6月13日開始、ロレアルの詰め替え運動で持続可能な美を推進
ベストカレンダー編集部
2025年6月24日 11:38
ロレアル詰め替え運動開始
開催日:6月13日

ロレアル、詰め替え運動への参加を呼びかけるキャンペーンを開始
世界最大の化粧品会社ロレアルグループは、2025年6月24日に、グローバル規模でのキャンペーン「#JoinTheRefillMovement(詰め替え運動に参加しよう)」を開始しました。このキャンペーンは、持続可能な未来を目指し、消費者に詰め替え可能なビューティー製品の使用を促すことを目的としています。
特に、6月16日(月)の「世界詰め替えの日(World Refill Day)」に合わせて展開され、製品の容器を捨てずに詰め替えを利用することを新しいビューティー習慣として取り入れることを呼びかけています。参加ブランドには、ランコム、ジョルジオ アルマーニ ビューティ、イヴ・サンローラン・ボーテ、キールズなど、ロレアルグループを代表する多数のブランドが名を連ねています。
持続可能な選択肢へのニーズの高まり
近年、美における持続可能な選択肢へのニーズは高まっています。世界的に見て、消費者の78%がより持続可能な製品の購入に関心を示しているとのデータがあります。特に日本においては、詰め替えの習慣化が進んでいる一方で、世界の多くの地域では詰め替えの選択肢やその環境への影響に関する認知が不足しているのが現状です。
本キャンペーンでは、詰め替えが地球にもお財布にも優しい選択であることを具体的に示すことを目指しています。例えば、ランコムの「ラヴィエベル エリクシール」フレグランスの50mlボトルを2本購入する代わりに、100mlの詰め替えボトルを購入することで、ガラス73%、プラスチック66%、段ボール61%の節約が可能です。
ロレアルのリーダーシップとビジョン
ロレアルのチーフ・コーポレート・アフェアーズ&エンゲージメント・オフィサーであるブランカ・ジュティ氏は、このキャンペーンの意義について次のように述べています。「当社の代表的なブランドが協力し、世界中のお客様に詰め替えを毎日の美容習慣に取り入れていただくことの価値を体験していただければと思います。」
また、ロレアルのチーフ・コーポレート・レスポンシビリティ・オフィサーであるエズギ・バルセナス氏は、「私たちはより循環型社会へ寄与する方法を生み出し、新しい業界標準を設定する責任を負っています。詰め替えを新しい常識にすることを目指します。」と語っています。
日本ロレアルの取り組み
日本ロレアルでも、ランコムとキールズがこのキャンペーンに参加し、詰め替えに関連した取り組みを行っています。
- ランコム: 6月6日から7月2日まで、百貨店カウンター限定で「HAPPY DAY」キャンペーンを実施。詰め替え対応製品を含む2品以上の購入で「トレゾァ シャワー ジェル 50mL」とランコムオリジナルポーチをプレゼント。
- キールズ: 6月4日から6月16日まで「KIEHL’S MISSION RENEWAL」キャンペーンを実施。クリームUFCレフィル購入者にリサイクルプラスチックスパチュラをプレゼントし、期間中の購入1回につき10円をmore treesへ寄付。
キールズは、詰め替え用レフィル製品やリサイクルパッケージの使用を通じて、プラスチック製品の削減にも取り組んでおり、これにより水の使用量を21%削減、廃棄物を36%削減しています。また、全国のキールズストアではリサイクルBOXを設置し、製品の空き容器を回収しています。
ロレアルの持続可能な未来へのコミットメント
ロレアルは過去5年間で詰め替え可能なオプションの数を17倍に増加させ、環境への影響を低減するための取り組みを強化しています。これにより、消費者により持続可能な美のあり方を提供することを目指しています。
ロレアルは、115年以上にわたり美容・化粧品業界のリーダーとして、美への希求とニーズに応えることに専念してきました。持続可能性を重視した「ロレアル・フォー・ザ・フューチャー」プログラムを通じて、美の無限の多様性を賛美し、最高水準の品質を提供しています。
キャンペーン名 | 実施期間 | 参加ブランド | 特典内容 |
---|---|---|---|
#JoinTheRefillMovement | 2025年6月13日開始 | ランコム、キールズなど | 詰め替え製品の使用促進 |
HAPPY DAY | 6月6日~7月2日 | ランコム | 購入特典あり |
KIEHL’S MISSION RENEWAL | 6月4日~6月16日 | キールズ | 購入特典と寄付活動 |
以上のように、ロレアルの詰め替え運動への参加を呼びかけるキャンペーンは、持続可能な未来を目指す重要な取り組みです。消費者が詰め替えを選択することで、環境への影響を低減し、持続可能な美のあり方を実現することが期待されています。
参考リンク: