2025年6月23日開始、ローソンにAIロボットTX GHOST導入で店舗効率化
ベストカレンダー編集部
2025年6月23日 11:18
TX GHOST導入ローソン
開催日:6月23日
AIロボット「TX GHOST」の導入について
Telexistence株式会社は、2025年6月23日、東京の「TAKANAWA GATEWAY CITY」に新たに開店するローソン2店舗に、自社開発のAIロボット「TX GHOST」を導入することを発表しました。この取り組みは、店舗運営の効率化を図るものであり、ロボット技術を活用した新しい小売業の形を示しています。
「TX GHOST」は、飲料品の自動補充を実現するためのロボットであり、店舗運営において重要な役割を果たします。これに加えて、同時に導入されるスマートシェルフ(デジタル在庫棚)は、在庫管理のデジタル化を促進し、従来の人の経験に依存していた業務をデータに基づく形へと再設計します。
スマートシェルフとロボットの連携
「TX GHOST」とスマートシェルフの連携により、売場棚と在庫棚の飲料在庫量、売場棚の棚割や欠品状況などが可視化されます。これらのデータは専用アプリを通じてリアルタイムで店舗運営従事者や運営本部に提示されます。
具体的には、POSから得られる販売実績と可視化された店内飲料在庫量のデータをもとに、ロボットシステムが商品別に最適な在庫補充本数を推奨します。これにより、過剰発注や欠品、補充漏れを防止し、店舗従業員はロボットが提示する推奨補充本数に従って業務を行うことができます。
運用の簡便性
「TX GHOST」の導入にあたっては、設置当日から運用が可能であり、店舗側で煩雑なメンテナンス作業を行う必要もありません。これにより、店舗運営者はロボットの導入による業務負担の軽減を実感できるでしょう。
このシステムは、効率的な在庫管理を実現し、店舗運営の質を向上させることが期待されています。
人材募集の取り組み
Telexistenceでは、現在、小売店舗の業務効率化を担う小売事業、サプライチェーンの自動化を進める物流事業、そして次世代の社会インフラとなるヒューマノイド事業の3分野で人材を募集しています。
これまでに、AIロボット「TX GHOST」や物流現場向けのロボットを開発し、実際の現場での社会実装を進めてきた同社は、今後も人とロボットが共存する社会を支えるシステムの構築を目指しています。小売現場のオペレーション改善や物流網の高度化を進めるために、幅広い専門分野のプロフェッショナルを募集中です。
募集中のポジションと条件
以下は、現在募集中のポジションの一部です。
- Lead Backend Engineer, System & Application Team (年収:約600~1500万円)
遠隔オペレーターや店舗スタッフのロボットコントロールを支えるプロダクトの設計・開発・運用を担当。 - Electrical Engineer, Logistics Team (年収:約600〜1200万円)
物流ロボットの電気設計を担当し、回路設計・検証やファームウェアの開発に関与。 - Robotics Automation Perception Engineer, Logistics Team (年収:約600~1200万円)
深層学習・コンピュータビジョンを用いた知覚システムの開発を担当。 - Head of Hardware Engineering, Humanoid Team (年収:約1000〜2000万円)
汎用ヒューマノイドのハードウェア設計のマネジメントを担当。
これらのポジションでは、実力や成果に応じた報酬体系が用意されており、ストックオプションも付与される可能性があります。現場からの変化を加速させたい方にとって、魅力的な機会となるでしょう。
まとめ
Telexistence株式会社が導入するAIロボット「TX GHOST」とスマートシェルフは、ローソンの店舗運営において新たな効率化を実現します。データに基づく在庫管理とロボットによる自動化が相まって、店舗の業務負担を軽減し、最適な在庫量を維持することが可能になります。
また、同社は小売、物流、ヒューマノイド事業において多様な人材を募集しており、今後の成長に向けた挑戦が続いています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 導入日 | 2025年6月23日 |
| 導入店舗 | TAKANAWA GATEWAY CITY内のローソン2店舗 |
| 主な機能 | 飲料品の自動補充、デジタル在庫管理 |
| 人材募集分野 | 小売、物流、ヒューマノイド |
このように、Telexistenceの取り組みは、AI技術を用いた新しい小売業の形を提示し、今後の展開が期待されます。
参考リンク: