2025年6月開始のLiB×IVRy新AIハイブリッド型コールセンター支援サービス

AIハイブリッド型コール開始

開催日:6月1日

AIハイブリッド型コール開始
LiBとIVRyが提供するAIハイブリッド型コールセンターって何?
LiBの有人対応とIVRyの音声AIを組み合わせ、24時間自動応対と専門的な問い合わせには人が対応する効率的なコールセンター支援サービスです。
この新サービスはどうしてコールセンターの課題を解決できるの?
人手不足や人件費高騰の問題に対し、AIによる自動応対で機会損失を減らし、有人対応で質を保つことで顧客満足度向上と運営コスト削減を両立します。

個人と企業のワークシフト支援事業を行うLiBとIVRyが業務提携

株式会社LiB(リブ)と株式会社IVRy(アイブリー)は、2025年1月に業務提携契約を締結し、AIハイブリッド型コールセンター支援サービスの提供を2025年6月に開始しました。この提携により、両社はコールセンター業務における人手不足や効率化の課題に対処するため、有人対応と音声AI技術を組み合わせた新しいサービスを展開します。

LiBは、個人と企業のワークシフト支援事業を行っており、柔軟なスキルを持つ人材による高品質な有人対応を提供しています。一方、IVRyは、対話型音声AI SaaSを提供し、業務の自動化を実現しています。両社の強みを活かすことで、顧客満足度の向上と事業継続性の確保を目指しています。

コールセンターの課題と背景

日本では労働人口が減少しており、多くの産業で人手不足が深刻化しています。特にコールセンター業界では、オペレーターの有効求人倍率が全職業平均を大きく上回っており、人材の確保や定着が難しい状況です。また、最低賃金の上昇に伴う人件費の高騰が企業の経営を圧迫し、応答率の低下や待ち時間の増加が顧客満足度の低下を招いています。

さらに、既存のBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)ベンダーは、オペレーターの「席数×単価」という従来のビジネスモデルから脱却できず、AI導入による業務効率化や業務プロセス再設計(BPR)を提案しにくいという構造的な課題も存在します。このような背景から、LiBとIVRyは共同で「AIハイブリッド型コールセンター支援サービス」を提供することになりました。

AIハイブリッド型コールセンター支援サービスの特徴

LiBとIVRyが提供するこのサービスは、以下の特徴を持っています。

  • 24時間365日の自動応対: AIによる自動応対システムを導入することで、機会損失を最小化します。
  • エスカレーション対応: 専門性が必要な問い合わせには人間のオペレーターが対応します。
  • 音声ログやVOC分析: 顧客の声を分析し、サービス改善に活用します。
  • 業務可視化とプロセス再設計: 無料カウンセリングを通じて、業務の可視化と改善提案を行います。

このサービスは、LiBのBPO人材ネットワークとIVRyの音声AIを活用した一次対応による有人対応を組み合わせることで、企業のニーズに応じた柔軟な対応を実現します。

提供内容と今後の展望

具体的なサービス内容は以下の通りです。

  1. 無料カウンセリング(インパクト試算付き)
  2. 業務調査・課題抽出・業務BPR設計
  3. IVRyによる音声応対の構築と運用
  4. LiBによる有人センター・BPO体制の立ち上げ
  5. 運用モニタリング/改善サイクルの提供(定期MTG・レポート)

LiBとIVRyは、今後もハイブリッド型BPOを軸に、コールセンター業務にとどまらず、受発注処理や予約受付、サポート業務などへの展開を計画しています。業務のさらなる高度化を目指し、企業の課題を構造から変えていく新しいBPOの在り方を提案していく予定です。

会社概要

株式会社LiBは、2014年に創業し、「1人の可能性をどこまでも活かせる仕事のカタチをつくっていく。」をミッションとして、逆求人型転職エージェントサービス「LIBZ」を運営しています。経営層からメンバー層まで即戦力人材の採用や業務委託人材活用、BPO活用を支援しています。

  • 代表者: 松本洋介
  • 設立: 2014年4月1日
  • 所在地: 東京都港区芝浦3丁目6-14 3階
  • 事業内容: 社員中途採用、業務委託人材のマッチング、BPOサービスの提供
  • URL: https://www.libinc.co.jp/

株式会社IVRyは、月額2,980円から利用できる電話自動応答サービス(IVRシステム)を運営・開発しています。対話型音声AIサービスの提供を通じて、業務の効率化を図っています。

  • 代表者: 奥西 亮賀
  • 設立: 2019年3月
  • 所在地: 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F
  • 事業内容: 対話型音声AI(IVR)サービスの開発・提供
  • URL: https://ivry.jp/

IVRyのコールセンター導入事例

IVRyの導入によって、電話の自動化率は最大70%に達し、コールセンターの運営コストを半減させた事例もあります。このような実績をもとに、今後のサービス展開に期待が寄せられています。

まとめ

LiBとIVRyの業務提携により、AIハイブリッド型コールセンター支援サービスが提供されることとなりました。このサービスは、コールセンター業界の人手不足や業務効率化の課題を解決するための新たなアプローチです。両社の強みを活かし、顧客満足度の向上と企業の持続可能な成長を支援することが期待されています。

会社名 設立年 所在地 事業内容 URL
株式会社LiB 2014年 東京都港区芝浦3丁目6-14 3階 社員中途採用、業務委託人材のマッチング、BPOサービスの提供 https://www.libinc.co.jp/
株式会社IVRy 2019年 東京都港区三田三丁目5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー10F 対話型音声AI(IVR)サービスの開発・提供 https://ivry.jp/

このように、LiBとIVRyの提携によって新しいサービスが生まれ、コールセンター業界の課題に対する解決策が提供されることが期待されます。

参考リンク: