2025年7月放送！市川準監督と映画「つぐみ」35周年特集

市川準監督の生誕77年と「つぐみ」公開35周年を祝う特集放送

CS衛星劇場では、2025年の市川準監督の生誕77年を記念し、また同年に公開35周年を迎える映画「つぐみ」を特集した番組を7月に放送します。これにより、映画ファンは市川監督の作品やその魅力を再確認する機会を得ることができます。

特集では、映画「つぐみ」だけでなく、他の市川準監督の作品も取り上げられます。具体的には、映画「東京夜曲」と「クレープ」も放送される予定です。これらの作品は、市川監督の独自の視点と演出が光る名作ばかりです。

放送予定の番組内容

特集の中で放送される番組は、以下のように構成されています。

• 映画「つぐみ」
  放送日: 7月3日(木)午後6:15～他
• 映画公開35周年記念特番「牧瀬里穂 あの時の記憶をたどって『つぐみ』」
  放送日: 7月3日(木)午後8:15～他
• 「シネマ紀行 つぐみ」
  放送日: 7月3日(木)午後8:45～他
• 映画「東京夜曲」
  放送日: 7月2日(水)午前10:00～他
• 映画「クレープ」
  放送日: 7月2日(水)午前11:40～他
• 特別番組「新・監督は語る『市川準』」
  放送日: 7月9日(水)午後0:15～他

映画「つぐみ」の魅力

映画「つぐみ」は、吉本ばななの小説『ＴＵＧＵＭＩ』を原作としており、1990年に公開されました。この作品は、病弱なため過保護に育てられた18歳の少女・つぐみ（牧瀬里穂）とその姉・陽子（白島靖代）、従姉妹のまりあ（中嶋朋子）が過ごすひと夏の物語です。物語の中で、つぐみは青年・恭一（真田広之）と恋に落ちるという青春の一ページが描かれています。

この映画は、静岡県松崎町を舞台にしており、美しい自然と人々の温かさが印象的です。放送される特番では、主演の牧瀬里穂が当時の思い出を語りながら、撮影地を訪れる様子が放送されるため、視聴者は映画の背景にあるストーリーをより深く理解することができるでしょう。

特別番組の内容について

特別番組「牧瀬里穂 あの時の記憶をたどって『つぐみ』」では、牧瀬里穂が映画の舞台となった静岡県松崎町を35年ぶりに訪れます。彼女は、映画のメインロケ地である梶寅旅館の跡地や、なまこ壁のある橋を訪れ、撮影時の裏話を語ります。また、地元住民とのふれあいを通じて、町の温かさにも触れる内容となっています。

さらに、「シネマ紀行 つぐみ」では、松崎町の美しい風景や、映画のロケ地を紹介する映像が放送されます。この番組は、ナレーションを石丸純が担当しており、視聴者は牧瀬里穂の主演作の舞台を新たな視点で楽しむことができます。

市川準監督の他の作品

市川準監督は、日本映画界において多くの名作を残してきました。特集では、以下の2作品も放送されます。

• 映画「東京夜曲」
  1997年に公開され、大人の恋愛模様を繊細に描いた作品です。浜中（長塚京三）が家出から戻り、家庭内での葛藤が描かれています。
• 映画「クレープ」
  1993年に公開された作品で、親子の絆を描いた心温まる物語です。中年男と彼の娘が再会し、絆を確かめ合う姿が描かれています。

特別番組「新・監督は語る『市川準』」

特集の一環として放送される「新・監督は語る『市川準』」では、日本映画界の名匠たちによる市川準監督へのインタビュー映像が放送されます。生前の貴重なインタビューを通じて、彼の映画に対する思いや制作の裏側を知ることができる貴重な機会です。

この特番は、2023年に新たな映像を追加した再編集版として放送されます。市川準監督の作品に対する情熱や、映画制作における彼の視点を深く理解することができるでしょう。

まとめ

CS衛星劇場では、市川準監督の生誕77年と「つぐみ」公開35周年を記念した特集を7月に放送します。特集では、映画「つぐみ」をはじめとする市川監督の名作や特別番組が放送され、視聴者は映画の魅力を再発見することができます。

以下に、特集の放送内容をまとめました。

この特集により、視聴者は市川準監督の作品やその魅力を再確認し、映画の深い世界に触れることができるでしょう。