員賞が決定します。
最終審査を通過したクリエイターには、プロデューサー陣との制作セッションや制作資金全額負担、映像配信・公開サポートなど多面的な支援が提供されます。

応募資格と募集期間
応募資格は、2025年10月18日・19日に東京の会場までお越しいただける方で、個人、法人、任意団体いずれも応募可能です。監督のみならず、プロデューサー、アニメーター、CGクリエイター、脚本家、俳優、制作スタッフなど、様々な職種の方々からの応募を歓迎します。
募集期間は2025年6月17日から8月20日までで、応募は複数の企画を行うことも可能です。応募方法の詳細については、公式サイトで確認できます。

審査員とサポート体制
今回のプロジェクトには、講談社、キングレコード、講談社VRラボの各社から選ばれたプロデューサー陣が審査員として参加します。彼らは各自の専門分野において豊富な経験を持ち、映像クリエイターの夢の実現をサポートします。
以下は、審査員の一部です:
- 永盛拓也(講談社シネマラボ・チーフ) – 映像制作に関する豊富な知識と経験を持つ。
- 石丸健二(講談社VRラボ・CEO) – VRコンテンツ制作のエキスパート。
- 宮本純乃介(キングレコード常務取締役) – アニソン・アニメ作品のプロデュースを手掛ける。
彼らのメッセージは、クリエイターたちが自分の「つくりたい」作品を実現するためのサポートを行うことを強調しています。

まとめ
「Film Pitch Boost 2025」は、映像クリエイターにとって大きなチャンスとなるプロジェクトです。商業的成功を目指す映像作品の企画を広く募集し、プロデューサー陣がその実現をサポートします。応募資格は幅広く、個人や法人、様々な職種のクリエイターが参加できる点が特徴です。選考プロセスを経て、優秀な企画には制作資金の全額負担や多面的な支援が提供されます。
項目 | 内容 |
---|---|
プロジェクト名 | Film Pitch Boost 2025 |
主催 | 講談社、キングレコード、講談社VRラボ |
応募期間 | 2025年6月17日~8月20日 |
選考プロセス | 書類審査、ピッチオーディション、最終審査 |
賞金 | 優秀企画20万円、審査員賞10万円 |
審査員 | 講談社、キングレコード、講談社VRラボのプロデューサー陣 |
映像クリエイターにとって、自身の企画を実現するための新たな機会が提供されるこのプロジェクトは、今後の映像業界においても注目されることでしょう。詳細は公式サイトで確認することができます。