7月1日開始、全国ファミマで熱中症対策動画放映へ

大塚製薬とFamilyMartVisionによる熱中症対策啓発活動

2025年6月27日、株式会社ゲート・ワンと株式会社データ・ワンは、大塚製薬株式会社および株式会社ファミリーマートと協力し、全国47都道府県で「熱中症対策啓発動画」の放映を開始することを発表しました。この取り組みは、地域ごとのオリジナルコンテンツを通じて熱中症対策についての注意喚起を強化することを目的としています。

2024年7月には、30都府県で制作した啓発動画が放映され、多くの地域での反響を呼びました。今回の拡大により、全国47都道府県において、地域の特色を生かしたコンテンツが提供されることとなります。これにより、生活者へ効果的に熱中症対策の情報を届けることが可能となります。

実施概要と放映内容

今回の取り組みは、熱中症による救急搬送者が増加する時期に合わせて行われます。具体的には、以下のような詳細が設定されています。

• 放映期間：2025年7月1日（火）～7月14日（月）の11:00～17:59
• 動画秒数：15秒（1時間に6回放映）
• 放映店舗：全国47都道府県のデジタルサイネージ設置店舗約10,400店
• 放映内容：各都道府県ごとのオリジナル熱中症対策啓発動画（15秒）

放映内容は、地域のキャラクターや方言を活用した親しみやすいコンテンツで構成されており、視聴者にとってより身近なメッセージとして受け取られることを目指しています。

FamilyMartVisionの役割

FamilyMartVisionは、全国47都道府県に展開するファミリーマート店舗内に設置された大画面のデジタルサイネージです。このメディアは、毎日1,500万人以上の来店客に対して、エンタメ情報や地域情報など多様なコンテンツを配信しています。

ゲート・ワンは、このFamilyMartVisionを通じて、地域に密着した情報発信を行うことで、公民連携の新たな形を実現しています。具体的には、エリア別や時間帯別のターゲティング配信を行い、視認率や購買に関する広告効果の可視化を図っています。

株式会社ゲート・ワンと株式会社データ・ワンの概要

この取り組みを支える株式会社ゲート・ワンと株式会社データ・ワンについて、以下にそれぞれの概要を示します。

株式会社ゲート・ワン

• 代表者：代表取締役社長CEO 藏田 一郎
• 所在地：東京都港区芝浦三丁目1番21号
• 資本金：990百万円（資本準備金495百万円を含む）
• 設立：2021年9月24日
• 事業内容：デジタルサイネージへのコンテンツ配信を行うメディア事業
• ホームページ：https://gate-one.co.jp

株式会社データ・ワン

• 代表者：代表取締役社長 国立 冬樹
• 所在地：東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング 5階
• 資本金：990百万円（資本準備金495百万円を含む）
• 設立：2020年10月27日
• 事業内容：小売事業者が保有するデータを活用したデジタル広告配信事業ならびに広告代理店事業
• 出資比率：株式会社アイエフピー（伊藤忠商事株式会社55%、ファミリーマートグループ45%）：55%、株式会社NTTドコモ：40%、株式会社サイバーエージェント：5%
• ホームページ：https://data-one.co.jp

まとめ

大塚製薬とFamilyMartVisionの連携により、全国47都道府県での熱中症対策啓発活動が実施されることが発表されました。この取り組みは、地域に根ざした情報発信を行い、熱中症の予防に寄与することを目的としています。地域ごとのオリジナルコンテンツを通じて、視聴者にとって身近な情報を提供し、熱中症対策の重要性を訴求します。

このように、今回の取り組みは熱中症対策における公民連携の新たな形を示しており、地域の特色を生かした情報発信が期待されています。