7月11日開幕！仙台で台湾ランタン祭2025開催、544個の光が彩る夏

台湾ランタン祭SENDAI2025の開催概要

アクアイグニス仙台（仙台市若林区）が主催する「台湾ランタン祭SENDAI 2025」が、2025年7月11日（金）から8月24日（日）まで開催されます。このイベントは、台湾と仙台の交流を深める光の祭典であり、特に今年は仙台市と台南市の交流促進協定締結から20年を迎える重要な年でもあります。

オープニングセレモニーは開催初日の7月11日に行われ、両市の関係者を招待し、544個のランタンが一斉に点灯される予定です。この点灯は、東日本大震災の被災地から復興の歩みを伝える象徴的な瞬間となります。

イベントの詳細情報

「台湾ランタン祭SENDAI 2025」の具体的な情報は以下の通りです。

• イベント名：台湾ランタン祭SENDAI2025
• 開催期間：2025年7月11日（金）〜2025年8月24日（日）
• 開場時間：9:00-21:00（土日・祝日・お盆期間は22:00まで）
• 点灯時間：16:00-21:00（土日・祝日・お盆期間は22:00まで）
• 会場：アクアイグニス仙台（宮城県仙台市若林区藤塚字松の西33-3）
• 主催・共催：普濟文史研究協會、MEET TAIWAN台湾華語・文化教室、リトル台湾、アクアイグニス仙台
• 入場：無料（商品や体験コンテンツは有料）

台湾ランタン祭の意義と歴史

「台湾ランタン祭」は、東日本大震災当時に台湾からの支援を受けた仙台市が、感謝の意を表すために始まったイベントです。初年度の2023年には、台湾から直輸入した赤い提灯を約100個飾るところからスタートしました。

2024年には、台南市との連携が生まれ、台南市政府から本物の絵付けランタンが400個送られ、より本格的な祭りへと進化しました。この年には、日本在住の市民が絵付けを体験し、その作品が台湾でのランタンフェスティバルにも出展されるなど、国際交流の架け橋となる活動が展開されました。

台湾ランタン祭SENDAI2025の注目ポイント

今年の「台湾ランタン祭SENDAI2025」には、特に注目すべきポイントがいくつかあります。

1. 544個のランタンが灯る！
   今年は、台南市のランタンフェスティバルで使用された544個のランタンが展示されます。その中には、日本人が絵付けした144個のランタンも含まれています。展示エリアも拡大され、毎日圧巻の光景を楽しむことができます。
2. 初開催の絵付けランタンコンテスト
   台湾ランタン祭SENDAIの「絵付けランタンコンテスト」が初めて開催されます。参加者は自由にランタンに絵を描き、その作品が審査されます。応募用ランタンは、施設内「マルシェ リアン」またはWEBで販売されます。
3. 台湾文化体験イベント
   土日・祝日には、親子で楽しめるミニランタン絵付け体験や、台湾夜市をイメージした遊び体験、台湾茶を楽しむイベントが実施されます。屋外ではリラクゼーション体験も行われ、台湾の文化を身近に感じることができます。
4. 台湾グッズやグルメの充実
   施設内ショップでは「台湾物産展」が開催され、100種以上のお土産品が取り揃えられます。また、各レストランでは「ダージーパイ」や「ルーローハン」などの台湾グルメが楽しめます。

オープニングセレモニーとランタン点灯ステージ

オープニングセレモニーは、2025年7月11日（金）18:00からアクアイグニス仙台で行われます。式次第には、主催者や来賓からの挨拶が含まれ、特に台南市からの関係者も出席予定です。また、記念として各国をモチーフにした絵付けランタンの交換も行われます。

その後、18:40からはランタン一斉点灯ステージが開催され、地元の音楽ユニットやダンスパフォーマンスが披露されます。このステージは、一般のお客様向けの音楽イベントとして、文化交流の場となることを目的としています。

以上が「台湾ランタン祭SENDAI2025」の概要と注目ポイントです。このイベントを通じて、台湾との交流がさらに深まり、復興の歩みを共に進めることが期待されます。