7月8日開催「培養肉未来創造イベント」大阪ヘルスケアパビリオンで体験

培養肉未来創造イベント

開催日:7月8日

培養肉未来創造イベント
培養肉のイベントってどんなことするの?
7月8日に大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで開催され、培養肉の基礎知識や香り体験、高校生のパネルディスカッションなど多角的に学べます。
培養肉未来創造コンソーシアムって何?
2023年設立の企業と大学の連携組織で、3Dバイオプリント技術を活用し培養肉の社会実装を目指す研究と開発を推進しています。

「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」の開催概要

2025年6月24日、TOPPANホールディングス株式会社は、培養肉未来創造コンソーシアムが主催するイベント「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」を、7月8日に大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン内のリボーンステージで開催することを発表しました。このイベントは、培養肉が創る未来の食について考える機会を提供することを目的としています。

本イベントは、以下のような内容で構成されています。

  • インプットセッション:培養肉の基礎知識を学ぶ
  • 香り体験会:焼いた培養肉の香りを実際に体験
  • パネルディスカッション:高校生が参加し、未来の食について議論
  • 未来宣言:培養肉の社会実装に向けたビジョンを共有

このように、多角的なアプローチで培養肉の可能性を探るプログラムが用意されており、参加者は新たな食の未来を感じることができるでしょう。

「培養肉未来創造コンソーシアム」が大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで7月8日に「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」を開催 画像 2

イベントの詳細情報

「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」の具体的な日程やアジェンダは以下の通りです。

日時 内容 時間
7月8日(火) 第1回:インプットセッション「培養肉とは?」、香り体験会 11:00~11:45
7月8日(火) 第2回:インプットセッション「培養肉とは?」、高校生参加のパネルディスカッション 14:30~15:40
7月8日(火) 第3回:培養肉の社会実装に向けた未来宣言、香り体験会 16:30~17:15

リボーンステージは屋外のステージで、各回の定員は約150席です。参加は予約不要ですが、席数には限りがあるため、早めの来場が推奨されます。また、プログラムの内容や時間は変更される可能性があるため、最新情報の確認が必要です。

培養肉未来創造コンソーシアムの役割と目的

「培養肉未来創造コンソーシアム」は、2023年に大阪大学大学院工学研究科、島津製作所、伊藤ハム米久ホールディングス、TOPPANホールディングス、シグマクシスの5社によって設立され、2024年にZACROSが参加しました。コンソーシアムの目的は、培養肉の製造技術を社会に実装することです。

培養肉は、人口増加に伴うタンパク質の供給不足や、環境問題に対する解決策の一つとして注目されています。コンソーシアムは、3Dバイオプリント技術を活用し、培養肉の製造プロセスを確立するために協力しています。大阪・関西万博での展示は、この取り組みの一環として位置づけられています。

大阪ヘルスケアパビリオンでの展示内容

大阪ヘルスケアパビリオンでは、「家庭で作る霜降り肉」というテーマのもと、培養肉の実物やミートメーカー(コンセプトモデル)が展示されています。この展示は、個人の健康や好みに合わせた霜降りステーキを家庭で作り出せる未来のキッチンのイメージを表現しています。

展示内容は以下の通りです。

  • 培養肉の実物
  • ミートメーカー(コンセプトモデル)

この展示を通じて、来場者は「お肉は『店で買うもの』から『家庭で作るもの』へ」という新たな食文化の可能性を体感できます。

お問い合わせ先と運営パートナーの役割

「培養肉未来創造コンソーシアム」の運営パートナーは、各社がそれぞれ異なる役割を果たしています。以下に、各社の役割と連絡先を示します。

大阪大学大学院工学研究科
役割:3Dバイオプリント技術の開発推進
URL:こちら
株式会社島津製作所
役割:3Dバイオプリント技術の自動化、培養肉の分析・評価
URL:こちら
伊藤ハム米久ホールディングス株式会社
役割:培養肉の基となる食肉細胞の提供
URL:こちら
TOPPANホールディングス株式会社
役割:培養肉製造技術の最適化、周辺技術の開発
URL:こちら
株式会社シグマクシス
役割:プロジェクト・マネジメント・オフィスとしての参画
URL:こちら
ZACROS株式会社
役割:細胞の大量培養技術の開発
URL:こちら

それぞれの企業が持つ専門技術を活かし、培養肉の社会実装に向けた取り組みを進めています。

まとめ

「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025」は、培養肉の未来を探求する貴重な機会です。大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンでの開催により、多くの人々が培養肉の可能性に触れることができます。以下に、本イベントの主なポイントをまとめました。

項目 内容
イベント名 CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025
開催日 7月8日(火)
開催場所 大阪ヘルスケアパビリオン リボーンステージ
プログラム インプットセッション、香り体験会、パネルディスカッション等
定員 各回約150席
コンソーシアム設立年 2023年
ウェブサイト こちら

このように、培養肉に関する最新の情報を知り、未来の食文化について考える良い機会となることでしょう。

参考リンク: