7月9日開催「健康ハート・シンポジウム2025」循環器病予防の40年を振り返る

健康ハート・シンポジウム2025

開催日:7月9日

健康ハート・シンポジウム2025
健康ハート・シンポジウム2025ってどんなイベント?
循環器病予防の40周年を記念し、過去・現在・未来の取り組みを専門家が解説。オンラインで無料参加でき、最新の予防知識が得られます。
参加するにはどうすればいいの?
開催は2025年7月9日16時からZoomで配信。参加費無料で、専用のWeb登録フォームから事前申込が必要です。自宅から気軽に参加できます。

健康ハート・シンポジウム2025の概要

2025年7月9日(水)、本邦における循環器系4団体と協力2団体が主催する「健康ハート・シンポジウム2025」が開催されます。このシンポジウムは、厚生労働省委託事業「循環器病に関する普及啓発事業」の一環として行われ、一般社団法人日本循環器病学会が日本心臓財団、日本循環器協会、日本AED財団と共催し、さらに日本循環器病予防学会、日本循環器看護学会の協力を得て実施されます。

今年のシンポジウムのテーマは「循環器病予防の40年:過去・現在・未来」です。このテーマは、日本心臓財団が循環器病の予防と健康を呼びかける「健康ハートの日」の活動を開始してから40周年を迎えることを記念して設定されました。シンポジウムでは、これまでの循環器予防活動を振り返り、次の20年に向けた新たな展望を考える機会を提供します。

循環器系4団体 健康ハート・シンポジウム2025を7月9日(水)に開催 画像 2

シンポジウムのプログラム

シンポジウムは、オンラインでの配信形式で行われます。参加費は無料で、Zoomハイブリッド形式で実施されるため、自宅からでも参加が可能です。以下は、シンポジウムの具体的な開催概要です。

  • イベント名称:健康ハート・シンポジウム2025
  • 配信期間:2025年7月9日(水)16:00~18:10(予定)
  • 参加費:無料
  • 開催形式:Zoomハイブリッド形式
  • Web参加登録:こちらから
  • シンポジウム特設HP:こちらから

シンポジウムは、以下のプログラムで進行されます。

  1. 開会の挨拶:矢﨑義雄(日本心臓財団 理事長)
  2. 第1部 講演「テーマ:循環器病予防の過去、現在」(60分)
  3. 第2部 パネルディスカッション「テーマ:次の20年の循環器病予防」(40分)
  4. 閉会の挨拶:小林 欣夫(日本循環器学会 代表理事)

特に第1部では、循環器病予防に関する過去と現在の取り組みを振り返る講演が行われ、各講演者が異なる視点からこのテーマに対して貴重な知見を提供します。

第1部 講演の詳細

第1部の講演では、以下の4つの講演が予定されています。

  • 講演1:健康ハートの日 40年の歩み – 循環器病の発症予防、再発予防、重症化予防、そしてフレイル予防(講演者:和泉 徹)
  • 講演2:循環器病予防対策の半世紀 – 成人病から生活習慣病へ、基本健診から特定健診へ、エビデンス構築の変遷(講演者:岡村智教)
  • 講演3:大阪万博のAEDと緊急体制 – AED市民解禁から20年の進化(講演者:石見 拓)
  • 講演4:AIを用いた循環器病予防 現状と未来(講演者:笹野哲郎)

これらの講演は、循環器病予防に関する多角的な視点を提供し、参加者にとって有意義な情報源となることでしょう。

第2部 パネルディスカッションの詳細

第2部では、次の20年の循環器病予防に関するパネルディスカッションが行われます。司会は斎藤能彦が務め、以下のパネリストが参加します。

  • 塚田(哲翁)弥生(日本循環器学会 常務理事)
  • 磯部 光章(日本心臓財団 常任理事)
  • 木田 圭亮(日本循環器協会 幹事)
  • 東條 美奈子(日本循環器病予防学会 理事)

このディスカッションでは、各パネリストが自身の立場から次の20年に向けた循環器病予防について自由に意見を交わします。

健康ハートの日について

「健康ハートの日」は、毎年8月10日に設定されており、1985年に日本心臓財団が提唱しました。この日は「810」と読めることから、心臓の健康を広く呼びかける日として認識されています。2025年も全国各地で「健康ハートの日2025」として様々なイベントが開催される予定です。詳細は特設ホームページにて確認できます。

心臓病啓発アンバサダーについて

2023年より、心臓病啓発アンバサダーとして活動している三杉淳は、大人気サッカー漫画『キャプテン翼』に登場するキャラクターです。彼は心臓病とともに生きるサッカー選手として、心臓の重要性を広めるための伝道師として活躍しています。健康ハートの日を象徴する「810」のロゴを左腕に付けた背番号14番のイラストは、原作者である高橋陽一先生によって描かれました。

日本循環器協会について

一般社団法人日本循環器協会は、循環器病対策基本法の施行を受けて、患者、企業、医療者をつなぐ架け橋となるべく2021年に設立されました。日本循環器学会や日本心臓財団と緊密に連携しながら、循環器病対策に取り組んでいます。詳細については、以下のリンクから確認できます。

まとめ

「健康ハート・シンポジウム2025」は、循環器病予防の重要性を再認識し、今後の取り組みを考える貴重な機会となります。シンポジウムの詳細は以下の通りです。

項目 詳細
イベント名称 健康ハート・シンポジウム2025
開催日 2025年7月9日(水)
配信時間 16:00~18:10(予定)
参加費 無料
開催形式 Zoomハイブリッド形式
Web参加登録 こちらから

このシンポジウムを通じて、循環器病の予防に関する知識を深め、今後の健康維持に役立てることが期待されます。

参考リンク: