6月26日発売『特殊清掃の現場で見たリアルな死』女性清掃員の体験漫画
ベストカレンダー編集部
2025年6月26日 12:24
特殊清掃コミック発売
開催日:6月26日
女性特殊清掃員が描くリアルな死の現場
株式会社竹書房は、2025年6月26日(木)に新刊コミックエッセイ『特殊清掃の現場で見たリアルな死』を発売します。この作品は、女性特殊清掃員の小島美羽さんが3000件以上の特殊清掃や遺品整理の現場に立ち会った体験を、漫画家のポレポレ美さんが描いたものです。
小島美羽さんは、自身の父の死をきっかけに特殊清掃の仕事に就くこととなりました。彼女の経験を通じて、テレビでは決して放送できない過酷な現場の実情が明らかにされます。病死、自死、殺人現場など、数多くの孤独死に関するリアルな現場を描いたこの作品は、読者に深い理解を促す内容となっています。
作品のあらすじと目次
本書のあらすじは、特殊清掃の仕事を通じて直面するさまざまな現場を描写しています。小島美羽さんが体験した出来事を基に、以下のような目次が構成されています。
- 第1話 熱中症で亡くなられた故人様の現場
- 第2話 持病による孤独死の現場
- 第3話 冬に潜む恐怖ヒートショック 前編
- 第4話 冬に潜む恐怖ヒートショック 後編
- 第5話 コロナ禍以降の特殊清掃の現場
- 第6話 死はある日、突然やってくる
- 第7話 ゴメン、そしてーー
- 第8話 若手社員の苦悩
- 第9話 清掃中に起きた驚愕事件
- 第10話 殺人事件現場の特殊清掃
- 第11話 血のコンテナハウス
- 第12話 育児疲れの果てに
- 第13話 壮絶なゴミ屋敷 前編
- 第14話 壮絶なゴミ屋敷 後編
- 第15話 世にも奇妙な体験 前編
- 第16話 世にも奇妙な体験 後編
- 第17話 無力さを感じた日
- 第18話 私の一番心に残る現場
- 第19話 社長の一番心に一番残る現場
各話において、特殊清掃の現場での実際の体験や、そこに潜む人間ドラマが描かれています。特に孤独死や自死、そして殺人事件の現場における清掃の様子は、読者に衝撃を与えることでしょう。
作品の見どころ
本書の見どころは、特殊清掃の現場で直面する様々なケースにあります。以下に具体的なケースを挙げてみましょう。
- CASE1:泳がないと進めない大量のゴミと凄まじい異臭を放つ孤独死の部屋
- CASE2:誰にも迷惑をかけないよう壁に遺書を残し自死した故人様の部屋
- CASE3:辺り一面血だらけ――凄惨な殺人事件が起きたコンテナハウスの清掃
これらのケースは、特殊清掃という仕事の過酷さや、そこで働く人々の心の葛藤を浮き彫りにします。特に、孤独死の現場では、故人の人生やその背景を考えさせられる内容となっています。
書誌情報と作家情報
『特殊清掃の現場で見たリアルな死』は、以下の書誌情報で発売されます。
| 書籍名 | 特殊清掃の現場で見たリアルな死 |
|---|---|
| 原案 | 小島美羽 |
| 漫画 | ポレポレ美 |
| 発売日 | 2025年6月26日(木) |
| 定価 | 1,430円(税込) |
| 判型・ページ数 | A5・144ページ |
原案の小島美羽さんは、1992年8月17日に埼玉県で生まれ、2014年より遺品整理クリーンサービスに所属し、特殊清掃の現場に従事しています。彼女は孤独死の現場を再現したミニチュアを制作し、国内外のメディアで話題となりました。
漫画を手掛けるポレポレ美さんは、数々の作品を持ち、2020年にはピッコマアワードで受賞歴もあります。彼女の描く独特なタッチが、本書の内容をより一層引き立てています。
まとめ
『特殊清掃の現場で見たリアルな死』は、女性特殊清掃員の実体験を基にしたコミックエッセイであり、孤独死や特殊清掃の現場のリアルな姿を描いています。特殊清掃という職業の重要性や、そこで働く人々の心情に触れることができる作品です。
この作品を通じて、特殊清掃の現場に対する理解が深まることが期待されます。詳細は竹書房の公式サイトで確認できるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
| 書籍名 | 特殊清掃の現場で見たリアルな死 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年6月26日(木) |
| 定価 | 1,430円(税込) |
| ページ数 | 144ページ |
| 公式サイト | 竹書房公式サイト |
このように、特殊清掃の現場に関する貴重な情報と、リアルな体験が詰まった本書は、多くの読者にとって興味深い一冊となるでしょう。
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